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テーマ:読書(8533)
カテゴリ:【読書】手帳・ノート・文房具
本のタイトル・作者 3スプリットメモ術 「手書き・3分割」で情報を整理する [ 大西恵子 ] 本の目次・あらすじ 1章 仕事は手書きのメモでうまくいく 2章 3スプリットメモの基本ルール 3章 自分の課題・問題を3スプリットメモで整理する・初級編 4章 自分の課題・問題を3スプリットメモで整理する・上級編 感想 2023年041冊目 ★★ うーむ。 こういうメモ術系の本が好きでよく読むのだけど、およそ活かせていないので読むだけ無駄なのでは?と思ってきた。 メモ取ることも減ったしね…。 仕事だと、メールやメモや資料も、全部OneNote。 検索機能、便利。 たまにノートすら「Ctrl+Fを押させてくれ…」と思う。 これは、ノートを3分割にして、あらかじめ情報を書くところを決めておきましょうという内容。 基本的にT字型にノートを分割し、上部に 1 客観(事実) 下部の左右にそれぞれ 2 主観(意見・考え) 3 あとで(調べること、質問したいこと、気がかかり、モヤモヤ) に分けて書くというもの。 書くべき場所の定位置がフォーマット化されているので、情報を整理しやすく、検索性も高い。 ただ、フォーマット(T字型)に書く基本は同じなのだけれど、「こういう時(読書内容の記録/人事面談/etc)はこういうことを書く」のバリエーションが多すぎて、私はそれが覚えられない感じ。 そしてこの「客観・主観・あとで」の分け方、齋藤孝「3色ボールペン情報活用術」を思い出した。 3色ボールペンの方は、 1 客観(特に重要)…赤 2 客観(重要)…青 3 主観(意見)…緑 で、私としては「重要」と「特に重要」のレベル分けが難しかった。 スケジュール帳にもよく色分けで「赤は重要、青はふつうの予定」みたいな分け方をしている人がいるけど、私は重要性の切り替えが色とリンクしないというか、大切と言えば全部大切だし…となっちゃう。 今回の「3スプリットメモ術」は、「主観」「客観」ともうひとつが「宿題」みたいなイメージ。 「やること」を書くのでわかりやすい。 逆に3色ボールペンもそういう色分けにアレンジしてもいいかもしれない。 本編のメモ術とは関係ないところで目に止まったのが、「本の情報量とセミナーや講座の情報量の違い」。 2時間の講演・セミナーが300字/分×120分=3万6千字であるのに対し、1冊の本は400字/枚×300枚=12万字で、本から得られる情報量は3倍。 どうりで! いや、会社から薦められたり義務として参加するセミナー。 午後いっぱいをかけて参加しても、なんというか「これなら本読んでたら良かったな」と思うことが多くて。 その場での新しい人との出会いとか、そういうものは一人で本を読んでいては得られないものではあるんだけど、講師が話す内容が女性の働き方系とかだと、「ああそれ〇〇の本に出てましたね」「それは〇〇の本の引用ですね」「この資料は〇〇からですね」と分かっちゃう。 そして「いやそれもう本で読んだので…」となることが多い。 何でなんだろうなあ、と思ってたけど、そもそもの情報量に差がそれだけあったのか。納得。 今回のフォーマットで使えそうだなと思ったのは、やはり情報の整理方法のエッセンス。 メモを漫然と取っていたけど、そこに「主観・客観・あとで(TODO)」という意識をもって情報を整理しながらメモを取るようにしよう。 引き継ぎの際は、上段に「自分が抱えている仕事」、左下に「引き継ぐために準備すること」、右下に「引き継ぎ人、内容、タイミング、気がかりなこと」を書き出すといいのだそうだ。 そして上段の業務には難易度も併記する。 これも参考になりそう。 というのも私、すったもんだあった挙げ句(子会社から「ぜひに」と出向の声掛け頂いたけど、自分の部署の上司の上司から意向確認もされないまま『出向不可』と却下され、私が直訴。人事部が間に入り、今の会社から『出向可』のお許しが出た)、春から別の会社に出向して働くことになりました。 勤務地も遠くなるし、二交代勤務のシフト制だし、時間帯も定形じゃなく、土日も勤務がある。 仕事内容もまったくやったことがないことで、はっきり言って条件が良いわけじゃない。 それでもねー、もう今のところの人間関係が嫌すぎて!! よく考えたら、「今の条件のまま転職したい」「新しいことにチャレンジしたい」という私の希望がすべて叶った形であるので、不安もあるけれど、今は春からの変化を心待ちにしたいと思います。 転職してイチから出直したと思ってがんばります。また役職つきだけど。 ほら、年明けに引いたおみくじも大吉で、そこには「何事も心を正直に強く持ち、物事に退屈せず信心怠らず勤めれば、時至りて後にはおおいに仕合せよくなります。騒がず時を待ちなさい」と書かれていたし。 縁談の項には、(縁談ではないかもしれないが、ある意味縁談やん?)は「他人の妨げあれど末永く思えば心の通りになります」とあったもの。 (ちなみに争事は「自我をおさえよ」。笑) で、引き継ぎを始めたい。 のに、引き継ぐ人がいない!!笑 うそやん…。ってなってる。今。 とにかく引継書と手順書を作成しなくてはだ…。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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