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三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>

三線マンが行く!!<世界一周編・A-side>

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2008.08.22
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毎度毎度、アホなことばかりで貴重な皆様の時間を割かせて頂いていますが、
そろそろマジメなことを書かないと本格的に「ただのアホ」として
認識されてしまいそうなので、たまにはマジメなことを書きたいと思います。


さて、先日まで私が2週間に渡って滞在したボルネオ島。
神峰キナバル山を中心に深く濃い緑に覆われた自然豊かな島です。
車で1時間も行けば、もうそこは熱帯の濃厚な香りが立ち込めるジャングル。
オランウータンやアジアゾウをはじめ、さまざまな野生動物や、
固有の植物、虫、その他多くの生き物たちがひっそりと暮らしています。

一見するとそんな大自然に覆われているように見えるこの島ですが、
年々島のいたるところで開発が進み、その生態系が崩されてつつあります。

今、一番問題になっているのが油を採るために作られている
大規模なパーム椰子のプランテーションです。
先日、ジャングルを練り歩いたキナバタンガン川流域、
一応建前上はWWF指定の保護区となっていますが、
あくまでそれは川の周辺でのはなしで、そこに至るまでの道の両側は
すべて椰子の木のプランテーションです。
一箇所、国道沿いの高台に立つガソリンスタンドから
広大な森を見渡したことがあるのですが、そこに広がっていたのは、
野生の森ではなく、見渡す限り、一部の隙もないほどの椰子の木でした。
実際に、保護されているのはサバ州のジャングルのおおよそ15%程度。
それ以外の場所では開発が黙認されているということです。

「でも、住宅地とか工場、ゴルフ場じゃないだけマシじゃない?」
などという意見もあるでしょうが、それはあまりにも安直な考え。
我々の考えも付かないほどの複雑さと必要性をもって、
ひとつの大きな「生態系」を作り上げているのが「森」です。

それを少しでも捻じ曲げるということは、
その複雑に築きあげられた生態系を破壊することに他なりません。
椰子の木のみで生態系を作れるはずがない。
例えば、皆さんの街が住宅地だけで、スーパーやコンビニ、
銀行や会社、その他、住宅以外の一切のものが無くなったら、
皆さんは生活することが出来ますか?

それと同じことです。

ただ、やはり島の人も豊かになりたいのは同じだし、
そのプランテーションによって、多くの雇用が生まれているのも
また事実といえましょう。島にとっての貴重な収入源、
それがヤシ油でもあります。

島の人にも幸せになってほしい。幸せでいてほしい。

だから、正直正面切って「No!!」と叫ぶには私は若干抵抗があります。


ただ、やはり私たちはこういった事実を知っていなくてはならない。
ノホホンと旅をしながら「わー、ボルネオの自然ってすごいなー」
と喜んでいる傍らで、何が起こっているかを

我々はきちんと自覚しなくてはならない。

ジャングルを切り開いて、自分たちの都合のいいものだけを植えるという、
狂気としか言いようのない行為を、切り開かれる森の悲鳴を、
住処を年々奪われている動物たちの叫び声を、
赤土で真っ赤に染まった川の悲壮を、

無視できない日が近い将来、来ることでしょう。

ジャングルを歩いていたとき、川の向こう側から
チェーンソーの音と木が切り倒されるメキメキという悲惨な音が
ジャングルに響き渡っていました。

この音を、無視できない日が、もうそこまで来ているはずです。

ちなみに、マレーシアの自然が抱える問題はこれだけではありません。
ボルネオ以外でも、マレー半島で進む開発の問題、
パーム椰子以外にも大規模なゴムのプランテーション、
そして、昔から森で暮らしてきたオラン・アスリと呼ばれる原住民たちのこと。
もともと「土地」という観念を持たず、ジャングルを広く移動しながら
暮らしてきた彼らの居場所を今から数十年前、後から入ってきた
中国人や白人が、「法律」を立てにして原住民を追い出し、
無理やり自分たちの「土地」としてしまい、原住民たちは泣き寝入りするしか
ないという問題も、未だ解決されていないことのひとつです。

ちなみに、これは他人事ではありません。
我々も嘗て北海道でアイヌの人々に同じ非道をしていた
「日本人」の末裔だということを自覚しなくてはなりません。

私は、活動家ではないので、自然保護や民族保護を訴えたりはしませんが、
とりあえず、皆さんに知って頂きたい事実がそこにあるということだけ、
書いておこうかと思います。

皆さんの普段使っている油やゴムは
多くの犠牲の上に成り立っているということ。

なんとなく、心の片隅にでも留めておいて下さい。




     *      *     *      *     *

今回の旅で、資金面で協力して下さっているスポンサー様、
堀明則さんのブログです。

香港で起業した社長の和僑のススメBlog

その堀氏が経営する会社のサイトです。

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Last updated  2008.08.23 00:22:11
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