『はやぶさ』。
小惑星探査機はやぶさは、七年間の長い旅の果てに、小惑星イトカワへの探索を終え、母なる星、地球に帰還しました。その間には、行方不明になって、みんなではやぶさの電波を探したこともありました。また、帰還途中ではエンジンが壊れてしまい、もはや帰還できないか、と危ぶまれました。この時もみんなの知恵で壊れたエンジンの生きている部分同士をつなぎ合わせて、片肺飛行(宙行)しながら地球をめざしました。満身創痍で地球にたどり着いたはやぶさは調査カプセルを届け、大気圏で輝きながら燃え尽きたのでした。はやぶさの栄誉を讃えるべく、プラモデルを作って見ました。本体価格1500円程ですが、塗料や筆や接着剤などを購入したので総制作費4千円程度。総制作時間、六時間程度。ねずみ色一色の部品に、色を付けていく作業が最大の難関でした。うまくできたとは言えないけれど、満身創痍な感じがはやぶさらしくて、感無量です。