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シュタイナーから読み解く神秘学入門

シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2012年10月01日
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カテゴリ:神秘体験空間
 以前、紹介した以下のサイトのモーリス・ドリール著「療法の眞義」をいま読んでいるのだが、この書から、カタカムナの意味が、なんとなくだが浮かびあがってきた。
 
 知足自愛
 http://blog.livedoor.jp/k12345kk-12345678910/archives/5778606.html

 カタカムナは、31の「〇に・(点)」と「十字」などの図からなるが、これは人間の脊髄を表すのではないかと思う。

 人間の脊髄は、以下の「脊髄の構造の図」により、33の部位からなることがわかる。

 脊髄の構造の図
 http://health.goo.ne.jp/medical/mame/karada/jin011.html

 カタカムナの31は、2つ足りないが、それは恐らく脊髄の仙骨と尾骨の部位のことで、この部位は、「療法の眞義」によると、動物界と関係があるそうだ。動物界については黒魔術の領域なので、省いているのだろう。

 「33」という数を聞いて、フリーメーソンの33位階を連想する人は、かなりのオカルト通だろう。モーリス・ドリール著「療法の眞義」によると、メーソンの33位階は、人間の脊髄に由来するそうである。モーリス・ドリール自身、ブラザーフッド~というオカルト組織をつくっているようである。

 モーリス・ドリール
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%83%BB%E3%83%89%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%AB

 人間の脊髄のことを、聖書では、「蛇」と呼んでいる。実際、蛇の形だからだ。「療法の眞義」では、その辺の経緯が書かれている。オカルト(秘教)では、脊髄に沿って、「アストラル界」と呼ばれる4次元世界のチャンネルが広がっている、といわれている。

 実際、ヨガでは、脊髄に沿って7つのチャクラが説かれている。「療法の眞義」によると、最上部のチャクラは、松果腺にあたり、オカルトでは、その部位を洞窟に喩え、そこにキリストが住み、そこから、12の霊的センターを通じて、12の肉体のセンターに、宇宙エネルギーを送っているというのである。

 この松果腺は、古代では、第3の目と呼ばれ、いわば心眼であったそうだ。仏像が、この第3の目を表現するのは、心眼が開眼していることを意味するのだろう。

 クンダリーニとは、この心眼を開発することをいうようである。脊髄の下部から、脊髄の上部の松果腺まで、アストラル界の快が広がることであるようだ。クンダリーニとは以下を参考にして欲しい。

 クンダリニー
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%B3%E3%83%80%E3%83%AA%E3%83%8B%E3%83%BC

 「療法の眞義」によると、モーセも、キリストも、このクンダリーニを用いて、病人を治癒したという。病気とは、身体の陰陽のバランスが崩れていることなので、クンダリーニを用いて、再びバランスを回復させてやると、病気は治癒する。

 「療法の眞義」によると、古代では、アストラル解剖学が教えられていたという。シュタイナーが説く生命の樹のことである。シュタイナーも、医学の基本として、人間は4つの世界からなっていることを説くが、「療法の眞義」においても、名称は若干異なるが、同じく4つの世界を説いている。

 クンダリーニとは、どうやら、アストラル界への昇天を意味するようだ!

 興味深いことに、アストラル界を、タオの領域に置き換えると、老子は、快のアストラル界のことを述べていることがわかる。

 端的にいえば、アストラル界とは、人間が思い描いた想念が、そのまま実現してしまう世界なのだ!

 だから、恐怖心などをもっていると、それがそのままモンスターとなって、自分を襲うことになる。逆に、慈悲心などをもっていると、それがそのまま善天使となって、自分を祝福することになる。

 つまり、アストラル界は悪人にとっては地獄で、善人にとっては天国なのだ!

 我々人間が、天国に行くには、恐怖心や、妬みや、憎悪などの悪い感情を、自らで捨てていかないといけない。それは自分の想念から生まれるので、自分で捨てるしかないわけである。

 天国は、自ら援けるものを援ける。

 とキリストが述べた意味がわかる。自分で自分を助けられない人は、他人を助けることはできないわけだ。

 さて、「療法の眞義」では、悪い感情は、人を、病気にさせるわけで、病気とは、そのまま感情を保持していると、地獄にいくことの警告でもある。苦しむのは、本人が、苦しみの由来となる想念を保持しているからなのである。

 だから、苦しみの由来となる感情や想念を解放させ、本人が自ら捨て去るような形にもっていく必要がある。抑圧された感情は、肉体に、腫瘍を形成させるので、抑圧する前に、解放することが肝要となる。

 感情を巧く制御できるようになると、骨髄の33の部位を、ヤコブが梯子を昇ったように、一歩一歩、天国に向かって昇っていくようになるそうだ。秘密結社は、そのことを友愛の感情と呼んでいるようである。

 だから、感情を制御する段階は、33段階あるということなのだろう。メーソンでは、いちいち区分けしているが、メーソン自体が、イルミナティに侵食されてしまったので、もはや逆の悪魔の地獄行きの蟻地獄といえるだろう。

 カタカムナは、ヤコブの天国への階段、梯子を意味しているのだろう。感情の制御の段階を表しているのではないだろうか。つまり、右回りのクンダリーニの蛇の図といえる。

 さて、このようなことを、老子は、第29章で説いている。その紹介は次回に譲る。 





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Last updated  2012年10月01日 20時15分18秒
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