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シュタイナーから読み解く神秘学入門

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2013年04月08日
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カテゴリ:軟弱日本を斬る!
 人間誰しも金銭を求めるのは、この世での生活レベルを向上させたいからだが、前回述べたように、そこに選民意識が加わると、人の下に人をつくり、地獄の競争世界や戦争までして、金銭を獲得し、他の犠牲の下に、自らの贅沢な生活を築こうとし、かえって精神腐敗が進むことを、八切史観を基にした日本の歴史を紹介することで、これまで再考を促してきた。

 物質世界は、3次元世界なので、誰かが所有すれば、誰かが奪われることになる。

 1%の金持ちたちがほとんど全てを所有すれば、その他の人類は、我慢しなくてはならない。人類のうちの僅かな連中が、物欲旺盛なため、他の人たちが、犠牲になるからである。だから、物欲は、人の精神を独立させることはなく、奴隷にすることは、サンヘドリンの歴史をみても明らかである。

 確かに生活レベルを向上させること自体は、幸福追求の1つの手段で、間違いではないが、他の人を犠牲にしてまで、追求することに無理がある。

 つまり、物欲は、何のために生活レベルを向上させたいのかをわからなくしてしまう。

 180度価値観を転換して考えてみれば、物欲とは、与えられた環境や、現状に満足できないモノへの見方からきている。

 この現状に満足できないモノの見方は、3次元世界の経験にどっぷり浸かることからきているわけで、この経験が、いわゆる洗脳の元凶といえる。

 例えば、3次元世界でも独占をやめ、1つのモノを多数で共有する物欲、つまり公平な所有の価値観を獲得すれば、物欲の奴隷にならずにすむ。そのために、法ができたのだが、法もまた1つのモノの形態で運用する限り、物欲の奴隷となる。

 だから、そのためには、3次元世界というのは、1つのモノは、1つの空間とある時間にしか存在できないので、例えば、時間の方を分配して、共有するような概念、いわゆる4次元的価値観を獲得しなければいけない。従って、法の運用には、公平でなければいけない。

 この価値観は、貯金の利子や株取引などでも既に用いられているが、大半は増えることを前提にしているので、かえって物欲を高め、独占を煽ってしまう弊害を起こしている。

 仏教では、この物欲を執着心と呼んでいるが、あらゆる宗教の目的とは、実は4次元的な価値観の獲得にある。4次元的な価値観をいかに獲得するかで、宗派に分かれるわけだ!

 さて、物欲の最たるものは異性の獲得である結婚だと思うのだが、単純に考えて、離婚するのなら、なぜ結婚するのだろうか? それは、自分の価値観が未熟だからである。

 そこで、4次元的な価値観の獲得の再考のために、「八切式姓の法則による現代離婚状況」を御馴染みのサイトから以下に抜粋紹介する。断っておくが、占いではない。モノの見方を変更する切欠を与えるものである。

 ☆  ☆  ☆

 「どうしても夫婦別れをしたい」という女性が訪れてきた。知人の奥さんである。

 なにしろ数年前の統計では七分十七秒に一組の離婚と聞いているが、今や無届け結婚の離婚を入れるならば、それは届け出結婚より、はるかに離婚数が上回るそうだから驚きである。

 「旧姓は」と聴くと「川崎です」と答えた。

 それで言いにくかったが思い切ってはっきりと言った。

 「あんまり結婚には向きませんね・・・・」と。

 「何故です?」途端に顔色を変えた。

 離婚する、と言いに来たくせに憤然として気色ばんだ。

 「カのつく姓は、政治家の河崎なつ女史、神近市子、画家の桂ユキ子、女優の加賀まりこ(本名加賀雅子)、美空ひばり(本名加藤和枝)、みんな御立派すぎて独身者ばかりですよ」と私は教えた。

 並べた名前が良かったせいか、彼女はやや穏やかになって、犠牲者のようなつつましやかさで、暫くしてから「どうして、でしょう?」と唇を開いた。「あなた、謡曲を知っていますか」と聞いた。「里の父が、ずうっとしてます」と言った。

 「なら<義経記>の中で・・・・安宅の渡しを越え、根上り松につきたもう、ここは白山権現に布施をたむけるところなり、いざや白山を拝まんと・・・・とでてくるのを知ってますか。古い鎌倉時代の<元享釈書>に、霊亀二年に天女が紫雲から先ず姿を現し、ついで養老元年四月に天女が、われこそは天照大神の母なりと、厳かに立ったと出ています。だから加賀の白山信仰が、昔から原住日本人には根強くて、この神の御子として、今日でもこの種族の女の人には”女性優位”という先入観が、宿命的にとても強いようなんです」

 と、怒らせないように相手の顔をみいみい話をした。

 「だけど、そんな古い話と今の私と、何の関係がありますの」とやはり彼女はむくれた。

 「いやあるんです。千年前の犬の性格と、今の犬の性格が一緒のように、あなただって、昔の女神だった頃の御先祖の血を引いていて、変わらないのですよ」と慌てて慰撫したところ、「・・・・・自由の女神が立っているのは、アメリカだけじゃないんですか 」ときた。

 そこで、「米国には、女神は港外に一人だけポツンと立っていますが、この日本では八百万(やおよろず)の神、つまり昔の人口が少なかった時代では、そのパーセンテージからしても、あなたらのような純日本女性は、たとえ器量が良くなく二号、三号の口はなくとも、みんなカミさんにはなれたのです」と、やってしまったところ、「皮肉なんですか・・・・・失礼な」と彼女は怒って帰ってしまった。

 すると翌日その夫が血相を変えてきた。これは面倒になったと思った。そこで、「君は久野と言う姓だろう。カのつく女は加藤でも河崎でも鹿島、川畑でも絶対にいかんよ」と高飛車にいうと、「何故です。カのつく女が合わない証拠でも有るんですか?」と絡むように言う。

 仕方がないから書庫から<雲陽実記>という古史料を出してきた。これには有名な尼子十勇士の先々代の尼子経久が、富田城を攻めた時、それに協力した出雲広瀬の原住民の鉢屋掃部(かもん)一族に出した感謝状が、ずらりと掲載されている。

 つまり、河本左京亮を筆頭に、賀茂氏、蒲生氏、河原氏、皮屋氏、貝塚氏と、ことごとくカ印が並んで、しかも女武者ばかりなのである。年代は永禄六年(1563)三月、川中島合戦の二年後の頃のものである。

 だいたい戦国時代には、原住民系の女が非常に勇猛果敢だったことは、徳川四天王の本田平八郎忠勝が、

 「俺が幼少の頃の女どもは、みな強くて、顔の眉毛は剃っていた。出陣する際は太い書き眉を付けたり、妖怪のように目の周りに墨の輪を書き込んで、槍をふるって戦場を駆けめぐったり、よき男と見れば股を押し開き犯す者さえいた。だから城攻めの時などは、手剛い城内の女を人質に取って、これを張り付け柱にかけた。質屋でも値打ちのないものは担保にとらぬように、合戦でも女の方が強く価値があったから人質に取ったまでである。しかるに天下太平となるや、武家の女房は古式通りに眉はすり落とすが、おとこはからっきし意気地がなくて話しにならん」

 と1769年に末孫の本田忠顕が書き写したものが家伝史料の本に残っている。それを見せたところ、あまりショックが強すぎたのか、かび臭い古書から目をさけ、げっそりしていた。そして、「姓とはこんな先天的な運命があるものですか」と、彼は驚嘆して呟いた。

 「名前の方は吉永小百合にあやかって同名の小百合と付けても、そうはゆかんが、姓だけは決定的だね」と、先ず教えてやってから、

 「君の姓の”ク”というのは<とじこめ字列>の姓なんだ。つまり五、六世紀頃から次第に日本列島に、その数を増してきた大陸系の混血勢力に対して、西暦781年の天応は(辛酉)という年号の時、原住民の純日本系がこれに決戦を挑んだのだ。

 その時点、女将をもって指揮系統にした女神を奉ずる方は、軍団編成に当たって、秋田(ア)、加賀(カ)、佐渡(サ)、但馬(タ)、那古野(ナ)といったような郷土師団の分列隊制を取ったらしいんだ。

 そして、秋田部隊の第一大隊は青森(ア)隊、第二大隊は岩手(イ)隊といったように組織したときに、必勝の信念を持っていたから、外来の大陸系を捕虜にして、これを二個大隊の中間に挟み込むように、逃亡を妨げるため、ウクスツヌフムユルと中間の横一列を空けておいたんだ」

 「・・・・すると私の祖先は、大陸流れ者で、捕虜にされたんですか」と奇妙な声をだした。「いや進駐軍が勝ったから、捕虜は原住民系さ。しかしウクスツの字列の姓は、すでに六世紀当たりから、外来人の姓として決まっていたらしく、当時の言葉で言うと、”今来漢人(いまきあやひと)”だが、天武帝の八色姓(やくさのかばね)から、ウは宇佐、クは曲玉(くがたま)、スは菅原、ツは津連(つむらじ)、ヌは沼連(ぬまむらじ)、フは葛井(ふじい)、船連(ふなむらじ)、藤原、ムは向井、ユは<日本書紀>に出てくる、弓月君百二十県の人民を従えて来朝の弓月(ゆづき)、湯葉と、大陸渡航者の姓氏になっていたから、ウクスツヌの発音が以前にあって、それをサンドイッチにして、原住日本系の当今のアイウエオは、それから出来たのかもしれんのですよ」

 「すると僕は今度は何姓と結婚すればいいんですか。又離婚は嫌ですから」といったそこで、「姓の上のウクスツヌなら同系だから最高です。それでなけれはその前列のイ行の女の人がいいでしょう。

 だいたい君は女を奴隷にして裸にして売るような、大陸渡来の血を持つ<男尊女卑系の亭主関白型>だろう。奥さんはこれぞ女神の生まれ変わりの<カカア殿下型>だから、これじゃ両雄並び立たずで、何かと意見が合わず、いつか離婚になるのは当然なんだよ。まあスタイルや顔に惚れるより、この次は姓をよく確かめるんだな」と私は帰してやった。

 それではカのつく男はどうかといえば、故人で代表的人物は「梶山季之」であろうか。この他、加賀乙彦、開高健、柏原兵三、川口松太郎、川端康成、川上宗薫と並べてみれば、カのつくのは男もその方では相当なものであることが判る。当代では政治家で梶山、加藤、管なども居る。タレントや俳優では桂三枝(本姓河村)、長門裕之(本姓加藤晃夫)江守徹(本姓加藤徹夫)なども居る。

 ということは、カのつく姓の男は極めて精力型であるともいえる。そうしたバイタリティは陶芸の加藤唐九郎や、「河原者」と呼ばれたかっての名残を、「河原崎長十郎」として今に伝える前進座のボスや、加藤大介(故人)にもいえる事で、この一族は芸名といえど、アカサの沢村貞子、タナの長門裕之、ハマの牧野ミツオと、このア横列を襲名しているし、河竹黙阿弥の流れをくむ座付作者や演芸評論家にもこの姓は多い。

 こうした根強さは、やはり室町時代の<一条兼良日記>で、「乞食のごとし」と蔑まれた能にもいえ、「観世元正」のようにそのまま姓に用い今に伝えている人達もある。つまり、「執念」というのもこの姓を持つ人の最大な特色なのである。とくに江戸初期までは「かわた」といった集落が在ったので、河田、川田を名乗る人は、男は反骨的で、女も気性が烈しい。

 ☆  ☆  ☆

 上の話は、八切止夫氏が、日本の古代史から導出した八切式姓の法則を基に解説したものである。つまり、3次元的価値観は、日本の歴史を通じて洗脳されてきた記憶でもあるので、まずは、自分のなかに、古来から流れてきた洗脳の法則を調べてみるのも興味深い。

 次回にその八切式姓の法則を、あるサイトから抜粋紹介する。 





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Last updated  2013年04月08日 13時40分17秒
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