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再出発日記

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2005年09月05日
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二人の少女の売春に関する話かと思うと相当違う。
韓国版「罪と(罰)」(^^;)

「サマリア」
監督・脚本・編集・美術監督 キム・ギドク
クァク・チミン ソ・ミンジョン イ・オル

キム・ギドクの作品は「悪い男」に次いで二作目。
相変わらず心理描写を拒否した演技。
それがまた画面に不思議な緊張感を呼ぶ。

ただし私は
「エレニの旅」と比べるから余計に思うのかもしれないが、
ちょっと中途半端な気がした。
もっといらない台詞を排除したなら、
現代劇から神話伝説にまで昇華したのに。

「サマリア」とはユダヤ人から見た異教徒たちの土地の名前らしい。
ここに出てくる男たちはみんな罪の自覚を持つ新教徒であるが、
女の子二人は異教徒の土地「サマリア」の女であっただろう。

途中、墓参りの場面がある。
韓国はあのような土饅頭が墓なのである。
一人ひとり土葬で祀ってある。
土地が足らなくなるのではないか。
その心配は不要である。墓参りしなくなったら土に還る。
あの墓は韓国式昔(新羅時代)の古墳と同じ形。
墓の前で行う直会(なおらい)。
あの参り方(お供えは豪勢ではなくキムパブとチンロのみ)は
彼の誠実で素朴な性格が現れていてよかった。

ラストは納得。むしろ説明のしすぎ。






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最終更新日  2005年09月06日 01時07分59秒
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