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2007.11.26
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カテゴリ:昆虫(カメムシ)


 我が家の庭もすっかり冬の様相を呈し、新顔の虫なんぞもう来ないと思っていたら、昨日の朝、スイレンボクの葉の上に小さなハチの様な虫が居るのに気が付いた。

 早速マクロレンズで覗いてみると、ハチではなく、何とヨツボシヒョウタンナガカメムシ(四星瓢箪長亀虫)であった。体長6mm強のナガカメムシ科に属すやや小さなカメムシである。


ヨツボシヒョウタンナガカメムシ1
スイレンボクの葉の窪みに這いつくばるヨツボシヒョウタンナガカメムシ(2007/11/25)



 このヨツボシヒョウタンナガカメムシ、タデやイネ科の雑草の子実を好んで吸汁し、この町の色々な空き地に棲息している。特に、少し奥に行った所にイヌタデやエノコログサ(ネコジャラシ)が沢山生えているところがあり、其処ではこのカメムシが正にゴマンと居る。しかし、我が家にはその様な植物は無いので、来ることはないだろうと思っていた。

 屹度前日の夕方、何処かへ移動中に我が家に立ち寄ったのであろう。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ2
ヨツボシヒョウタンナガカメムシの顔.単眼を持つと言うが

何処にあるのか分からない(2007/11/25)



 このカメムシも、先日のヨモギヒョウタンカスミカメと同じくアリの様に活発に歩く連中で、形勢不利と見るとスタコラサッサと足早に逃げてしまう。写真を撮る方にとっては、些か厄介な虫なのである。

 しかし、まだ陽が射していないので体が温まらず、葉っぱに張り付いてジッとしている。珍しく、写真が撮り易い。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ3
陽に当たって元気の出たヨツボシヒョウタンナガカメムシ(2007/11/25)



 既に紹介したスカシヒメヘリカメムシアカヒメヘリカメムシヒメナガカメムシ等も子実を吸汁するカメムシである。しかし、稲やその他の農作物には余り被害を与えない様で、害虫としては殆ど無名である。

 一方、このヨツボシヒョウタンナガカメムシはどうかと言うと、一応、斑点米カメムシとしてその名が知られている。しかし、アカスジカスミカメやアカヒゲホソミドリカスミカメの様な「大害虫」ではなく、それ程の悪者では無いらしい。

ヨツボシヒョウタンナガカメムシ4
葉の先端に進出したヨツボシヒョウタンナガカメムシ(2007/11/25)



 その内、スイレンボクにも陽が射してきた。葉っぱに這いつくばっていたのが、段々と体を伸ばし、やがて葉の先端に陣取った。間もなく何処かへ飛んで行くのに違いない。







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最終更新日  2007.11.26 13:01:50
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