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偐万葉田舎家持歌集 (そのほか)楽天ブログ 【ケータイで見る】 【ログイン】
偐万葉田舎家持歌集
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  このブログは、けん家持が自転車(銀輪)であちらこちらを気ままに散歩し、万葉調の歌などを作って掲載しています。
  和歌は「偐家持」の名で作り、俳句は「筆蕪蕉」の名で作っています。戯れ歌や戯れ句は、時に「偐定家」など「偐〇〇」その他適当な名前、を使うことがあります。

  また、友人であり、敬愛する師でもある智麻呂氏の絵も紹介しています。

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偐万葉田舎家持歌集 [全1052件]

2012年5月25日楽天プロフィール Add to Google XML

大学の同期会  (6) 
[ 友人ほか ]  

  本日は大学の同期会で心斎橋まで。
  午後6時からということで、5時頃に家を出ました。黄昏迫る頃の外出。蝙蝠ですな。
  難波から心斎橋まで、久々に雑踏を歩きましたが、一筋手前で右折してしまいました。直ぐにそれと気付きましたが、そのまま進み、次の脇道を左に入って、本来の通りへと向かいました。
  そのお陰で山頭火と出会いました。心斎橋にも山頭火が居られたのですな。「ら~めん山頭火」でありました。

ここにも山頭火.JPG

  今回、この店は何の関係もないのでありますが、山頭火とあっては見過ごす訳にも行かず、写真に撮りました(笑)。

  さて道を間違ったか らーめん屋がある (心斎橋山頭火)

   (元句) さてどちらへ行かう 風が吹く (種田山頭火)

                     <この項、6月26日追記>

  会場はいつもの中華料理の店です。
  このところは、毎年5月と11月の最終金曜日ということに決めて、関西近辺在住の同期で同期会を開催しているのであります。
  今日はいつもより盛況、参加者が20名もありました。
  常連組の古◎、堀◎、前◎、佐◎、山◎G、山◎D、黒◎、出◎、中◎、谷◎、広◎、油◎氏と小生の13名に小◎、大◎、藤◎の3氏、初参加の櫨◎、三◎、西◎、深◎4氏を加えての総勢20名で、これまでで最多人数の参加となりました。
  常連組の守◎、道◎、竹◎、田◎、仲◎氏らが所用ありで不参加であったのは残念なことでありましたが、新顔その他の参加で賑やかなこととなりました。今回初参加の三◎氏と深◎氏とは以前にも顔を合わせて会食したこともある仲であったが、櫨◎氏と西◎氏は卒業以来の再会であり、その「変わり果てよう(笑)」も面白く、また昔の面影がほの見えてあるのも嬉しく、懐かしさもひとしおでありました。
  山◎G氏の発声で乾杯、各人近況などを紹介し合って、歓談、飲食、旧交を温めました。8時半頃にお開き、7月の同窓会総会と次回11月同期会での再会(再会できる人は再会しよう程度の)を約して別れました。前◎君と近鉄難波駅まで、雑談しながら歩いて、駅ホームで彼とも別れて家路に・・蝙蝠も帰宅であります。今回も谷◎氏には連絡とその取りまとめのお世話をお掛けし感謝です。(同君曰く)「365連休のNHK(Nihon Himajin Kyoukai日本暇人協会<組合だったかな?>)の人間」とは言え、お忙しい中、有難うございました。

 

 




最終更新日時 2012年5月26日 11時30分36秒
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2012年5月22日

偐万葉・ビッグジョン篇(その12)  (17)
[ 偐万葉 ]  

偐万葉・ビッグジョン篇(その12)

  本日は偐万葉・ビッグジョン篇であります。
  ビッグジョンさんの花その他の写真と偐家持の戯れ歌とのコラボ第12集であります。
  
<参考>過去の偐万葉・ビッグジョン篇はコチラからどうぞ。
    
    ビッグジョンさんのブログはコチラからどうぞ。

     偐家持が歩麻呂に贈りて詠める歌18首併せ俳句1句
             並びに歩麻呂が作れる歌2首

桜には 遅れにしわれ 山吹の 山訪ね見む 井手の玉川

     歩麻呂が返せる歌2首

(いにしへ)の 貴人(あてびと)植ゑし 山吹の
          花訪ね()よ 井手の玉川 (歴史知らず)

歩をとめて なほ水買はむ 初夏(はつなつ)
          日差しは強し 汗の玉川 (汗人知らず)

 20120412玉川(京都府井手町)の桜.jpg 20120415シデコブシ(幣拳、四手辛夷).jpg

木蓮は 言はずも朱華(はねず) (すもも) 辛夷(こぶし)も何ぞ 桜に劣る(百花歩麻呂)

春花は 桜のみかと 言ふ君も 花は桜と 能勢の黒川 (偐桜持)

 20140417川西市黒川地区・桜の森.jpg

弘川は 花の盛りに 春訪ねむ
         その如月の 望月の頃 (歩行法師)
  (本歌) 願はくは 花の下にて 春死なむ
                 その如月の 望月の頃 (西行法師)

思ほえど 未だ踏むを得じ 弘川の
             寺のうらなる 花山の道 (歩式部内侍)
  (本歌) 大江山 いくのの道の 遠ければ
                 まだふみも見ず 天の橋立 (小式部内侍)

若水を 汲むや少女(をとめ)の ゐ群れ行く 泉のかたへ 堅香子の花
  (本歌) もののふの 八十をとめらが ()みまがふ
                     寺井の上の かたかごの花
                      (大伴家持 万葉集巻19-4143)

 20120420カタクリ.jpg

家持の (かへる)の道の 今庄に
          歩麻呂かたかご 見むとや来しか (蛙麻呂)
  (本歌) 可敝流廻(かへるみ)の 道行かむ日は 五幡(いつはた)
                    坂に袖振れ われをし思はば
                       
(大伴家持 万葉集巻18-4055)

 20120421今庄宿.jpg

春山は 笑ひ過ぎたか 今日の雨
           まだ滴れる ほどにはあらね (春山夏子)

春山は をのこ相手の 店なれば
           額田は言へる 秋山われは (額田駅前店主)

 20120430山笑う.jpg

  花見酒 さくらにあらず つつじかな  (不詳詠人) 
  にほへをとめと 咲ける今宵は     (偐家持)

 つつじ20120402.jpg

大和には (さは)に川あれ とりよろふ 飛鳥の川ゆ 出で立ちて 川廻りせな 川の辺は 風もさやさや 川原は 花ぞ咲き咲く うまし川ぞ あきづ島 大和の川は (除名天皇・息長不足日寺川天皇(おきながたらずひてらかはのすめらみこと)
  (本歌)大和には 群山(むらやま)あれど とりよろふ 天の香具山 登り立ち 
       国見をすれば 国原は (けぶり)立ち立つ 海原は かまめ立ち
       立つ うまし国ぞ あきづ島 大和の国は
            (舒明天皇・息長足日広額天皇(おきながたらしひひろぬかのすめらみこと) 万葉集巻1-2)

あぢさゐの 八重咲くごとく 八十路あり
             生駒越え行く 君の
()きかれ
  (本歌) あぢさゐの 八重咲く如く 八つ代にを
                  いませ我が背子 見つつしのはむ
                       (橘諸兄 万葉集巻20-4448)

 20120505生駒山コース.jpg

照る月の 影は変らね 常ならぬ 人はそれぞれ 思ひあるらむ

はるけくも つなぎて来しか 今咲ける
             タチのスズシロ いのちはたたじ (偐太刀持)

  (注)タチのスズシロ=タチスズシロソウ。琵琶湖岸に群生地がある
                アブラナ科の絶滅危惧種植物。

 20120506タチスズシロソウ.jpg 20120513カモミール.jpg

寝る前は とてもカモミール とてもよし
         うたがふよりも のむ人ぞ好き (オレオレオレッ)

緑なす 陰は深みか わが里の 木々とふ木々に 夏は来にけり

 へ20120518青葉へ.jpg

くさふじの むれさくみれば なつかしき
            とみのをがはぞ おもほゆるかも

 20120519クサフジ(草藤).jpg

酢醤油に 蒜つきまぜて 鯛召せや いにしへ人も しかいふなれば

 20120520ノビル(野蒜).jpg 20120521ハチク(淡竹).jpg

金柑は 見ずや淡竹(はちく)を 並べたる 君金環食の 朝にあるらし

<注>掲載写真は全てビッグジョンさんのブログからの転載です。




最終更新日時 2012年5月22日 1時2分27秒
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2012年5月21日

金環日食  (8)
[ 若草読書会 ]  

  本日は、日本各地で金環日食で盛り上がったようであるが、当地は薄曇りにてよくは見えませんでした。と言う訳で、偐家持の日食観測はTV画面で、ということとなりました。元々観測用のグラスの準備もしていないのであれば、これが相場というものであります。

金環は 妹が指にし あらましを 今日と知りてか 空にしあれる
                                 (偐家持)

金環日食.JPG
(NHKのTV画面を撮影しました。)

  友人の偐山頭火さんも同様であったようで、若草メールで送信されて来たメールにはTV画面の写真が添付されていました。もっとも、手前にはワインのボトルが写っていましたので、金環日食が主役なのか酒が主役なのかよく分からぬ処が山頭火的なのでありましたが。
  同じ若草の仲間である、東京のリチ女さんはしっかりと「リチ気」に天体望遠鏡で観測されていたようで、メールにはその写真(下掲)が添付されていました。
  日食には天体望遠鏡で、夕食にはワインでありますから、偐山頭火殿、くれぐれもお間違えなきように(笑)。

(訂正注記)
   
偐山頭火氏のメール写真でワインのボトルと見たものは、小生の
   見間違いで、お茶のペットボトルの上に、外用薬の「キンカン」の
   瓶を乗せたものでありました。偐山頭火さんの洒落に気付かず、
   山頭火=酒、という先入観でワインのボトルと見間違ったようで
   す。どうやら小生の頭もキンカンになっていたようであります。
      お詫びして訂正して置きます。

120521_073432.jpg(写真提供:リチ女氏)

  若草の仲間を話題にしたついでに、先般4月28日の田原本~桜井の銀輪散歩を偐山頭火氏が「銀輪万葉集・草の細道<その3>」として纏められ、河内温泉大学図書館にて公開されていますので、ご紹介して置きます。偐家持もご要請により歌を数首作成提供いたして居りますので、ご興味ある方は覗いてみて下さいませ。
  銀輪万葉集・草の細道<その参>
  田原本から桜井・忍阪へ銀輪散歩(その1)
  同                    (その2)

 




最終更新日時 2012年5月21日 23時36分8秒
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2012年5月18日

花逍遥・ウツギ、シャガ、マムシグサ  (4)
[ 花 ]  

  さて、先日から続いている花逍遥の続編であります。今回の花逍遥はこれにて完結といたします。

  この時期はやはり卯の花でありますな。ホトトギスの声は聞かねど、卯の花は其処此処に咲いているのであります。

ウツギ(ピンク).JPG(ウツギ)

  ウツギにも「タニウツギ」だとか「ハコネウツギ」だとか「ヒメウツギ」だとか色々品種があるようですが、小生にはそのような区別は出来ませんな。
  この時期に咲いて、それらしいから「卯の花」であろうという程度のことで、ウツギと申し上げているに過ぎませぬ。

ウツギ(ピンク) (2).JPG(同上)

  「卯の花の 匂ふ垣根に ほととぎす はやも来鳴きて しのび音もらす 夏は来ぬ」の作詞者は佐々木信綱博士であるが、以前にこの歌を「くまんパパ」さんがブログでご紹介されていたのに悪乗りして「冬は来ぬ」と替え歌にしたことなんかも、この花を見ると思い出したりもするのである。
    <参考>偐万葉くまんパパ篇 2010.6.19.

ウツギ(ピンク) (3).JPG(同上)

卯の花も いまだ咲かねば 霍公鳥(ほととぎす)
             佐保の山辺に 来鳴き
(とよ)もす
                  (大伴家持 万葉集巻8-1477)

卯の花の 過ぎば惜しみか 霍公鳥(ほととぎす)
             
雨間(あまま)も置かず 此間()ゆ鳴き渡る
                  (大伴家持 万葉集巻8-1491)

ウツギ(白) (2)(V.2012_05_17__10_59_15).jpg(これも卯の花)

  ピンクの花も華やいで可愛いが、この白く透き通ったような色の美しさは格別。しばし見惚れていました。ホトトギスな散らしそ、であります。

シャガ.JPG(シャガ)

  木立の下陰、シャガが静かに群れ咲いている。これも亦、見惚れる光景でありました。

シャガ (2).JPG(同上)

  しかし、美しき花たちに惚然としていた目に忽然と立ち現われて映ったものは、何とも不気味な姿形の植物。ネットで調べると「マムシグサ」という名であるらしい。

マムシグサ (2)(V.2012_05_17__10_54_39).jpg(マムシグサ)

マムシグサ (3)(V.2012_05_17__10_55_26).jpg(同上)

  茎の下部を覆っている皮の模様も蛇の縞模様に似ている。蛇嫌いの女性には好まれそうもない植物であるが、なかなかにインパクトがあり、違った意味でヤカモチは暫し見惚れているのでもありました。

マムシグサ(V.2012_05_17__10_56_54).jpg(同上)




最終更新日時 2012年5月19日 10時40分42秒
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2012年5月17日

花逍遥・金鳳花、菫、躑躅、藤そしてオダマキ  (2)
[ 花 ]  

  本日の銀輪花逍遥は、お馴染の「やあ~」の花たちから始めましょうかね(笑)。

キンポウゲとスミレ.JPG(キンポウゲとスミレ)

  キンポウゲは道の辺や野原でよく目にする花。傍らにはスミレも咲いていました。
  スミレと来れば「春の野にすみれ摘みにと来しわれぞ野をなつかしみ一夜寝にける」の山部赤人の歌であるが、キンポウゲにはこのような粋な歌はない。

  あるけばきんぽうげすわればきんぽうげ
                 (種田山頭火 昭和15年「草木塔」)

  ぬれるだけぬれてきたきんぽうげ (種田山頭火 同上)

  まあ、山頭火の上の句のように、キンポウゲの方からすれば身も蓋も無い句があるっきりなのである(笑)。
  「山頭火」というのは納音の一つで、甲戌・乙亥の年の納音がそれであるが、山頭火の生まれ年の納音が「山頭火」なので、それを俳号に使用したのだと思っていたら、そうではなくて単に気に入っただけのことであったそうな。彼の生まれ年の納音は楊柳木である。因みに偐家持の納音は「霹靂火」である。

青空の ずっと向こうでも ひょっとして 寝転んでいる きんぽうげ咲き
                                (誰田霹靂火)

スミレ.JPG(スミレ)

  話が脱線しましたが、まあ、スミレとこのように並べて見れば、キンポウゲさんには悪いがそれも仕方がないか、というものでありますな。
  漢字で書くと「金鳳花」と立派過ぎる名が却って仇となっているのかも知れませんな。種田山頭火さんも「きんぽうげ」と仮名書きしているのは、漢字表記のものものしさに扱いかねるものを「感じ」たのでしょう。

キンポウゲ.JPG(不明)

  またまた、名の知れぬ「つれなき」花であります。菜の花の仲間ですかな。
  前ページの名前の知らぬ花の名と共に、小万知さんからこの花は「草の王(草の黄)<クサノオウ>」だとご教示戴きましたので追記して置きます。(5.18.)

  次は、山つつじと山藤。「にほへをとめ」と「藤娘」であります。

ツツジ.JPG(ツツジ)

ツツジ (2).JPG(同上)

  藤と葛は共に大木に絡み付いて自身の勢力を伸ばすのであるが、葛は古代仁徳天皇の時代に勢力を誇るが雄略天皇の時代に没落、藤は天智、天武、持統朝で基盤を築き、以来今日まで命脈を保っているあたりは、この植物のしたたかさというべきか。

藤の花 (2)(V.2012_05_17__10_57_27).jpg(藤1)

藤の花 (3).JPG(藤2)

  藤の歌はご本家の家持さんにお任せすることと致しましょう(笑)。

藤波の 影なす海の 底清み 沈く石をも 玉とぞ我が見る
                (大伴家持 万葉集巻19-4199)

藤の花.JPG(藤3)

  最後は、オダマキ。水路の脇に咲いていました。たぎち流れる水の白とオダマキの紫との取り合わせが「をかし」とて・・。

オダマキ.JPG(オダマキ)

オダマキの 花は咲きたり 花の下 たぎつ水あり 白きウズマキ
                                (マキ麻呂)




最終更新日時 2012年5月18日 20時0分9秒
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2012年5月15日

花逍遥・何の花?  (6)
[ 花 ]  

  銀輪散歩で目にする花たち。名を知っている花は「やあ~」なのであるが、多くは名を知らない花たち。

  そんな花を以下に掲載です。ご存じの方居られましたらご教示下さいませ。

011何の花?.JPG

012何の花?.JPG
(上の花は「カキドオシ」<シソ科>だそうです。5.18.追記)

  オオイヌノフグリが咲き群れている・・と思って近付くと、花の形が全然違う。よく見る花のようでもあり、初めて見たようでもあり、であるが、いづれにせよ名前が分からない。マツバウンランのような薄紫色の花であるが、色の白っぽいものもありました。

009何の花?.JPG

038.JPG
(これは「ウワミズザクラ」だそうです。5.18.追記)

039.JPG

  コチラは白い穂のような花。一応ネットで調べてみて似た花にヤマブキショウマというのがありましたが、違うようでもあり、よく分からない。
  隣に白い山アジサイがもう咲いている・・と思ったが、これもよく見ると、花の付き方や形が微妙に違っていて、アジサイではないようだ。

042.JPG

040(V.2012_05_17__11_00_32).jpg

  最後はサクラソウみたいな可愛い花。背丈は30~40cm位。

059.JPG
(これは「シレネ<別名「袋撫子」>」だそうです。5.18.追記)

060.JPG

名も知らぬ 花はつれなし 銀輪の
            道にし逢へる 兒やたれならむ (偐家持)




最終更新日時 2012年5月18日 19時53分28秒
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2012年5月13日

第99回智麻呂絵画展  (10)
[ 智麻呂絵画展 ]  

第99回智麻呂絵画展

  久し振りに智麻呂邸を訪問。新作絵画が沢山たまっていました。本日はその中から11点とお孫さんのナナちゃんの絵1点をご紹介いたします。残りは次回第100回記念展まで取って置くことといたしました。では、智麻呂絵画ファンの皆さま、第99回展、ごゆるりとお楽しみ下さいませ。
  今回は例によって、ヤカモチの勝手選びにて、凡鬼さんの俳句もコラボして戴くことといたしました。
      <参考>過去の智麻呂絵画展はコチラからどうぞ。

今盛りなり
(今盛りなり。)

  智麻呂さんのご自宅の近くの恩智川沿いにある桜並木の絵です。花の盛りの頃に散歩の道すがらに描かれたものであります。

風吹けば 花の絨毯 散歩道 赤ちゃん顔して 智麻呂が行く
                                (恒郎女)

  歌は恒郎女さんがお作りになられたのですが、花に見惚れて「赤ちゃん顔」になってしまわれている智麻呂さんの可笑しさとそれを見つめる恒郎女さんの眼差しのやさしさが感じられて、とても楽しい歌であります(笑)。

ムスカリ (ムスカリ)

繰り上げ戸残す宿場や燕子花(かきつばた) (凡鬼)

山麓の小寺の首塚花菖蒲 (凡鬼)

カキツバタ(カキツバタ)

  これは、以前にもありましたが、間引きされて道端に打ち捨てられていたカキツバタを、ご夫妻が救出保護し、花を咲かせて上げたというものであります。

間引かるは あはれ惜しとふ うま人に 逢ふをうれしみ 杜若咲く
                                  (偐家持)

マーガレット(白い花)
※名前が分りません。マーガレットとは葉が違うよう。
  野菊の一種でしょうか。

天網は遁れるすべなし芥子の花 (凡鬼)

ナガミノヒナゲシ(ナガミノヒナゲシ)

逍遥の道々に待つ山躑躅 (凡鬼)

ツツジ(ツツジ)

  五月は躑躅の花が咲き匂う季節。桜とはまた一味違った美しさでありますが、古来日本人は桜と共にこの花を愛して参りました。智麻呂さんの手にかかると一層その美しさが際立つようでもあります。
  下のツツジ2は寺◎氏がご自宅の庭に咲くのを一枝手折り、智麻呂さんにプレゼントして下さったものにて、昨日ヤカモチが訪問した折、その直前に仕上がったもので、一番新しい絵ということになります。

ツツジ2(ツツジ2)

タケノコ(タケノコ)

竹の子の先のとがりに力満つ (凡鬼)

堀時をのがし竹の子(ながら)える (凡鬼)

竹の子の皮脱ぎ捨てて一人立ち (凡鬼)

シラン(シラン)

  万葉集巻17-3967と3968の大伴池主の歌の序文に出て来る「けい」(漢字では草かんむりに恵と書くが、このブログでは使えない文字なので仮名書きしています。)はこのシランのことだとされる。
  歌は、天平19年(747)2月29日に病床にあった家持から池主に贈られた歌に対する返しとして3月2日に池主が家持に贈った歌である。家持が病に臥せってしまい会えないことを残念がった歌となっている。池主は家持が越中守であった時に次官の「掾」であった。越前掾に転出した後も家持との交流は続いている。この歌の10年後、天平勝宝9年(757)に、池主は橘奈良麻呂の乱に与したとして投獄され死亡している。

山峡(やまかひ)に 咲ける桜を ただひと目 君に見せてば 何をかおもはむ
                             (巻17-3967)

うぐひすの 来鳴く山吹 うたがたも 君が手触れず 花散らめやも
                             (巻17-3968)

サザエ
(サザエ)

一歩足入れたくなるや紫雲英田(げんげだ)に (凡鬼)

レンゲソウ
(レンゲソウ)

  上のレンゲソウの絵はとても可愛い絵で見る人の心を楽しくさせるような明るさとリズムが感じられます。
  これも寺◎さんが、いつぞやの土筆と同様に、ごっそり根こそぎに春野を掘り取って、お届け下さったものを絵にされました。

ラベル「さばのふりかけ」byナナ
(さばのふりかけ、ナナちゃんの作品です。)

  最後はおまけの絵、お孫さんのナナちゃんの作品です。
  バザーで販売する手作りの「さばのふりかけ」のラベルをナナちゃんが作りました。よく出来たラベルでありますが、さあ、これで売上倍増となりますかどうか。
  余り「サバを読まず」に地道に販売努力をすることが肝要である、なんぞと水を「ふりかけ」る野暮は言いますまい(笑)。

 




最終更新日時 2012年5月14日 14時11分5秒
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