カテゴリ:近隣散歩
(承前) 昨日、千光寺山門前で終ってしまいました記事の続きです。
山門を入ると右手に千光寺が経営するユースホステルの建物がある。ユースホステルを経営しているお寺というのも珍しいのではないか。
敷石の下には四国八十八ヶ所霊場の御砂が埋められてあるそうで、草鞋に履き替えてお参りすると、ご利益があるらしい。
行者堂の中には役行者像、前鬼・後鬼像が安置されているそうですが、この日は固く扉が閉ざされていて、拝見叶いませんでした。
毎月18日、午前11時から月例護摩供祈願祭が行われているようだが、この場所で行われるのでしょうな。
弁天池。鳴川弁財天が祀られている。
千光寺境内を一通り回って山門前の広場で休憩していると、杖をついた可愛らしいおばあちゃんがやって来られました。ご挨拶すると満面の笑みにて、小生の前の縁台に腰掛けて、暫くお喋りをして行かれました。「おいくつですか?」とお聞きすると、「おばあちゃんです。」と仰るばかりで、年齢は仰いませんでした。やはり女性には年齢を聞いてはいけないのだ。
この道の途中の高みから鳴川の里を見やるとなかなかいい風情である。
竹藪を抜けると、「行場」という表示板があって、深い谷になっている。川沿いの山道を行く。昨日までの雨で川の水量は十分。川音もとどろに響く。この川は檪原川と言うらしいが、平群の方に流れて、竜田川に注いでいるのであろう。
鳴川峠を越えて大阪府側に下ると、そこも渓谷になっていて、川が流れている。こちらは恩智川へと注いでいる。鳴川峠の辺りの何処かが分水嶺になっているのだろうが、それを見届けることは出来ませんでした。
上の渓谷から少し下った辺りで漸く自転車で走れる道に出る。一気に走り下り、やがて民家のある舗装道路に出る。そこからは、下り坂ということもあり、自宅まではあっという間でありました。 <参考>千光寺への道(2011.7.8.)
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