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ぼくの感受性は、どこかがおかしい。
今、思い返せば、恩人達は沢山いたが、 その当時はそうは思っていなかった。 10人兄弟の末っ子で、 ぼくが生まれた当時は、兄達は既にこの世にはなく、 養子の長兄と4人の姉達がいた。 終戦直後で、母もぼくも栄養失調で、 ぼくの生存も危ぶまれていたと聞いている。 ぼくの生命力は驚異的で、 何とか生き延びた。 ぼくは5歳から稼いでいた。 それができた時代だった。 13歳には大人並みの稼ぎをしていた。 それもこれも、周囲の人達のお陰だったが、 ぼくには、自力としか感じられてはいなかった。 この辺りの感受性の偏りはどこから来ているのだろうか? 今、思えば、ぼくの人生は運だけでここまで来ている。 ぼくを助けてくれる人達との出会いの運だ。 今、ぼくは、妻と息子と孫娘と暮らしているが、 みんな、良い人達だ。 ぼくだけが、依然として駄目人間だ。 人間失格なんてもんじゃない。 それでも、ぼくは生きているし、 そこに、何かしかの意味があるかも知れないと言う、 淡い期待をもって、生きている。 さて、これから何をしようかな? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.03.03 09:04:26
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