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2010.04.20
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カテゴリ:カテゴリ未分類
 西村先生は都立高専の五年の時の担任の先生。電検一種の頭脳の持ち主。
彼の授業は、僕にはさっぱり理解できなかった。
それもそのはずで、僕は学校に殆ど行ってはいなかったのだから、
どうして卒業できたのかも、未だに謎の一つ。
今にして思えば、先生のお陰?

 僕は、病気がちだった父親の家業を手伝うつもりでいたから、
殆どの学友達が就職を決めていた夏休みの頃を過ぎても、
就職は決まっていなかった。
そんな僕を心配して、先生は、後で断っても構わないからと、
某大手電気メーカーの受験を薦めてくれた。
断るのも悪いので、取敢えず受験をし、めでたく内定した。

 これも今思えば、初めから先生と会社との話が付いていたのではないかと
思われる節もある。
先生の上司だった漆畑と言う電気工学の教授は、
モーターでは当時の学界の権威で、その会社の恩人だったのだそうだから。
因みに、この先生の授業も僕にはからっきしだった。

 卒業直前にスキーに出かけ、一緒に行った子が大怪我をして帰れなくなり、
卒業式には出ずじまいで、“やっぱり、わきっちゃんは落第か。”
と噂しきりだったそうだ。
僕の卒業証書とアルバムはどなたが預かって下さったものか、
未だに僕の手元には届いていない。今更ながらだが、
誰だか知らないが、早く返せー!
 
 就職を決めた時に一番喜んでくださったのが、西村先生。
僕を銀座の超高級なレストランに連れて行ってくださり、
生まれて初めて見るものばかりの御馳走をしてくださった。
後で学友達から聞いた話だが、誰もそんなことはしてもらってはいない、
と非難轟々だった。

 恩知らずな僕は、先生のお宅も知らず、年賀状も出さず、
今、御存命であるのかどうかも知らずだが、
もし、御存命でおられるならば、今更ながらではあるが、
是が非でも御礼に伺いたい恩人の御一人である。





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Last updated  2010.04.20 18:32:12
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