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それは全時空、全宇宙に沁み渡ったと表現することもできれば、ひとつの光になったと表現することもできる。
だが、言葉で表現する限り、どのように言い表しても、それは隠喩にすぎないという限界を伴う。 それは仏教における空(くう)の世界であったと言ってもいい。 だが、空という言葉さえ、まるでそのようなものが存在するかのように実体的に捉えてしまうのが、言葉を用いる人間の思考様式ではないだろうか。 いずれにせよ、「それ」は完全に解放された境涯であり、時間も空間も私もなく、すべては滅して、寂静であった。 臨死体験の光景|長澤靖浩 #note https://note.com/abhisheka/n/n13141cd03f4f お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021.02.20 22:09:34
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