世に言う天才と呼ばれる人は、分野によって多々誕生している。学者肌の分野の医学や科学や文学音楽と様々である。
事、音楽の世界はその才たるものが常人と全く違ったレベルの高さや、生み出されてきた音楽そのものに唖然とするほどの異なりを見せる。過去に名だたる作曲家のモーツァルトもベートーヴェンもバッハもと、バロックから現代に於いてその天才であり神がかった存在は、人類否宇宙の遺産であり、現在に生命のあるもの授けられた賜物として受けとめられている。
その譜面の中身を具現化する演奏家に於いても、古今の名演奏家やその天才的な音楽家が多く誕生した。六道輪廻として神が与えたその時代に則した演奏家の誕生とよびたくなる。何故ならあまりにも必要不可欠の時に時代の寵児として誕生している。これはたんなる偶然ではないだろう。
今日は昨年来から世界の音楽界に現在の天才歌手ジャッキー・エヴァンコの事を書いてみたい。先にも書いたが、世に言う天才とは...そう呼ぶにはあまりにも安易な表現で、彼女は正に神が創りたもた天使そのものである。あまりにも人間離れした完全に成熟しきって完成された歌手であり、もはや歌神といえる。11歳という今の年齢は歌の素晴らしさから見たら、信じられない年齢である。音域といい表現力といい、声質のピュアで透明度性とどれをとっても完璧すぎるくらい完璧で、美辞麗句をどれほどか述べても彼女を賛辞しきれない。
「神よ、願わくば、彼女をこのまま歌神としてこの地球に存在させていてほしい」そう思えてしまうくらいだ。
10月にはデビット・フォスターとの来日を果たし、来年1月13日にはオーチャードホールでの来日コンサートが決まった。伴奏は東京フィルで、来春最も興味の尽きない天使の歌声に聴き入ってみてはどうだろう。