５．１　　王様と殺人者

2007.05.01

(5)

なんてこった。
きわめてなんてこった。

「Lord」をYahooの翻訳にかけてみた。
「Lord」とは「支配者」という意味らしい。

わし、
ついに、
支配者になってしまった。
ブリタニアの支配者だ。
支配者といえば王様だ。
王様じじいだ。

笑い方まで変えてみる。
王様系に。（←慣れてないからオカマ系でもある）

IRCの名前だって、ちゃんとLordをつけておく。

さあ、王様として何をしようかなあ。
えーーっと、
まずは、そうだなあ、
わしの家への直通ゲートをヘイブンとブリに置いてもらおう。
それから秘薬業者に、わしの家に秘薬を置くように指示して、
あとは、あれだ、銀行員をわしの家に常駐させよう。

そんなふうに、
一生懸命に政治に勤める王様であるわしに対して、
ギルメンからさまざまな魔の手が。

「遊びに行こう」
「PSしよう」
「MLボスがいい」
とかなんとか。

うるさい。
今日は死ぬわけには行かないんだ。
今のわしにはなくしたくないものがあるんだ。（←ロードの称号）
お前たちだけで勝手に遊びに行きやがれ。

ロードのことを、
ラードとか言いやがったこの男は死刑にしようと思う。

というような状態で、
わし、この何日か、死ぬ危険のあることは一切しなかった。
このロードを手放しては、
つぎはいつロードになるかわからんもん（←たぶん二度となれない）。

でもねでもでも、
あんまりひまだ。
死なないようにすることが、こんなにひまだなんて！
知らなかったよママ。

ということで、
手っ取り早くデスパに行ってみよう。

とはいえ、
このロードは死守するんだ。

デスパに到着。
恐る恐る中に入ってみる。
普段はレイス化するわしだけど、
今日は急いで逃げる必要があるから騎乗のままだ。
普段は赤い名前が見えてもほっとくわしだけど、
今日はEV(←名前が赤い)にもびくびくするんだ。

そんなこんなで死なないままに、デスパ終了しちゃった。

お、なんと、うちのミソが盾２０を！
５００万円で売れるという盾２０を！！
あのミソが、こんな高級な盾２０を！！！

盾を出したミソの意向で、100万円ずつの上位5人への分配に決定。
全部で６名。
ということは100万円が5人に貧乏くじが１名。

よし、わし、ぜ～～～～ったいに負けないぞ～。
よしよし、お前らは３とか出しとけ。
100万円はわしのものだ！！（←王様の威厳をすぐ忘れる）

その後も、何回かデスパに行ったりしてみた。

まあ、なんというか、死なないね。
さすがわし。
PVPerとして活躍するだけのことはある（←してない）。

ここで大事件勃発。
うちのテンカが
わしを殺すためだけに、赤くなることを宣言。
あほである。
わし以外の福祉メンの何人かをテンカが殺害して、
福祉初の赤キャラが誕生した。
間違いなくあほである。

そうして、PVPer同士の
史上まれにみる争い。（←低レベルという意味でのまれ）

決着がつかない。
わし、殺されてもいいかなあと思っていたけれど、
とてもではないが、殺すまでにいたる攻撃をしないテンカ。
あほだが優しい男である（←たぶんできないだけ）。

まあいい、
あほはほっといて、デスパにもう一度だ。
ロード死守の方向で、デスパだ。

と思って、デスパをやっていたら、
デスパでテンカの赤い名前が見えた。

EVの名前が赤いことにはびくびくするわしも、
テンカの名前が赤いことには、
ちっともびくびくしなかった。
むしろ笑ってしまった。
なぜであろうか。

そういえば、
青い人が複数で、赤いテンカを追いかけていたが、
おそらく青一人で充分であろうよ（←青0.5人でも大丈夫かもしれない）。