dam ~破戒~
破戒から百年 選挙と人権 ♪たぎり落つ異郷の涙(深い意味はありません、ジングルです)8月22日は藤村忌、だそうです。余談ですが某信濃の国新聞のコラムに「破壊」となっていて翌日「お詫び訂正記事」が載ってました。これ見たときはけっこうびっくりしました。あるのね、こういう間違い。校正のコツは「読んではいけない」です。読んでしまうとどっちも「ハカイ」となってOKということになりかねない。あくまでも「字」で追っていくんです。もっとも原稿が「破壊」だったとすると、問題は大きいかも?藤村といえば私はなんといっても「椰子の実」ですね、というかそれしか知りませんでしたが。(爆私の家から少しいくと、今はバイパスになってしまいましたが千曲川の堤防があって、よくそこまで犬の散歩に行きました。破戒の「下の渡し」から、そうですね、1km弱ぐらい下ったところです。その堤防で東側の山並みを眺めてはよく「椰子の実」を歌いました。♪たぎり落つ異郷の涙自分の身を波に浮かんで遠い南の国の海岸に流れ着いた椰子の実と重ねあわせ、♪いつの日か故郷に帰らん、という故郷を思う歌ですよね?そんなことが分かっていたのかどうか、自分でも分かりませんが子供心にも響く歌だったのでしょう。シャルドネ☆さんのことろで「海岸線の思想」というものを拝見して、そんなことを思い出しました。⇒司馬遼太郎の「街道をゆく/オランダ紀行」にふれて、はじめて司馬のそれらのシリーズの視野の凄さがわかった思いがした。できれば、直接それらにあたっていただければと思う。それまで、亀田郷土地改良区の事務所で佐野藤三郎理事長の話に愕然とする思いがあったり、排水機場や鳥屋野潟をめぐって低湿地をそれこそ手作り同然に水田に変えて行かれた這うような労苦を司馬自身が立ち尽くすように目撃してまわったシリーズの回なども痛烈な思いが湧いた。それにもましてオランダ紀行には、強い触発があったという気がした。実は、人権問題の基礎にオランダという国の成り立ち、すでにその萌芽があったという事は平素よほどの歴史通でもなければ意識されることはないように思う。「海岸線の思想」オランダというと運河の国で、フランスではそのものずばり「低い国」と呼びます。海面下という意味でしょうか。運河とその堤防に囲まれた国で、その堤防が「決壊」すれば、もちろんのこと「国」そのものがなくなるんです!「オランダ沈没」・・・!小松左京もマッツァオ。シャルドネさんのところにもありましたが、そんな中、崩れた堤防を自分の手で止めたという少年の話が有名です。もっともうちの娘は知りませんでしたが。私はその話を、いつも千曲川の堤防とダブらせていました。台風の時期は時々大雨が降ると川の水かさが増します。もちろん過去にも何回も氾濫して、それがエジプトではないですが、長いもやごぼうに適した農地を提供してきました。しかし「大水」や「水入り」は大きな災害には違いありません。昭和57年58年と続けて襲った災害で、私も借りていた住宅と実家がぽっちゃりと浸かってしまいました。もちろんそんな漫画チックな表現で済まされるはずもないのですが・・・57年の時は殿様よろしく城跡から川の向こうを眺めたのですが、一面の泥水が一瞬なんだか分からずに、逆に田んぼの稲のように見えたことを良く覚えています。それが「水」だと分かるまで2,3分かかりました。実際大水を体験するまではその怖さは分からないものですが、それでも自分の体を張って村、国を救おうとした少年の話には子供ながらに感銘を受けました。さてお盆の時のワンポイント集中豪雨で飯山もずいぶん被害を受けましたが私は某信濃の国新聞でチラッと見ただけでした。実は大変な被害になっていました。⇒被害状況を実際に見に行った石坂さんの日記そういえば、、、と思い出したのは私がこの楽天というところを始めて見たのはこの石坂千穂さんのサイトを見たときでした。まさか自分がここでジャーナルをつけるとはそのときは思っていなかったのですが、、、そしてまたわが飯山市の議員でHPで災害に関する報告があったかな~と検索したのですが・・ないようでした。少なくとも私は見つけられなかった。閑話休題オランダといえばアムステルダムジャックブレルの歌に「アムステルダム」という有名なシャンソンがあってそれを勉強したことがあった。驚くことに「立ちション」する水夫の歌でしたね。⇒「AMSTERDAM」 Jacques Brel damという言葉の意味はもちろんダム、堰き止めること、堰き止めるものです。ダムのついたいろいろの言葉があります。Adam ダムを最初に発見した人間 「あ、ダム!」なんちゃって、、、Edam エダム チーズで有名な地名 ⇒エダムチーズの食べ方Potsdam ポツダム 言わずと知れたポツダム宣言そして長野はダツダム宣言しまらん話になりました。(台風のせいか蒸し暑いです? 汗;;;;;⇒昨年10月22日の水害の記録です。このあたり「破戒」の蟹沢です。