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2017年08月22日
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東京都心を散歩すると、意外に無料で観覧できる施設が多い。
お堀端周辺だけでも、国立公文書館の常設展示や法務省の赤レンガ庁舎二階の展示など見ごたえがあるし、ちょっとした近代史の知識も得られる。
ところで赤レンガの建物を見ながら考えた。
霞が関界隈の古い庁舎としては、この赤レンガの法務省以外にも旧内務省の庁舎があったはずだ。
ところがその内務省の庁舎はすっかり取り壊されて今では総務省の近代的な庁舎がたっている。
なぜあの旧内務省の庁舎には保存の動きがなかったのだろうか。
戦前は内務省といえば官庁の中の官庁。高等文官試験の合格者にとっても、ゆくゆくは知事になれるというので、人気ナンバーワンだったというのだが。
これは一説によると、内務省庁舎の地下には特高の拷問部屋があって、旧庁舎の解体は証拠隠滅ではなかったかという話もある。真偽のほどは不明であるが、なんとなくもっともらしく聞こえる。

戦前の社会を語る場合に絶対に見落とすことのできない事実は、「戦前には自由がなかった」ということである。今日活字に遺っている新聞雑誌なども自由に書かれたものではなかった。靖国神社には軍人の遺書が掲げられているが、あの遺書だって検閲を通したものだ。遺書にはいろいろなことを感じる人がいるのだが、小生は遺書にまで検閲があったということに辛いものを感じる。
そしてなんといっても戦前には「治安維持法」があった。これは法文をネットで検索すれば、すぐ見られるのであるが、昭和16年に全面改正されており、それを見ると、最高刑死刑があっただけではなく、「予防拘禁」という制度があった。刑期を終えた人間であっても、当局が危険と判断すれば、いつまでも予防拘禁所に拘禁しておくことができたわけである。やがてはその予防拘禁の範囲は精神病者や浮浪者にも広がっていったという。こういう制度があったというだけで、さぞかし息苦しい社会だったと思うのだが、そういう中で、戦争遂行に疑問を持っていた人も声をあげる気力を失っていったのかもしれない。

治安維持法で検挙された人は果たしてどれだけいたのだろうか。
そしてその中で、拷問死あるいは獄死したという人はどれだけいたのか。
予防拘禁所というのはどこにあって、どれくらいの人が収容されていたのか。
治安維持法で死刑になった人はどれほどいたのか。
内地と外地で運用は違っていたのか。
朝鮮や台湾で犠牲になった人はどれだけいたのか。
こうしたものについて日本政府の資料がきちんと遺されているという話はきかない。
そんなに遠い昔ではなくとも、急速に忘れられ、闇に閉ざされていく歴史的事実というものもある。
※※
面白いブログを発見したので
http://blog.goo.ne.jp/kosyuanjin/e/e242f2c979e80f2968242839c6f8ad01





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最終更新日  2017年08月22日 21時36分20秒
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