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最近、よく聞く言葉に発達障害というものがある。
もともとは学問領域で使われていたのかもしれないが、最近では「あの人発達障害なんじゃない?」というふうに日常用語でも使われているようだ。 そこでその発達障害、どんなものかと調べてみると、自閉症、アスペ、多動性障害、学習障害を指すものらしい。自閉症は重度になると言葉がしゃべれない、普通に暮らせないという症状もあるようなので、障害というのはわからんでもない。けれども多動性障害の注意力散漫とか学習障害の勉強ができない、それも計算や漢字など「特定分野」だけできないものも学習障害に入れるとするとかなり多くの子供がこれにあてはまるのではないか。それに学習障害をどの程度を基準にしていうのかも難しい。小学校高学年になってもひらがなが読めないとなればこれは学習障害というよりも知的障害だろうし、中学生で二次方程式が理解できない、高校生で三角関数の問題がわからないとなると、膨大な数の人々が「学習障害」になってしまう。 http://hattatushougai.com/ アスペとなると、その症状は、「相手の考えや場の雰囲気をつかんで行動することが苦手」とあるが、こういう人ってけっこういるのかなと思う。それが15人に一人だとか大人にもいるとかなると、単に「変わった人」を障害にあてはめているだけではないか。 そうした人は周囲になじめないとか、友人ができにくい、また、就職や見合いで好印象をもたれないということで、生きにくいとか損をすることが多いと思うが、そうしたことは自らの努力で改善していくか、自分にとって生きやすいフィールドを見つけていくしかないのではないか。 〇〇障害とか△△症候群といってみて、なにかよいことがあるのだろうか。 少なくとも本人にとってはないように思う。 こうしたものは、こういうテーマで本を書いたり講演をしたりする人々の金儲け、あるいは飯のタネというだけのものなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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