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チャンヨンシル関連で別の大河ドラマ「大王世宗」を視ている。もともとチャンヨンシルは大王世宗の時代に才能を見出され、活躍した人物で、「チャンヨンシル」は「大王世宗」のスピンオフのような趣もあり、世宗大王は両方の大河ドラマで同じ人物が演じている。この大王世宗という人物は李氏朝鮮の第4代の王で大変な名君とされている。主な功績は独自の暦と文字の制作なのであるが、この時期はかの地の歴史には珍しく外国に対して攻勢にでたことも人気のある理由なのかもしれない。
明国という圧倒的な大国が極東世界に君臨しているわけであるが、明国との関係をうまく調整しながら、冊封国としてはできないこととされている暦や文字の制作を行う。そして北では女真を撃って国境を北に広げ、そのときの国境が今日の北の国境になっている。南では倭寇討伐を名目に対馬に侵攻し、これは応永の外寇として日本史の出来事になっている。応永の外寇については、いろいろな見方があるだろうけど、こういう時代は珍しい。 http://koramu2.blog59.fc2.com/blog-entry-759.html 「大王世宗」にでてくるチャンヨンシルの方が童顔でオタク顔でより科学者らしく見えたりして…。 ※ 日本と違い、韓国の大河ドラマでは女真、中国、日本などがでてくることが多い。 李舜臣は何度か大河ドラマになっているし、最近ではその参謀を主人公にしたものもある。 面白いのは、歴史ドラマよりも自由に作れる時代劇で中国とアメリカをだぶらせているものがあったりする。米国軍人の少女ひき逃げ事件で反米感情がどっとひろがり、ロウソクデモが行われたことがあったが、時代劇「一枝梅」の中で、清国の使節が市中で馬を乗り回して少女がそれに蹴られて死に、怒った住民達が押しかけるという場面があった。圧倒的な影響を持つ大国として、かつては中国、今は米国という感じなのかもしれない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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