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北海道旅行は女満別空港から始まった。
空港につくとさっそく連絡をしておいたレンタカーを借り、屈斜路湖方面に向かう。 どこまでも続く道やシラカバの林の光景は大陸的だ。 そういえば、このあたりは明治期の歴史、第二次大戦の帰趨のいかんによってはリアルロシア村になっていたっておかしくなかった。連想はロシアのアラスカ売却に及ぶ。日本の天文学的な額の借金は今後どうなるのだろうか。総理は湯水のように外国を訪問しては金を撒き、さらに巨額の武器の購入も検討している。将来的には国土の売却も検討されることがあるのかもしれない…そうなればこのあたりも…いやそんなことがあるわけもないか。 台風の影響で、まもなく強い風雨がやってきて、何時間か休憩所にいたせいで、最初の目的地である硫黄山についたのは夕方近くになっていた。アトサヌプリともいう噴煙の山で山そのものは立ち入り禁止なのだが、噴煙の吹き出している場所のすぐそばまで行くことができる。噴煙の向こうには黄色の硫黄の塊がいくつかみえ、その鮮やかな黄色が他にはみられない色で、かといって人工物の黄とも違い、不思議な光景となっている。 硫黄山の前には砂原が広がり、ここを散策するのだが、これもかつての噴火口だったのだろうか。 そうこうしているうちに観光バスがやってきた。 観光バスの散策時間というのはおおむね短い。集合時刻におくれないようにと考えるとなかなかこころゆくまでの散策はできない。今回は車の旅だったので、十分に硫黄の煙も地球の生命そのものという光景も観た。やはり車の旅はよい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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