2011年7月
災害ボランティア【名取、亘理、山元】七ヶ浜が長くなり、結局先週の活動をアップしないままでした6月20日の週について~早朝いちご別荘に到着うん。みんなさすがだね(笑)だから大好き(笑)枕元にはヘルメット(笑)先に寝た人ってこーなるんだよね~ほんと早朝一発目から笑わされました作業への気持ちも上がりますこの週はかなりインパクトのある案件でしたまず、月曜は床下迷路での泥出し首には自前の鈴と笛をしっかりぶら下げる笛を吹いて【土のう袋持ってこい】の合図(笑)夜行バスで寝不足だから、午前で上がる予定だったけど、大好きなチームとの作業は全然疲れない二人で床下をはいずりまわったけど、浴室の床下だけがなぜか見つからず…休憩の度におばあちゃんがおいしいお茶を入れてくれました。うれしいです。火曜は名取市へ一人で飛び込み。亘理から車で20分程です私が名取に行ってる間、他のボラ友は岩沼へ岩沼は案件が午前と午後に分かれてるとかボラ友とメールで随時情報のやり取り。名取では、カーネーションが産地のようで、カーネーションハウスの案件しかなかったこれがまたしんどかった…炎天下ビニールハウスの泥出し。↑藁みたいなのは、枯れたカーネーションです。体力、気力には自信があるけど…やっぱり、一人で何かをするということは、いつもより気をしっかり持たないとってわかった。岩沼、亘理メンバーにメールで弱音を吐いちゃった。『元気なわたしも今日はちょとやばいかも』って。休憩時間、一人でぐったりしてたら、名取チームの人が「大丈夫?」って話しかけてきてくれた。それから、少し会話をしていくうちに調子が全然変わったこれほんと不思議。めまいも無くなったし、スコップを力強く握ることができた。ビニールハウスの中で、初対面のみんなといっぱいお話した。たくさん笑った。作業がどんどん進んだ。優秀って言われたよ~~~これ見てください↓一番右が私の列真っ平で綺麗でしょ~?角スコを水平に入れるんですみんなスコップを上からさしてるのでボコボコに…上からさすと土を掘り返し過ぎちゃうんだよねカーネーション部隊に明日も来てくれるー?って言われてすごくうれしかったです亘理に戻って、いちごっこでいつものみんなでご飯を食べたら、ヘルプの案件が来ました山元で活動してるリーダーに「ハラグチさんしかもぐれないから!」という床下へ!作業に行く前にリーダーから、ずいぶん覚悟を決めさせられた(汗)まーじヤバイから大丈夫ってでも、ベタ基礎の手ごわさは私もわかっている…七ヶ浜でホースジャングルにやられたからそれで火、水は山元町へ男の人が寝がえりができない高さ40センチ程の浴室の床下。新築って通気口がないんですよ…中はヘドロの水溜まり。臭いはドブの腐ったバージョン!その中に全身浸かり、一秒でパンツまでびしょ濡れそこをほふく前進で進みー湿度90%くらいなんじゃないかな(汗)窒息するからあまり息は上げられない。ゆっくりと動きながらもくもくとバケツにドロドロのヘドロを入れていく。床上から「どうーー?フルーチェでしょ?」なんて聞かれ「チャーリーのチョコレート工場です」と返答出て来た姿がHPトップのこれ↓男の子はパンツ一丁になりホースで水浴び~わたしは服を着たまま水浴び~この案件は継続になったので、2日目はケルヒャーを持って行って、床下洗浄作戦通気口なし、40センチの床下でケルヒャーを使うということは、どうゆうことになるかと言うと…床下で溺死してもおかしくないわけです~~ひゃ~でも、私は容赦なく思いっきりやってやりましたよー排水ポンプが泥水を吸い上げ、どんどんキレイになっていくのが半端なくうれしすぎるでもちょっと気を抜くと、この状況に精神的にやられるから集中して作業東北のヘドロは一片残らず片付けるわたしは、住宅作業をする時は、自分の家だと思って作業をしています。自分が納得するまで洗浄しました。地上に出て、お宅のお母さんに「床下キレイになりましたよ。もしよかったらのぞいてみてください」って言いました。それでお母さんがのぞきに行って戻ってきたら「作業を頼むのはダメもとだったんだけどまさかあんなにキレイになるなんて思ってもなかった。本当にありがとう。」って言われてうれしくて涙が溢れました。お家に入った時の、ヘドロの臭いに混ざって、新築の匂いもあるんです。それが本当に辛かった。お家を建てた時、家族みんなが幸せな時間を送っていたはずです。でも、その時間がすべて奪われたの。そして、その家の前の道路では10人が津波で死んだって。近くの保育園ではお母さんの迎えが来なかったこどもたちが死んじゃったって。進入禁止区域になっても、お母さんたちは毎日泥水の中、自分のこどもを探し続けてるんだって。周りが何度も止めたって。3ヶ月前この場所で。確かに地獄があった。皆さん、それがもし、自分と、自分のこどもだったら?どれだけ苦しいですか?想像するだけでもつらくて涙が出ませんか?それが3カ月でどうにかなりますか?元気になりますか?3月11日の時と変わるわけがないんです。そのつらさを多くの人が抱えています。失ったものが大きすぎる。神様がほんとにいるなら、なんでこんな辛い試練を与えたの?全然わからないよ。------------この案件のご夫婦はかかあ天下で、面白くて。明るく私たちに接してくれました。晩御飯に誘われて、いっぱいお話しました。お父さんの昔の恋人の話しとか(笑)最後にあべさん夫婦に「また遊びに来てね。観光案内するから」って言われて、全部流されちゃってるけど、わたしは東北がとても大切な土地になりました。はい、お約束~先に寝た人はジェンガに変わります(笑)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月3日 亘理7ごっこ宮城県亘理町はいちごの産地なんですでも、亘理の9割のいちご農家が壊滅的な被害に遭いました。ビニールハウスは全部流されてしまいました。そこで、残ったいちご農家でいちごの株分けをすることになりました火曜日、その案件がボラセンで出たので行って参りました~~~いちごハウスに入った私の意気込み「いつもはヘドロや瓦礫の除去だけど、今日は命を扱う作業」緊張する…袴と呼ばれているいちごの双葉?の部分と太い茎以外は切り、根っこが見えてる量で大と小に分けます。こんな感じいちごハウスに苗がいっぱいになりました~アップにすると元気に育ってまた亘理をいちごでいっぱいにしてね~(^O^)/いちご農家の元気でやさしいお母さんとパシャリ笑顔で東北がいっぱいになるまで。わたしはやり続けますよ。水、木は屋外瓦礫の撤去の案件に行ってきました熱中症対策に、ボラセンにある塩飴を大量に持ちなんと30人という大人数で行くので資材の準備もこんなに~剣スコ、角スコ、大量だーーー一番手前にあるのがボラ友みんな大好きレーキ(笑)↓見てるのは、一緒に下宿してる大阪のよりちゃん保育園の先生ですハイエースに乗り込み、よーーっしがんばるぞ~~っと走ること15分程…沿岸地域に着きました。家がぽつんと一軒。(あ、このおうちの庭ね)っと思ったら、その先の何にもない荒野から手を振る女性が…え…?って息を飲みました。そこには家の基礎しかありませんでした。「全部流されちゃって…」と言う家主のお母さん。カンダさんは、地震直後、海岸にある松の木がゴ――――っという音と共にパタパタと倒れて行くのを見て、家族全員とペットを車に乗せ、西にむかってとにかく走ったそうです。「地震後に家を見に来て一度泣いたきり、今は涙も出なくなりました。」作業チームはみんな固まってしまいました。「この土地にまた住むかわかりませんが、よろしくお願いします」とお母さん…。みんなで一斉に作業に取り掛かりました。当たり前ですが、津波で流され、辺りには木一本も立っていません。そのため熱中症気味になる子がたくさんいました…わたしはと言うと・・・・す・・・・涼しい!!熊谷のバカみたいな(苦笑)暑さの中で生活していると33℃とか涼しく感じてしまう。。。ある意味恐ろしい。。。。わたしは元気が取り柄なので、「お、重い・・・」っと言ってるガールズに耳を傾け「私が運びます」泥がパンパンに入った一輪車を何往復もしました~わたし、この2カ月でかなりパワーが付いたわ・・・・新人ボランティアの男の人もフラフラ~~っとしてますが、わたしはギャンギャン運べるようになりましたそして、感動したのがこれ今まで、何十本という枯れ木と苦戦をし…のこぎりで切り倒してきました。しかーーーし、ホームセンターで買ってきたマイのこぎりを使わず、剣スコだけで、枯れ木を掘り起こし、引っこ抜けるようになりました~~~(この写真の右奥にあるのはお風呂場です)作業への可能性が広がった~~~~っとめっちゃ気合いを入れてスコップで土をシャカシャカしてたら、オレンジ色の物がひょこっと頭を出す。あれ?っと思いひっぱるとあーーーー!!!!これーーーー!!!!いちごの株を植える時に使うものです。いちご農家のお手伝いをしたから気付いた。そして、わたしは目の前に広がる荒野を見ました。オレンジのものがチラホラと。(ここ、いちごのビニールハウスが広がってたんだ。)そして、涙が止まらなくなりました。ゴーグルの中は涙でいっぱい。でも、手は休めない。土を掻きだしました。作業を長くしていると、目の前にあるヘドロや、瓦礫と戦い、作業の効率化を常に考えてばかりいるようになります。夢中で夢中で作業をしています。そうしないと、作業ができなくなるから。片付かないから。でも、こうやって現場で、3・11に起こったことを考えてしまうと、一気に心が氾濫しちゃう。心を落ち着かせ、作業に集中する。お昼休みの時、お母さんに「あれ?今日は元気がないかな?」って心配され「え?何言ってるんですかー!元気ですよ~!みんなが話してるから邪魔しないようにしてただけっですよ~!今から上げちゃいますよ~」お母さんがハハハーー!って笑ってくれた。私が笑顔でいないとね。2日間の作業を終え、お母さんに帰りに挨拶。みんな涙が止まらなくなる。私は最後にお母さんに、オレンジのを見せて「これ、土を掘ってたら見つけたんです。いちごがいっぱいになること祈ってますね。」お母さんは涙でいっぱいになって、私も大泣き。。。。ぎゅーーーってハグをしてお別れをしました。瓦礫撤去。これ以上、何もできない自分がつらい。早く時間が経ってくれと思うばかり。---------ボラセンに戻って、メールを作ってたらその場で爆睡…撮られてたし(笑)-----------では、今夜も大宮発の高速バスに乗って行ってきまーーーーすもうすぐ七夕だーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月5日 石巻レポ一人で行こうと思ってたけど…。でもやっぱり私には信頼できるチームがいる。石巻着!みんなありがとう。辺りはひどすぎる。がんばります。チーム神戸に対抗して、我らは☆チームJAPAN☆みんな同じ別荘で下宿してる女性陣のみでパシャ!においとハエと戦っています!午前中はどしゃ降りの中、サビ取り、搬入作業をし、午後はまた家具を出して、床板はがし、床下の泥だし作業!家具出しで終わりそう…午後も頑張りまーす!ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月7日 手術しました(涙)いや~ん最近、床下や湿度の高いところの作業や、瓦礫撤去で常に汗だくでいることが多いせいか…脇の下にしこりのような出来物が…2週間くらいしてもなくならなかったので、亘理のボラセンの隣にある、手首を怪我した時もお世話になった外科病院へ看護師さんも、先生もわたしのことを覚えていて、ボランティアありがとう~って言われました診察をして、脂肪腫?汗腺炎?っと言うことで「切ろうか」と言われ「え!?今ですか?」と言ったら「特別にね」と言われました(苦笑)切開手術が始まり…手術中(部分麻酔)に爆睡してたら、「大物だね」と言われた(笑)5針縫い術後…白い塊を見て…うぉ抜糸は来週です作業をしたいっと言ったら、防水の絆創膏をしてやっていいそうです明日は高速バスで熊谷です~暑いかなーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月9日 亘理8ごっこ熊谷あついいい!!!!!さすがだ・・・・夜の気温が33℃ってー湿度80%ってーーーーあまりにも寝苦しく、夜中何度も目覚めてしまいました東北が恋しい(涙笑)今週の活動は…夜行バス明けできつい月曜は、屋内へ行きたいな~~っと思って朝のマッチングを見てたら、お、、、屋内泥出しの案件を発見~~そしてみんなで現場へ向かうと・・・・しーーーん。依頼主がいない…え?それもなんかキレイだし?リーダーが依頼主に電話をしたら、なんと、、、「今日は継続ではないです」ガビーーーーン\(゜ロ\)(/ロ゜)/メンバーみんなつなぎに着替え、めっちゃ気合入れてたのに(苦笑)ボラセンの連絡ミスっぽく、一度センターに戻り、新しい案件…屋外の瓦礫撤去…ガビーーーーーン(ToT)/ま~やるけどね~~現場に着きジリジリの炎天下の中、クワを持って、土をジャカジャカ~~~~割れた瓦、ガラス、岩、出てくる出てくる~~(こりゃ~キリがないな…)作業をしてたら依頼主さんが来て「ガラスとか多いですよね…。ここ甥っ子が砂遊びしてたんですけどね…。もう泥だんごは作れないかな」ピクッ!「わかりました!また砂遊びができるくらいの状態まで片付けますからね」依頼主さんに、網目状のプラケースを借りて、土をほおりこみ、ふるいをし、残った瓦礫を土のう袋へそれを何十回も繰り返しました。数時間後、一緒に作業をしてたおじさんに「駐車場になるんだからそんな細かくやらなくてもいいよ」って言われ「ガラスは取り除かないと。」土がサラサラになるまでふるいにかけました。ただ、、、、やっぱり睡眠不足が…リーダーが「あやか休んどけ」って。帰りの運転が一番恐かったので、仮眠をとりました…復活して作業再開ーーーーでも、時間はあっと言う間に過ぎ片付ける時間に…私的には物足りないとこで終わってしまったのですが、依頼主さんが見に来て「本当にキレイになりました。前、ここで車がパンクしちゃって…。こんなとこだから助けもなかなか来なかったし…。本当にありがとうございます。」よかったよかった~~(^O^)/あ、泥だんごいっぱい作ってね~そして、作業後恒例の自衛隊風呂ですが…亘理の自衛隊風呂が3日で閉鎖になってしまいました自衛隊風呂の中をご紹介~入口ドライヤーも付いてるの自衛隊さんありがと~~ガックリしてたけど…山元の自衛隊風呂がまだあるみんなで山元に向かいました~そして、外はどしゃぶりに~~~そんな中でも、自衛隊さんは頑張っています。わたしたちが雨にぬれないように、シートを下ろしてくれたり。わたしたちは自衛隊さんに守られている。そして、自衛隊さんがすぐ近くにいるということは日本が今どうゆう状況だかわかりますよね。日常で当たり前のようにお風呂に入ること、それができない人が日本にいるということなんです。関東から2、3時間で出会える距離のところに。みなさんお願いだからわかってください。そして、助けに来てください。-----その夜はどしゃぶりの中、メンバーの中で作業に入ったことがある、すいおばーちゃんの家に遊びに行きました遊びに行くのは2回目~おばあちゃんのご飯がめっちゃうまいのーーー(>_<)おばあちゃんが、みんなで食べるご飯はおいしいね~!ってそして、ご飯を食べ終わって、おばあちゃんが「ひまわりが大きくなったんだよ」ってリーダーが、「え!?ほんまっ!?」って4月にすいおばーちゃんちに作業に行った時に、リーダーがおばあちゃんにひまわりの種をあげたんだって。それが大きくなったんだって。あの土地のあの土で、ひまわりが育ってるんだよ。うれしいよ。雨が止んで、みんなで庭に行きました。なんで、こんなに毎日、涙があふれることばかり起こるんだろう。それもうれし涙!すごく、幸せなことだって感じました。早く花よ開け~~(^O^)/↑作業メンバーが鉢に書いたメッセージが玄関に飾ってありましたどうですか?ボランティアのわたしたちって毎日、最高の日々を送ってると思いませんか?日本中どこ探したって、わたしたち(ボランティアさん)にしか起こらない感動です-☆週末だけ、日帰りだけでも来ちゃうボランティアさんがいるわけはこれなんですボランティアするってなんか幸せって人が幸せになると、自分も幸せになるんですよね。別荘に戻って、紫外線をいっぱい浴びたからパック~~次の日記では石巻での出来事を書きます~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月14日 石巻悲しいと思ったりうれしいと思ったりそれだけで涙って出るんだけど石巻に着いた時は、息がつまる苦しさになって、目がにじみ出す。かなりの人が亡くなってるっていうのを、身体が感じる。メンバーも、しばらく言葉を発せませんでした。ボラセンに着いてビックリ…被災してる小学校だった。そんなの初めて。こどもたちは無事だったのだろうか。色んなことを考えてしまって、現場へ向かうテンションもやっぱりいつも通りにはいかなかったけど、でも「片付けなくちゃ」って思いはちゃんとしていました。皆、発する言葉も見つからないまま現場に着いて・・・・ん。しかし依頼主のおばあちゃんの謎のペースでの作業が始まったとたん、???メンバーもいつも通りの表情に戻りました作業開始、第一印象「石巻のセンターはまったく機能していない」それはチーム神戸の人にも言いました。私たちはベテラン勢というとらえ方なのか、ボラセンでの案件の説明も特になく、現場直行されたのですが、8人のメンバー全員がサビ取りってどうゆうことだー!作業の進行の悪さ…石巻が片付いてないのは、被害の大きさもあるけど、確実に機能していない作りすぎのボラセンにある気がする。だって、この日、チーム神戸のボラセンのボランティアは私たちだけですよ?リピーターもいない。いや、新規がいないんじゃ?そりゃそうだ!あのセンターじゃ安心して作業はできんそんなこんなで☆チームJAPAN☆が立ち上がりました(笑)ここに写ってないボランティアさんもいますが、作業メンバーは全国から集まってるから、ほんとにチームJAPANなのだチームJAPANのモットーは…『やれることをやる、のが今!』なーんて、今勝手に私が言ってるだけですが(笑)でも、ほんとそーゆう人たちが集まってるんですよ。「今、手伝える!だから今、行きますッ!」って石巻午後は、みんなで大量の食器洗い依頼宅は料亭なんです~↑どうですか~?この食器を洗う私の姿ステキでしょ?(笑)食器を洗ってたら来客が暑いよね~飲め飲め~数時間、何十枚もみんなでお皿を洗いに洗いまくり、帰る時間になってお母さんに挨拶「みんなありがとう3分の1が終わりました」ってーーーー(苦笑)料亭、恐るべし…ボラセンに戻って、センターの人が「なんか短冊が寂しくて…」という笹の葉にみんなで短冊を吊るしましたわたしの願いは表『一人でも多くの方の力になれますように』そして裏は亘理の短冊と一緒『みんなが怪我無く作業ができますように』石巻、放っておけない。またみんなで来ようって話しました。帰りに洒落てる仙台駅をジャージ姿でウロついてみよう!ってことになり(笑)スタバに入ったら店員さんに…「今日は大会か何かですか?」と聞かれ(笑)「いえ、私たちはこーゆう者です」っと水戸黄門のようにTシャツの背中を見せました「ボランティアありがとうございます!」っと可愛い店員さんたちに言われましたーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月15日 震災から4か月「ままへいきてるといいねおげんきですか」東日本大震災こどもたち↑youtubeでアップされていた動画たくさんの人に見て欲しい。自分にこどもがいる人は、自分のこどもが同じように苦しんで泣いていたら?この動画の曲に使われているしおりさんの「smile」しおりさんは宮城で災害ボランティアをしていました。現場の帰りに聞くと涙が溢れる。その頬を涙でぬらさないで君の笑顔が一番好きなんだ君の笑顔がみんなを幸せにするどんなに苦しくても、ボランティアさんに笑顔で差し入れをする依頼主さん暑くて、マスクの中は汗で溢れて泥は重くて被災された方へのかける言葉も見つからなくて、辛くてそれでも「大丈夫。元気だよ」って作業を続けるボランティアさん。みんなすごいよ。いつか、町が元通りになったら「あの時はやっぱり辛かったな~~!ハハハ―!」って地元の人と、ボランティアさんで、笑える日が来るかなそれまでがんばろうね。7月11日震災から4ヶ月その日も暑くてセミがジリジリ鳴いていました。でも、青い空と、たくさんの緑に囲まれてると、大地震が起きたなんて想像できない。わたしは山元町で、地震で家を失った方と、仮設住宅への家電の搬入作業をしていました。「4ヶ月か。」被災された方がつぶやいていました。14時46分町内から、ラジオから、放送が入りました。≪ 黙祷 ≫その一分間何を想おうわたしは、津波で亡くなった大勢の人たち家族、財産を失ったたくさんの人たちその人たちが今、わたしの隣にいること目を閉じてても、涙がこぼれてきました。宮城県山元町は、亘理郡で、亘理の隣町。緑がたくさんなの冷蔵庫、テレビ、電子レンジ、ポット、炊飯器仮設住宅へ運ぶ運ぶ~~~搬入作業は男性陣にまかせ、女性陣は梱包から出し、セッティング~1日、6か所の仮設住宅へ行きましたそして、そこでこんなトラックと出会いましたさすがセブンイレブン~~外でカゴを持って、中でお買い物をします作業が終わり、亘理へ戻ったら・・・スイカーーーーしあわせ~~~その後はおふろ~自衛隊ブロではなく・・・なんと亘理の町営プールがボランティアさんのためにシャワー室を開放してくれましたいやっふ~~ヽ(^。^)ノボランティア生活がまた快適にシャワーを浴びて、外に出たら、ボラ友が亘理公園で「子猫がいる。」ってーーー↑首輪と鈴はわたしが付けましたエネオスに捨てられていて、エネオスの人がご飯をあげていましたが、めんどうを見れなくなり、亘理公園へ放したそう…地震で、犬も猫も震災孤児になっていますからね…名前を「ちゅうり」と名付けました宮城では「き」が「ち」に変わるので(笑)3カ月近くいますが、まだ訛りが聞き取れません(苦笑)そして、ちゅうりをご飯にあり付けるテントサイトへと移動しましたボランティアさんへの媚の売り方がうまい(笑)先輩猫ちゃんたちから生きる術を学ぶのだぞ~その後、またまたすいおばーちゃんの家でご飯をいただきました~~あら、わたしたちも野良と一緒?(笑)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月16日 亘理9ごっこもちづきさんが作ったハイエースの画用紙に私が書き書き~我々、「NPO Soon」NPO soonのチームJAPANです只今、あるところから助成金を受ける手続き中ー計画無職(苦笑)さんたちが貯金を切り崩してボランティア活動をしてるのを見て…なんとかできないかな~っと調べていました。そこで、こーゆうのが得意な私がやっちゃろー!っと思いました。来週は、午前中は資料作成&メンバーへのサポートに回って、午後に作業(交代)とか考えています。事業計画、直近の予算(活動資材、交通費、通信費、保険料)などを出さなくちゃね。活動報告書の提出があるんだけど、ブログが使えるらしいこのブログが役に立つんだ~忘れないために、って思って1つの記事に2時間以上かけて(汗)付けてた記録だけど、この記録がまたボランティアさんたちの役に立てるのはうれしい。私は自分の仕事があるから現場にはなかなか行けなくなるけど、これからは違った支援ができたらいいなと思う。今回の震災は極めて甚大で支援活動も長期化します。全国から集まったボランティアさんたちと友達になって、あの人たちの力が必要だって思った。だから、みんなが活動し続けられる環境を作りたい。それが、被災された方への私の新しい応援の仕方になったらいいな。『何が成功につながるなんてわからないけど、やるしかない』成功の反対は失敗じゃなくて“何もしなかった”だから。ちょっと飛ばしちゃいましたが、7月7日、2日間継続で入ったおうちは、番犬クロちゃんがいる佐藤さん宅。犬は2匹飼っていたそうですが、1匹は津波で流されてしまったそうです…。そしてここの案件で…床下断熱材バトル&初ゴキブリ対面ゴキブリの生命力すごい…。そして、この家の作業をしていてしみじみ自分に驚く。ほんと埼玉の日常では絶対に体験することのなかった、床下にもぐって、断熱材はがし&泥除去…ブラシの使い方がうまくなりすぎてるし、ヘドロと普通の土の区別を触診だけでわかるようになった!それをリーダーに言ったら、「その能力はここ以外では使い道ないけどね」ってーーー確かに(汗)そして、床下にもぐってたら、なんと地震が震度3くらいでした。津波警報なし。マジびびるわ~~(@▽@;)でも、先週末、私が帰宅してる間に、3・11後初の津波警報が出ました。作業が中止になり、みんなで避難したそうです。ほんと、やめて。みんなに何かあったら、わたしはどうしたらいいんだよ。関東で、揺れると、恐い。宮城にいるみんなが気になって気になって。お願いだから、神様、もうやめてください。みんなずっと無事でいて。佐藤さん宅、床下がものすごくキレイになりましたーー(^O^)/通気口から、太陽の光も入り、風も入るようになりました!消石灰をまき、完璧そして、床下から大量に出て来た洗剤を瓦礫山に佐藤さんが置いていたので「捨てちゃうんですか?」っと聞いたら「全部、持って行っていいよ!」といただいちゃいました~~(^O^)/ボランティアさんも毎日お洗濯をしているので、別荘で泊まってるメンバーだけで洗剤がすぐなくなっちゃうので助かりました~~シャンプーまでボラセンで泥を洗い流しました~炊き出しのとんこつラーメンうまま~~~7月12日の案件。丸子さん宅(すいおばーちゃんの親戚だった!!)みんなお疲れーー今回の床下泥出しは初めての経験…なんと、ビニールで覆われている上に泥がたまったので、ビニールが見えるくらいになるまで泥を出すという…↑これは作業済みの状態ビニールが邪魔で…大変でした…わたしは脇の安静?のため、床板がはがしてあるところで作業しましたが、床下もぐら隊は大変だったろうな…まみこさんのつなぎの色が濃くなってる~これは汗です内藤リーダーの腕に注目。ペットボトルに「みんなの」って書いてたら、堀之内リーダーに「みんなの」って腕に書かれてました(笑)ほんと、みんなおバカでとても楽しいですこのチームで作業してると、ほんと疲れないし、作業も集中して進むんだよね。休憩中のマスクポジションはみんな同じ!作業を続けていると、みんなここに落ち着くんです(笑)丸子さん、アイスの差し入れありがとうございます~~あばらちゃんが折れてる(?)河西リーダーの休憩にレッド族が包囲(笑)丸子さん宅、2日間継続して無事終了~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月24日 亘理10ごっこ夏だ~~~(^O^)/涼しい夏だ~~(笑)熊谷が気持ち悪い!!!(笑)だって、暑くないんだもん;;;なんかこわいこれは嵐の前の静けさなのか…それとも、みんなが節電してくれてるから、ヒートアイランド現象が起こらないだけなのか??『熊谷人のあるある』*30℃は適温*33℃じゃ冷房は使いません*35℃でも使いません*だから県外の来客に嫌がられる*頑張りすぎて39℃あたりで悪寒がする*猛暑って何?*熱中症警告の市内放送を真夏の体育館で聞くAKキッズ(笑すごッ)そんな熱いAKキッズ、日曜は久しぶりのイベント出演でした~メンバー全員そろって練習ができなかったので、どうなることやら~っと思ってましたが、本番を迎えビックリこの数カ月で一人一人の技術がかなり上がってる歓声が上がってました~~~(^O^)よかった~よかった~ビギナーの夏バージョンは、黒のメッシュキャップ↑手作りでかわいい~~AK応援隊も来ていました~来週のイベントはみんなもがんばってね(^_-)-☆みんながかき氷を食べてるのを見て…5年ぶりくらいに買いました(笑)私のシロップのかけかたがよくないのか…あまりおいしそうに見えない(苦笑)ほんの数分でしたが、お祭り気分を味わいました~美容院に行ってパーマをかけたよん10代の頃はずっとくるくるだったけど、久々~わたしはすっごい直毛だからセットがめんどくさくてやめてたけど、いいトリートメントスプレーを買ったので、パーマ生活が快適になりそうさて、18日~の災害ボランティアのレポですが『自分案件』というのをやりました(笑)所有者がいなくて、ボラセンに上がらない案件を自分たちで探して、片づける4月に初めて宮城に来た時に、わたしはそれをしようと思ってて、でも作業を選べなくて…それを今回混ぜてもらえて、とてもうれしかったですいつもの作業メンバーの様子がなんか違う…じゃーーーん全員リーダー(笑)社協の緑のビブスはリーダーさんしか着れないのですが、今回は不審者にならないように全員で着ました向かった先は、いつも昼ごはんを買いに来るセブンイレブンの駐車場の裏のここ。4月に買ったまま一度も使ってないマイ角スコ(笑)でも、結局、ヘドロが半端なくマイ角ちゃんは見学させました(意味ない笑)ってか、この私の姿…上のパーマかけてるお姉さんと同一人物とは思えませんね(笑)みんなでヘドロの山を片付け~半端ない・・・・・・・・これはほんと先の見えない作業だ・・・・・ひとまず終了しました…。(でも、このあとどうやら重機が入って清掃したみたいです!たぶんセブンイレブンの人に話しておいたから店長が町に依頼を出してくれたのかも!)そして、翌日から入った家は、大豪邸でした…っといいますか、豪邸の家が多い(笑)現場に入ってまず驚いたのがこれ…な…なんだこの木は!!!何十万もするらしいですこのおうちでの作業は、前回の日記で行った家のような、ビニール床下の上に砂を敷き詰めるという作業でした。床板のないネタの上を砂の入ったバケツを持って、何往復もしてくれたメンバーさん、大変だったのではないかと思います!床下砂まきは、砂風呂並みでした(あつっ笑)みんなでキレイに撒けました塩に浸かって、庭の木はみんな枯れています…緑を育てることはやっぱりしばらく難しいのかな…そして、翌日から3日間、憧れのチーム松本に入り作業しましたセンターヘルメットの松本さんは4月2日から亘理にいますチーム松本には大工さんもいて、たくさんのことを学びましたバールを使っての床板はがしは、わたしにとっては憧れの作業でしたかなづちを使って、バールを打ち、床板の下に入れて、テコの原理を使って、バキバキバキ!っとはがしていきます!ただ、接着面が強烈で、クギも打ってあるので、一筋縄ではいきません…。バールを3本使い!!一本は下に入れて、もう一本はバールの下に入れてテコがわりにして、もう一本でバキバキバキとやるを繰り返し!バールは一番奥にさしたら、上に持ちあげて思いっきりはがす!ってことも学びましたこの瞬間が一番きもちいい!!!!バリリリリーー!!!!っとキレイにはがせた瞬間、みんなで≪よっしゃー!≫って喜びますそれを何枚も繰り返しますそして、なんと丸ノコも教わりました~~~(^O^)/丸ノコで床板を切りわけて、はがしやすくするんです丸ノコガールになりました(笑)たくさんのことを教わり、また作業への可能性が広がったと感じましたそう、それで、わたしの中では住宅への関心がかなり上がってきてます…。一級建築士を持ってる方ともお会いして、さらに興味が湧きましたわたしも住宅の勉強したい今度本屋に行って参考書GETしてこよう現場が終わったら、みんなで夕飯を食べるのが楽しみです名取のイオンでビュッフェどうですか?フツーの生活でしょ?よく、ボランティアに向かう人に「そっちは物資はどうなの!?」「ライフラインは!?」って心配されるんですが…ほんとフツーです(笑)むしろ熊谷よりはるかに栄えてるのは間違いない(笑)現場では真面目なみんなも夜はやっぱりおバカになる(笑)先に寝た人は…みんなが楽しく、また戻って来たくなるチームにしたい!それが復興につながるもんね!夕日がきれいだった~~~~ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7月30日 山元いや~~ん雨でイベントが延期に~!でも当日は晴れてました~(汗)実行委員さんは[天気予報]で決断しているので^_^;浮城まつりの場合は「雨でもやりま~す」の勢いなんですが…明日も予報だと雨…先週のチームJAPANの活動報告ですところでチームJAPANのメンバーって誰?ってわけですけど「ニッポンジンのボラならチームJAPANじゃー」って言っています(笑)ちなみに菅さんの奥様もボランティアに参加して、うちのメンバーで一緒した人がいるんですけど、知らんふりして現場で「えーっと、すがさん?ですか?」って言ったって(爆笑ッ)「いえ、かんです。」って答えたって~菅夫人もチームJAPANじゃー♪今回、いつものように大宮から高速バスに乗るのに、熊谷駅に向かったらな・・・・なんだこれはーー!!??私、一瞬、疲労で幻覚を見たのかと思いました(笑)熊谷市…暑さでどうかしてしまったのか?駅のミストの効果を感じられなく、視覚から涼しくなろうと?これ、階段を下りている時は気付かないんです!まだ見ていない人は、駅に行って見てみてくださ~いちなみに写真は南口。終電で大宮に着くと、バスの到着時間まで一時間程あり、ボケーとしてるのですが、、、うっとうしいのが、酔っ払いのナンパッ!(この歳になってもまだお声をかけてくれるなんて光栄なことですが笑)でも、おもしろいパターンがあるんですよね。「暇~?これからおでかけ~?」「はい。宮城へ」「実家~?」「いえ、4月から災害ボランティアしてるんです。」その瞬間、酔っぱらいが目をパチクリっと覚まし「ご、御苦労様です!がんばってください!!」と言ってみんな立ち去って行きます(汗)はい、わたし日の丸背負ってますよ~今回の高速バスはビビりました~~深夜4時頃のことでした…全員の携帯のアラームが一斉に鳴ったんです緊急地震速報です震源地は福島県沖…震度5弱!!!バスは福島県を走行中あれ?でも、バスに乗ってると全然わからない…とりあえず安達太良で休憩をして…ボラ友にお土産を買う(笑)ズーム(笑)東北道も何事もなく、無事、宮城に到着~っと思ったら、なんと電車止まってるボラ友に駅まで迎えに来てもらいましたさ~ってそんなこんなのへっちゃら~張り切って作業!一カ月ほど前に、作業をしたあべさん宅から指名が入りました実は、一度作業をしたおうちに間を空けて入るのは初…。床下消毒に来たのですが、ビックリしました。もぐって見たら…ネタ(根太)にカビっぽいのが…やばい。すぐにリーダーに報告。そして、壁紙をはがしてみたらカビ。あべさんとの協議が始まりました。作業内容を大幅に変更し、壁はがし、床板はがし、断熱材はがしになりましたよっし~~~わたしは途中から、大好きなあべ父と一緒にお昼ごはんの用意をしましたみんないっぱい食べてね~~(^O^)/おいしいご飯を食べたら、ウ○○ももりもり~~!?(↑いえいえ作りかけのぬいぐるみの腕です笑)2日間かけて、大量の断熱材はがし&洗浄をしましたが…終わらず結局あべさん宅は継続になりました…また来週伺います…ただ、今回のことがきっかけで他の住宅のことも気になってきました…作業メンバーと、「作業の見直し」について話し合いました。社協と協力してアフターケアをした方がいいんじゃないかなって感じました。それはニーズを増やすのではなくて、欠点を見つけてあげて、早いうちに業者さんへの依頼をお願いすること。やっぱりボランティアは素人なわけで完全な修復は不可能。社協ももう一度、ボランティアが入った家の現調をし直すべきだと思う。それと、津波での被害の前例がないとしても、台風国家の日本なんだから、床下浸水の被害は事例がある。塩水には浸かってないけど、結局、【汚水】に浸かったのは同じだから、作業の手順も似たものだと思うんだけど…ってことで、それは、熊谷に戻って調べました夜は、5月にお泊りでお世話になった金子さん宅へ金子さんは熊谷の花湯?華湯?の社長と仲良しらしくって、高ッいお酒をたくさんいただいたようで、我々もごちそうになりました(^O^)/べろんべろんに酔っぱらって、この日は金子さん宅に泊まりました~次の日の夜は、みんなで串焼き屋さんへ夜道を歩いてたら~いえいえ(^O^)/まだまだ(^O^)/