日本史炸裂！！！

仕事ってやってみないと分らない事が多いですよね。







自分もそうでした。







自分は実は今年の春に仕事を一度退職しています。







その時に思ったことを書きたいと思います。







☆☆☆







自分は管理職でした（自慢ではないですよ、念のため







自分の職場というか、支店というか、支部というか・・・







そこの管理職だったのですが。







管理職より下の社員はいませんでした。







一番下の社員が管理職なのです。







あとは全てバイトです。







バイトが１２から１３人くらいいるわけです。







社員は自分ひとり。







まれに社長が顔を出します。







管理職っていう言葉をうまく利用している会社でした。







管理職には労働基準法も通用しないそうですし。







当然ですが、残業手当も出ません。







気づいてみれば１か月休みがなく、会議だの研修だの説明会だの・・・







四六時中仕事をしています。







めちゃくちゃ今月頑張ったなぁーーーーー！！







と、思っても給料は２０万ちょっとです。







いろいろ引かれると手取り１８万くらいです。







正直大学生の頃に夜勤していた頃の方が給料が多いわけです。







なんで一番下なのに管理職なのか実際に働いてみてよく分りました。







余計な手当てを出したくないからですよね。







だからこそ一番下っ端が管理職なのです。







支店の売上がＵＰすると給料があがる歩合制なのですが。







歩合で給料が上がるほど売上があるということは自分ひとりの力では回らないほどに忙しくなっています。







すると事務とかを募集しないと回らなくなるのですが・・・







事務に対する給料は自腹なわけです。







売上ＵＰ→給料ＵＰ→忙しすぎる→事務を雇う→自腹で給料払って結局いつもの給料。







やってられないわけです。







振り返ってみれば自分の会社はコロコロ管理職の変わる会社でした。







入社して１年が経ち周りを見ると二人くらいが残っているだけで全部入れ替わっているようなところでした。







世の中にはイロイロ組織があると思います。







いいところもあれば悪いところもあるでしょう。







自分はやってられない。







やる気が出ないと思ったから辞めたわけですが。







今の日本って、「仕事やめる」イコール「ダメ人間」みたいな所ってありますよね。







それって悲しいことだと思います。







自分は仕事はまじめにやる方ですし。







大学卒業してから、もう○年経ちますが、いまだに一度も休んだことがありません。







多少熱が出ても気合で会社に行ってそれなりに頑張ってきたと思います。







それが頑張ったことにはならないでしょうけどね。







自分なりに真剣に頑張っても年収が３００万にも満たなければ現実に暮らしていけないわけです。







一人なら生きていけても将来のことを考えたら転職するしかないわけです。







でも。







世の中は結構厳しいもので。







自分の目から見て「どうしようもない、辞めるしかない」と追い詰められて辞めたとしても・・・







最近の人は仕事をコロコロ変えると見られてしまいます。







そんなところでも必死に頑張るのが立派だと思う人はそうすればいい。







ただ、仕事をやめる人間全てがいいかげんな気持ちで辞めてるわけではない。







真剣にこのままでは生活していけないから、だから辞めると言う人もいるわけですよ。







・・・







辞める時はショックでした。







イロイロと。







自分がダメ人間みたいで。







みんな嫌なのを我慢してやっているのわかっていますが・・・







仕事をやめるイコール無条件に悪！！







という固定観念はどうにかならないものでしょうか？







悲しいなぁと思います。