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November 12, 2004
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すりゴマとゴマそのものでは、すりゴマの方が抗原性が高いようです。ゴマそのもので発症しない場合でも、ゴマペースト(パンに塗るタイプなど)やすりゴマ(おひたしなどにかける)にすると、蕁麻疹などの症状が出やすくなるそうです。それは、ゴマの外皮が硬いため、すりつぶさなければ、ゴマそのものが便中に排泄されるので、ゴマタンパクが吸収されないか、されるとしても、徐々に吸収されるので、発症が抑えられる可能性が高いようです。

また、発症にもっとも大きな影響を及ぼすのはゴマ油だと思います。ゴマ油の酸化が発症に大きく関与し、これは他の油でも同様だと思います。昔はゴマ油を圧搾する時に、石をゆっくりと回して、油を抽出していたので、圧搾時の熱はほとんど発生せず、熱による酸化はほとんどありませんでした。しかし、最近は機械により圧搾をします。すると、摩擦熱がどうしても発生してしまうため、店頭に並ぶ頃には酸化がすでにはじまっているようです。その酸化による影響と、ゴマの健康神話による多量摂取が原因により、最近ゴマアレルギーが増えた背景の1つではないかと考えられています。

特に、東京・大阪など都市圏に住む人は環境の悪化などにより、ゴマに感作される人の割合が高いようです。これは家族構成にも原因があるかもしれません。親子のみの核家族となり、例えば、ゴマ油を購入しても、1本を使い切るには時間がかかります。そのことで、酸化はかなり進みます。また、酸化予防のため、早く消費をしようとするため、個人単位の摂取量が増えます。しかし、大家族で住む家庭が多い田舎の方では、その使用量が多いため、なるべく鮮度が良く、酸化の進まない状況で消費してしまうメリットがあるのかもしれません。もちろん、大家族における除去食・回転食を行うためのデメリットは多いのですが、油の消費量から考えるアレルギー予防という観点では…という意味です。

以前にも紹介しましたが、からだに配慮したゴマ油を作っているところがあります。昔ながらの製法をしており、薪をたいて釜煎りを行い、石臼で油を圧搾しているようです。この製造業者はカホク製油で、他にも菜種油なども同様の製法を用いて作っています。練りゴマも出ているようなので、ゴマアレルギーがない場合は、そういうからだにやさしい製品を適度に用いることをおすすめします。原材料も無農薬・無化学肥料栽培である有機ゴマを使用しています。

自然農法 黒ごま油 (無添加絞り)
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(トップに、昔ながらの石臼機の写真がありますので、参考に見て下さい)

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鹿北製油の白ごま油 160g
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鹿北製油の「えごま油」160g
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次回は、ゴマアレルギーとアトピーとの関連性です。





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Last updated  January 16, 2006 07:27:21 PM
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chika♪♪@ カンママさん はじめまして。 毎日の離乳食作り、お疲…
カンママ@ Re:環境アレルギーアドバイザー(10/18) はじめまして。11ヶ月の娘の離乳食に悪戦…
chika♪♪@ masasi 1971さん はじめまして。 8年前の記事にコメント…
masasi 1971@ Re:ごめんね、お空に旅立った天使ちゃん!(04/17) 今晩は。私も一昨日切迫流産で四人目の赤…

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