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欧州は住みやすいか否か?
いろいろな見方があるが 諸サービスに於いては、欧州というところは 英国も含めて、非常に悪い この記事は、フランスの例だが フランスなど、ラテン諸国(なまけ者組)は ゲルマン諸国(勤勉組)より、おしなべて悪い 多分、ギリシャなど、最低の部類か? フランスは、今回の欧州旅行で、久しぶりに経験したが 本来のフランス人は、ほとんど働いていない(笑) と言う感じかな? 移民として、または、労働力で入って来ているアフリカ系の人間の方が、 いわゆる3K系の仕事をこなしていて 案外真面目だったりする ギリシャは、私も、バカンスで短期間滞在したが ホテルの従業員は、本当に働かないし、気が利かない そもそも、ああ言う国がEUに入ったのが、そもそもの間違い 英国も、私の経験からは、悪い(笑) 英国は階級社会で、下層の労働者は勤労意欲が低いし責任感も低い むしろ、比較的貧しい国で チップを気前よく払うつもりなら 平均以上のサービスが例外的に期待できるかも知れない まあ、金で釣る、と言う事だが(笑) 日本のように ・ 真面目で ・ 勤勉で ・ 約束は必ず守る ・ マナーもいい ・ 料金もリーズナブル なんて国は、先ず、無いと考えた方がいい 米国は、地域によるのかも知れないが まあ、それほど悪くもないかな? もちろん、日本並み、なんて事は無いが 海外移住しても、同じ事だ 国にもよるが ただし、後進国は、人件費は安いと言うメリットもあるが ―――― 記事 ―――― 日本人が憧れるフランス生活の「本当の質」 優雅さの裏で手放すものもある 東洋経済オンライン 国末 則子 生活するうえでは不便なことも多いパリだが、今なお、世界中からの観光客を引き付ける魅力があるのも事実© 東洋経済オンライン 生活するうえでは不便なことも多いパリだが、今なお、世界中からの観光客を… フランス女性のライフスタイルや子育てに学ぶ本が人気だ。昨年10月に発売された「フランス人は10着しか服を持たない」(大和書房)では、米国人女性がフランスの貴族の家にホームスティをした体験をもとに、暮らしの質を高める秘訣を説く。 3月に発行された「フランス人は子どもにふりまわされない」(CCCメディアハウス)では、パリ在住の米国人女性が、子どもの自立を促すといったフランス流子育てを伝授する。やはり3月に発行された「フランス女性の働き方」(日経ビジネス人文庫)は、フランス生まれの女性が、仕事と人生を楽しむコツを披露する。 これらの本に描かれるフランス女性は、仕事や生活、育児を自分のペースで楽しんでいて、うらやましい限りだ。先日「フランス女性はなぜ仕事を続けられるのか」でふれたように、女性が働きやすい環境であることはたしかだ。しかし、フランスでの生活の質は高いのだろうかと考えると、疑問が頭をよぎる。 フランスで実際に暮らしてみると、がっかりしたり、苦労したりすることが多い。 いちばん困るのは、家の中の設備が次から次へと故障するうえ、なかなか直せないことだ。どんどん建て替える日本と違って建物が古いうえ、水道水に石灰分が多いため、トラブルが起こりやすいという面もある。 私が家族で住んでいたパリのアパルトマンの建物は築50年とパリでは新しいほう(周囲の建物は築100年を超えていた)だったが、たびたび災難に見舞われた。 入居早々、トイレの水が止まらなくなった。水道修理工を呼ぶが、すぐには来てもらえない。3日後に来てくれることになったが、約束の時間は「午後」という大ざっぱなもの。午後中ずっと待って、やっと修理してもらえたが、修理工が帰った後、水を流すとまた止まらなくなる。同じ修理工が再度来ても直らず。3度目に「修理工の学校で教えている」というベテランが来てやっと直った。問題解決まで1カ月近くかかった。 真冬に暖房が効かなくなったこともある。私のアパルトマンでは、建物の地下でわかした湯を各部屋のラジエーターに循環させ、暖める仕組みだった。この湯が回ってこなくなり、ラジエーターが熱くならなくなってしまった。暖房工事業者が、我が家に点検に来たり、地下で作業したりしたが、一向に直らない。パリの冬は零下に冷えこむこともある。洋服を重ね着したり、夕食を鍋ものにしたりして、なんとかしのいだ。ようやく修理に成功したのは、寒さも緩む3月、やはり問題解決に1カ月あまりかかった。 また、大人が3人入ればいっぱいになる小さなエレベーターが2機あったが、しばしば故障した。幸いすぐに救出されたが、閉じ込められたことも2回。帰国する3カ月前には、うち1機が動かなくなってしまった。 エレベーターは8階まで昇るものと、6階までのものがあったのだが、故障したのは我が家がある8階までのほう。修理業者が調べたところ、直すにはある部品が必要なのだが、昔の部品なので在庫がないとわかった。型を作って、その部品を作らなければならないので、3カ月以上かかるという。というわけで、帰宅する際には、6階までエレベーターで昇った後、2階分を階段で上がるはめになった。降りるときにはその逆をたどる。帰国のためにアパルトマンを引き払う日まで、ついにエレベーターは直らなかった。 顧客へのサービスを重視しない、フランス人の働きかたにも悩まされた。渡仏し、入居するアパルトマンを決めたとき、不動産会社の担当者が冬休みに入る前に、契約に必要な書類をそろえるよう要請された。書類が間に合わなかった場合、担当者が冬休みを終える2週間後まで契約できないという。休暇中の引き継ぎはない、とのことだった。夫と夫の会社のスタッフが大慌てで書類を準備し、どうにか担当者の休暇前に契約できた。 日常的に利用するスーパーや郵便局でも、従業員の休養は優先されている。 スーパーでは、お客に比して稼働しているレジが少ないうえ、商品を通すスピードが遅い。たいてい各レジに数人は待っている。行列が長くなっても、開けるレジを増やすことはほとんどなかった。それどころか、レジ係の休憩時間になれば、どんなに行列が長くても、そのレジは閉めてしまう。大半のスーパーは日曜休業なので、前日の土曜日は大混雑となる。私は一度、土曜日のスーパーに買い物に出かけて、二度と週末には行かないことに決めた。 郵便局に用事があるときは、30分くらいは待つ覚悟で出かける。スーパー同様、開いている窓口が少ないうえ、お客への対応はのんびりムード。やはり、どんなに行列している人が多くても、休憩に入る。行列に慣れているはずのフランス人も、「フーッ」と、ため息をついたり、「もう20分も待っているのに」とぼやいたりしている。日本在住のフランス人女性が、「日本の郵便局は素晴らしい。お客に順番を示した紙が発行されるし、サービスが手際よい」と称賛するのも当然だろう。 「フランス人は10着しか服を持たない」で紹介されている貴族のマダムは、毎日買い物カートを引いて専門店を回り、上質な食材を手に入れる。実際は、八百屋、肉屋、チーズ屋、パン屋と回ると、1時間くらいかかってしまうことがある。それぞれの店で、接客の順番を待ち、「ボンジュール」とあいさつをかわし、商品を注文し、代金を支払い、袋詰めしてもらう。別れ際には、「良い一日を」などとまたあいさつし、店を出る。時間に追われている人にはとてもできない。 治安も日本ほどには良くない。スリが多いので、外出するときは地味な服装を心がけた。ハンドバッグは斜めがけ。地下鉄の構内にエレベーターやエスカレーターはほとんどないので、運動靴かヒールの低い靴を履く。おしゃれな服を手に入れても、披露するチャンスはあまりなかった。 地下鉄車内では、居眠りなどとんでもない。バッグに手をかけ、常にスリに対する警戒態勢をとる。駅名のアナウンスもほとんどないので、到着する駅の表示に目を光らせておかなくてはならない。ブランドのバッグを持ち、おしゃれな服を着て外出できるのは、運転手付きの車で移動できる人だけではないか、とやっかみたくもなる。 ところで、本の題名になった「フランス人は10着しか服を持たない」は本当だろうか。フランス在住経験者らに尋ねると、「知り合いのフランス人女性は、いつも同じ服を着ていた。でも、一目で上質とわかるような服だった」とか、「学校の友達はみんな毎日同じズボンをはいていた」などの証言が集まった。 私の周囲にも、「いつも同じような格好をしている人」が多かった。2日連続同じ服を着ている人にも、たびたび出会った。日本と違い湿気が少ないので、夏でもあまり汗をかかない。したがって、そう頻繁に着替えたり、洗濯したりしなくても済むようなのだ。「10着」きっかりではないかもしれないが、総じてフランス人の方が日本人より少ない数の服を着回している。 さて、ここまでフランス生活の実際について紹介してきた。働く人がきちんと休みをとれるのは素晴らしいことだが、消費者の立場としては辛いこともある。働く人が働きやすいということは、消費者や顧客に多少の不便を強いることと表裏一体なのだ。 華の都パリには世界中の人々が集い、エッフェル塔やノートルダム寺院、凱旋門など美術品のような建築に、心が躍らされる。6月は梅雨もなく、新緑が美しい。からりと晴れた空の下、さわやかな風に吹かれて、カフェのテラスで過ごすのも楽しい。あまりお金をかけなくても、心が満たされる。フランスならではの喜びを味わうには、少々の不便は我慢すべき、ということなのだろう。 ―――― 感想 ―――― こんなに不便で 待たされ続けて イライラし続けて これで「優雅な生活」、なんて言えたものじゃ無いと思うが 案外 日本人は 極めて素晴らしい国に快適に住んでいる ・・・のかも知れない 自覚が無いだけで(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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