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記事と私のコメント 進化するドローン 実用化急ピッチ
2016/4/25 19:00 ―――― 私の意見 ―――― 私は、ドローンの発達と進化は、人類史上、極めて大きな事だと思っている 航空機を除いて 今までの人類の移動・輸送は ■ 「surface 地表面」に限られていた それが、ドローンによって ■ 「空間」に於ける移動・輸送が可能になるのである ---- 大洋を航海する船にしても海の表面である 海に比較すれば 地表上の移動は、代表的なものは ■ 鉄道 ■ 自動車 であるが 総じて、 ・ 建物などの障害物が無数にあり ・ 道路・レールという制限条件があり ・ 山岳と言う障害物もあり ・ 直線的な移動も容易では無いし ・ 輸送機関・移動車両による制限があった ・ スピード・時間の制限もある ---- それが、ドローンによって、一気に、自由になるのである ドローンは、これから、無限の進化をするだろうから 現時点で、あまり細かいことを言え無いのだが それでも、すくなくとも、下記の記事のような可能性がある ---- ただ、ドローンに先立って 農薬の散布などに使われていた 無線操縦のヘリコプターなどがあったが あれなど、考えようによっては ドローンのさきがけ、と言う考え方もできるだろう ---- 大きさや性能で言えば オスプレイが無線操縦できれば これも、大型ドローン、となる 大いに有用だろう ---- 思い出せば 昔々の少年雑誌などの「空想的未来図」なる挿絵には 林立する大都会のビル群の間を縫って 無数の飛行体が飛び回っていた 考えて見れば ドローンの出現を予想してのもののようでもある ―――― 記事 ―――― ドローン(小型無人機)の機能が急速に進化している。撮影・測量・監視などの従来用途に加え、インフラ点検や宅配サービスなど、産業に革命的な進歩をもたらす分野での実用化も視野に入ってきた。 ■自動制御、障害物回避…機能進化 東京工業大学の長谷川修准教授らは人工知能(AI)を使ってドローン(小型無人機)が飛び方を自ら学ぶ技術を開発した。荷物をつり下げたり風が吹いたりしても、しばらく飛ぶうちに自動で最適な飛行方法を見つける。 ドローンが飛び方を独学 東工大開発、AIで最適化(4月25日) 重りをぶら下げても安定して飛行できた 大成建設は小型無人機「ドローン」を活用し、精度が高い3次元(3D)図面を作製する技術を開発した。測量誤差は5センチ以下。大規模造成工事の進捗状況や土量の管理に利用できる。実際に人が測量するよりも短時間で済み、コストも8分の1程度に抑えられるという。 ■ 測量に活用 ドローン測量、誤差5センチ以下 コスト8分の1に 大成建設(4月22日) 国際航業は4月19日、ドローン(UAV:無人航空機)で撮影した画像から簡単に3次元データを作成できるクラウドサービス「3次元空間解析クラウド」を発表した。6月から有料サービスを開始する。 ドローン撮影写真から3次元データ作成、国際航業(4月19日) 小型無人機(ドローン)の世界最大手である中国DJIの日本法人は3月3日、障害物を自動で回避できるドローンを発表した。人や車を自動で追尾して撮影を続ける機能も付けた。15日から出荷を始める。初心者でも簡単な操作で安全に空撮ができる新機能を前面に出し、販売拡大を狙う。 ■ 障害物自動回避 障害物自動回避のドローン出荷へ 世界最大手の中国DJI(3月3日) 仏パロットは3月1日、最長25分の飛行ができるドローン(小型無人機)「Bebop 2」を日本で発表する。農業やインフラ点検といった分野での利用を想定し、地面を撮影しやすいようにカメラの角度を最適化した。 ■ 飛行時間 最長11分しか飛行できなかった前機種と比べ、倍以上の飛行時間を実現した。パロットによると、重量500グラム級のドローンで25分間の飛行は初という。 ■インフラ点検に活用 パナソニックは4月20日、高速道路などの橋を点検する産業用の小型無人機(ドローン)をベンチャー企業と共同開発すると発表した。橋の裏をカメラで撮影して傷の大きさや位置のデータを収集する。目視による点検に比べ劣化の兆候を早く発見できる。2017年度以降の実用化を目指す。 パナソニックが橋点検向けドローン ベンチャーと開発(4月20日) デンソーは4月8日、小型無人飛行機(ドローン)に参入すると正式に発表し、開発した機体を報道陣に公開した。老朽化した橋などインフラの点検に活用する。自動車部品で培った制御技術を使って飛行中の安定性を高めるなどして、対象物まで60センチメートルまで近づくことができるようにした。 デンソーがドローン公開 参入発表、対象物に60センチまで接近(4月8日) 多くの企業・組織が実用化に取り組んでいるのが「ドローン」と呼ばれる飛行系のロボットだ。人による点検では難しかった山間部の高層橋脚や海底トンネルの換気塔などの近接点検や、交通規制をせずに点検を実施できる可能性が期待されている。 進化するドローン、話題先行から「現場で使える」へ(3月2日) ■配送実験、続々開始 米アマゾン・ドット・コムは4月19日、日本で小型無人機(ドローン)を使ってインターネット通販の商品を注文後30分以内で届ける計画を進めていることを明らかにした。2.2キログラム未満の荷物を16キロメートル以上の距離に届けることができる。これに関連し、空域別の飛行ルールを定めるよう日本政府に求めているという。 米アマゾン、ドローン配送30分内に 日本で計画(4月20日) アマゾンのドローンは16キロメートル以上飛行できる 実用化が早急に望まれる地域が存在する。それが離島だ。日本は実に6852もの島から成る世界トップクラスの離島大国。そのうち有人の島が418存在する。 ■ 離島へ 有人の島の3分の1以上は瀬戸内海に存在している。ここでドローン配送を進めるためのプロジェクト「KamomeAirプロジェクト」が発足し、実証実験が進められている。 瀬戸内の島へドローンでお届け 輸送20kmに成功(4月17日) 瀬戸内海の実験では往復20キロメートルに及ぶ輸送に成功した 情報通信研究機構(NICT)は4月12日、プロドローン(本社:東京都千代田区)と共同で、ドローンを使って学校図書館の図書を別の学校に自動配送する図書配送システムの実証実験に成功したと発表した。 ドローンによる図書の自動配送実験に成功(4月12日) MSDとエアロセンス、アルフレッサは4月6日、ドローンを用いた医薬品配送事業の早期実用化に向けて連携することで合意した。3社が連携・協力して医薬品配送のビジネスモデルの構築を目指す。 ドローン医薬品配送の事業モデル構築へ、MSDなど3社(4月6日) 楽天は3月28日、千葉大学発ベンチャーの自律制御システム研究所(千葉市)と小型無人機(ドローン)を使った実証実験を始めたと発表した。5月にも千葉県内のゴルフ場で飲み物やゴルフボールなどを運ぶサービス開始につなげる。将来はインターネット通販の商品の高層マンションへの配送での利用も想定する。 楽天、ドローン使いゴルフ場で配送実験 千葉大発VBと(3月28日) 千葉市で4月11日午前、小型無人機(ドローン)を使った都市部での宅配サービスの実証実験が始まった。商業施設から公園へワイン瓶を自動操縦で運搬した。国家戦略特区を使い、最終的にはマンションの各戸のベランダへ宅配する実験で、2019年度までの実用化をめざす。 ドローン宅配へ特区で実験 千葉市、GPSで自律飛行(4月11日) ■宅配実現への課題 ・ 1つ目は風。現在は平均で風速8メートルの風なら耐えられるが、15メートルほどの風にも耐えられるようにしなければならない。 ・ 2つ目は気温。現状では0度を下回るとリチウム電池が使えなくなる。冬の時期でも使えるよう、電池がマイナス30度でも機能するように改良する。 ・ 3つ目は機体の耐久性。毎日7~8時間稼働することを想定し、モーターの耐久性を高める」 ・ 4つ目は安全性。空中で異常が生じた場合に不時着できるようにする。これが無人で飛行することの一番の難しさ。何が異常かを探る人工知能を実装し、異常を早めに判断して自律的に着陸できるようにする。5つ目は騒音。マンションの各戸のベランダに配送する際に迷惑がかからないよう、羽根を柔らかくして騒音を今の半分に減らす」 ■ 航空管制 「飛行には航空管制が不可欠だ。有人の飛行機と同じように管制センターを設けて飛行中のドローンを一元管理し、離陸の許可が出た機体だけが飛行できるようにする。目的地の天候が悪化した場合にドローンに一旦戻るよう指令を出したり、海岸に不時着させたりする必要もある」 ■ 電波法の緩和 「電波法の緩和が必要になる。管制システムには電波通信が欠かせない。有人飛行の場合は音声で離着陸の許可を出すが、無人飛行の場合は管制センターとドローンが通信して許可を出す必要がある。通信を途切れさせないために、ドローン用に新たな周波数帯域を割り当てるといった緩和が不可欠だ。10キロメートルの長い距離を飛行する際にはある程度強い電波が必要で、電波の出力規制も緩めるべきだ」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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