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記事 日本は軍事的な“防波堤”? 米国が「日本を手放せない」事情
※AERA 2016年5月30日号より抜粋 共和党の指名獲得が確実なドナルド・トランプ氏。 在日米軍駐留経費の全額負担を求める大統領が誕生すれば、 日本の安全保障政策はどうなるのか。 「米国は世界の軍隊や警察官をする余裕はない」。 トランプ氏は5月4日のCNNインタビューで、日韓に核保有を容認し、 米軍駐留経費の全額負担を求める理由をこう述べた。 突飛な印象を受けるが、「孤立主義への回帰」はトランプ氏のオリジナルではない。 沖縄国際大学の佐藤学教授は「米国の伝統的な外交政策です」と説く。 欧州との相互不干渉は第2次世界大戦前までの外交政策の基軸であり、 冷戦崩壊後もイラクやアフガニスタンでの戦争を経て財政難に陥った米国には、 孤立主義的な論調が議会内や知識人の間で目立つようになった。 トランプ氏はこうした空気を読み、 格差社会の「負け組」となった貧しい白人男性の不満を主に吸収する形で支持を広げてきた。 このため、大統領選の行方にかかわらず、 米国は対中、対ロにかかる軍事的コストを同盟国に負わせる方向に進むのは避けられない、 と佐藤教授はみる。 「日本を『特別な』同盟国とは見ない考えが米国に広がっている現実を直視し、 日本政府はアジアにおけるカウンターバランスとして 米軍のプレゼンスがどれほど必要なのかを冷静に見極め、 米国と戦略交渉に当たらなければいけない時代に入った」 「日米安保の値段」が問われる事態に直面したとき、 日本はどう対応すべきなのか。 「米国は日本を手放せない事情があることをまず押さえなければいけない」 と話すのは元内閣官房副長官補の柳澤協二氏だ。 ■ 日本という軍事的な「防波堤」を失うと、中国やロシアの潜水艦は頻繁に太平洋に進出する。 そうなると、米国は自国防衛に直結する権益を脅かされる。 ■ 米軍は「自国の安全のために日本も守っている」のが内実だとすれば 「誰が大統領になっても米国の根底の国益に反することはできない」(柳澤氏)。 自民党の高村正彦副総裁は4月6日に都内で講演した際、 トランプ氏の発言が支持される背景には日本の「安保タダ乗り論」がある、と指摘。 野党5党が提出した安全保障関連法の廃止法案について 「審議することは国益に反する」と訴えた。 これに対し、 ■ 柳澤氏は「集団的自衛権を行使して米国の要望に応えるということになると、 ■ 際限ない米国の覇権戦争への協力の道を進むことにならざるを得ない」と警鐘を鳴らす。 在日米軍が撤退した場合、 「国防」を立て直すのに数十兆円かかるといった見方や、憲法9条改正が必要との指摘もある。 しかし、柳澤氏は「全くの誤り」と説く。 ■ 日本の領域を守るという点に絞れば、 ■ 毎年5兆円規模の予算を消化し、世界トップ5の実力をもつ自衛隊で十分対応可能。 ■ 9条改正の必要もない。 「国を守りたいのか、米国の覇権を守りたいのか。 究極の問いが突きつけられている」(柳澤氏) (アエラ編集部) ―――― 私の感想 ―――― 笑ってしまった ■ 掲載された雑誌が,売国奴メディア朝日のAERA ■ 極左の巣窟・沖縄国際大学の佐藤学教授 ■ 元内閣官房副長官補ながら安保法制反対急先鋒・柳澤協二 左翼の三連装(笑) 特に柳澤(笑) 集団的自衛権 → 米国の覇権戦争へ協力に至る 日本の領域の専守防衛 → 9条と自衛隊で充分 ---- つまり ■ 周辺に暴力団{中国・北朝鮮)が迫っても核の危険があっても ■ 戸締まりだけで安全ですよ(笑)と ロシアのウクライナ併合 ロシアのクリミア併合 中国のチベット侵略 中国のウィグル侵略 すべては、気の迷いか?(笑) 自衛隊がいれば 中国の尖閣攻撃も、全く、心配無しらしい 隣国は信頼すべし!(笑) 中国共産党は善意の人ばかり 戸締まり用心! 火の用心! なべてこの世は,事も無し(笑) ―――― ◇ ―――― 特に素晴らしい点は 「9条と自衛隊があれば,大丈夫」という論点(笑) 9条って、 ■ 戦力放棄 ■ 戦争放棄 でしょうが? 日本の領域を守るだけなら、というのなら ■ 「守る」行為は戦争 ■ 「守る」自衛隊は,違憲でしょう? 違憲の自衛隊と 違憲状態の9条と 都合のいいセットをつくっておいて「大丈夫」って(笑) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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