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オウム犯人達の帰依の心理 七詩さんブログへの投稿 七詩さんのブログへの私の投稿のコピーである Re:オウム事件実行犯の心理(08/21) 曙光 さんのこのご意見 >高学歴、成績優秀、エリートを大きな過ちを侵さない 特別の存在としてあまり拘らない方がいいでしょう。 学校の成績は一つの能力、努力の証しには違いないが 人格、人間力とは必ずしもイコールではない ーーーー 私もまさに同感 加えて、こういう事も言いたい 1 犯人達はなるほど、学業優秀・高学歴とはいうものの、 天才級のものでも無かった 普通レベルの優秀さにとどまる 過大評価する程のものでもない それはIQが平均を超えて少し高いだけであって 高度の思索を重ねて奥深い賢人的なものになってこそ 本当の優秀さでは無いか? 個人的に私は釈尊をその意味で最高の賢人であると思う その生涯の逸話から見えてくるものは 高いIQのみならず、驚嘆すべきEQ能力である 同じ宗教人であってもキリストとかマホメットには 強烈なカリス性と異常なまでの独善性と自己肯定性が目立ち 深い叡智の賢人として尊敬する気にはならない たかが麻原のおそらくインチキであろう空中浮遊にコロリと参って 自分の価値観をがらりと変えてしまうような 浅薄なレベルの人間を安易に「優秀」と呼ぶこと自体が誤りである 2 さらに言えば、同じように麻原と接点を持ちながら 麻原に帰依しなかった人間が大勢いるのである 一部の「優秀な」人間がコロリと参ったからと言って 優秀な人間すべてがコロリであったわけでは無い この点、ほとんどの人間が、犯人達のみをフル・サンプルとしてしまう という「フォーカス現象」とでも言うべき 錯覚という過ちに陥ってしまっているのである この点の指摘があるべきである また、一般人が、雪崩を打って帰依したわけでも無い 一部の人間の特異な現象にとどまる 3 以前ここで超能力について論議したが 犯人達は超能力の存在に過度に驚愕して それまでの良識の規範を放棄したのかも知れないが 私からすれば、超能力や超常現象なるものは 少なくとも半分はインチキか誤解に基づくものであり その意味からも超能力の認定・認識には バッファーを設けて 保守的であるべきであると思うし その方が安全であると思う なんとなれば、その超能力・超常現象が インチキである可能性以外にも そうした方が、今のこの現実社会に与えるネガティブなインパクトが 限定的にとどまるという「現実的な知恵」からである 犯人達の様にマイナーな現象に驚愕して 反社会的な方向に逸脱する可能性は阻止したい 4 加えて 例えばであるが、百歩譲って 麻原の空中浮揚の超能力が本物であったとしても だからそれが現実的に、何の役に立ったのか? それを考えてみるとよい 肝心の絞首刑の場面で、麻原は空中浮揚で落下を免れたのか? 惨めに落下して刑死しただけでは無いか? 麻原自身にも寄与していない それを考えてみればいい 科学というものは、「再現性」を要求する 麻原の空中浮揚は、絞首刑という究極の場面で再現性を発揮できなかった であれば、超能力といえど、何ほどのものか? と言う評価を下すのが良識というものでは無いか? 5 麻原の空中浮揚について 普通に考えれば科学的にあり得ないことである 第一、「公開性」と「再現性」という点で、致命的に欠けている 確かに写真はあるが、合成技術で容易に作成可能である 公開性と再現性で言えば
多数の信徒の目前で実演したという話も聞かない せっかく選挙に出馬したのだから 選挙カーの上で空中浮揚すれば当選していただろう(笑) 物事は、このようにプラクティカルにザッハリッヒに考えるべきである お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.08.21 16:06:42
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