カテゴリ:🔴 【ウクライナ戦争・ロシア】
ロシア人の多くも、加害者ではなく「被害者」 内藤 忍 2022.03.01 06:00 ロシアのプーチン大統領によるウクライナ侵攻は、国家の領土と主権を力によって奪い取ろうとする世界秩序を乱すもので、決して許されてはいけない行為です。 報道では、「ロシア=悪」「ウクライナ=善」というわかりやすい構図で語られていますが、悪いのはロシアではなく、ロシアの軍事侵攻を決めた指導者たちです。 多くのロシア人は、北朝鮮や日本のようにメディアコントロールされており、ウクライナで起こっている真実を知りません。 一部のロシア人もSNSなどから事実を知り、ロシア政府に対する国民の反発が広がっています。 ロシアだけではなくベラルーシでも抗議活動が広がっているようです。 ロシアではモスクワやサンクトペテルブルクなどの主要都市でも反戦デモが起き、数千人が当局に拘束されていると報じられています。 プーチン大統領にとって、一番気になるのは今回の軍事侵攻に対する国際世論ではなく、国内世論の動きです。 大義なき派兵に自分の家族や友人が巻き込まれ、多くの犠牲が出たことをロシア国民が知るにつれ、暴力的な指導者に対する反発がロシア国内でも広がる。プーチンが恐れている展開です。 経済制裁による国内経済の低迷により、反戦感情がさらに高まれは、反発は更に強まります。 日本経済新聞によれば、サンクトペテルブルクでは、欧米の経済制裁を受けて、銀行に預金の引き出しにやってきたロシア人が長い列を作っています。 ロシアルーブルは市場最安値まで下落し、自国通貨を売って米ドルなどの外貨に切り替えようという人たちのようです ロシア人の中にも現実を知り、プーチンの手法に心を痛め、怒りの感情を持つ人がたくさんいるのです。 自己の利益のために、手段を選ばず人を犠牲にする指導者が、絶対に許されない世の中にする。 今回の件だけではなく、これからの世界の安定と平和を守るために、ロシア人とも力を合わせていくことが重要だと思います。 多くのロシア人は、加害者ではなく、彼らもまた被害者であることを忘れてはなりません。
―――― 私の感想と意見 ―――― 私は普段、この内藤忍という経済・投資評論家の意見に 蚊なら自紙も全面賛成では無い事があるのだが この記事に関しては、全く全面的に同意 良く書いてくれたと思っている ベルリンの壁崩壊次善の旧ソ連の衛星国である東欧諸国については 私はかなりの現地での実体験がある人間である したがって、独裁恐怖政治に幽閉されていた当時の彼らの 思考体系は良く知っている さらにベルリンの壁崩壊以降、多くのものが変わったとはいえ いわゆる独裁体制下の旧共産主義諸国的な ● 民度 ● 政治的リテラシー ● 思考 ● 習慣 において、いまだに特殊なものを残していると思う 仲での、ロシア・ウクライナ(ルーシ)は、モンゴルの攻撃・虐殺と モンゴル帝国による約二百年の統治を経験している いわゆる「タタールのくびき」と言われているものである さらにこれに続くのが、帝政ツァーリであり それに続くのがソ連 サラにプーチンの圧政である その間に政治的な自由は存在しなかった このため、彼らは、残酷な独裁体制・絶対君主に盲従し むしろ安心感を感じる傾向がある 我々が自由選挙で政権を選択する それとは全く違った世界である その意味でも、特にロシア国民は加害者では無く 哀れな被害者としてみなければならない これからの経済制裁による経済的困苦を想像すると胸が痛くなる お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.01 17:32:21
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