|
カテゴリ:カテゴリ未分類
昨日、「まるごと韓国」の第三部で大林宣彦監督こんなお話をされていましたね。
純愛というメロドラマでは、「こんなに悲しい私」「こんなに可哀想な私」「運命に翻弄された私」という主人公の利己的な涙がつきものであるが、「冬ソナの登場人物の涙」は違うのであると・・・。 ユジンは自分が悲しいときは泣いていない。死んだようになっている。 彼女が泣くのは、嬉しいときである。 「本当に彼を愛している」「一生懸命愛していると解る自分」そんな強い涙。 サンヒョクもまた、自分が悲しいから泣くのではなくて、 「愛する人が苦しんでいる姿を見て泣く」 愛する人のために流す涙。 そしてチュンサンは二人の鏡であると・・・。 そんな二人の涙を理解し映し出すためにために、きれいに磨いてここに立っているのですよという鏡。 チュンサンの涙はそんな涙。 なるほど・・・。 冬ソナの涙は夫々が「自立している涙」なんですね。 それぞれの涙の違いって素敵です。 夫々が、愛の強さであり、思い遣りの優しさですね。 今日から「冬ソナ」完全版ですね。 韓国語の響きを楽しみながら、今度こそキャストさん達が真剣に、役柄の真髄を掴んで演じている姿を味わってみたいものです。 涙にも注目、台詞にもじっと耳を傾けて・・・今年の締めくくりにしたいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|
|