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みなさん、こんにちは。
大津の園児死亡事故に関して「危険回避にはハンドルよりブレーキ」という話を書いたら、「急ブレーキなんかかけたらスピンする」「かけたことがないからとっさにはできない」という声を、思いのほかたくさんいただきました。 でも、今のクルマはABS(アンチロックブレーキ)が付いていますから、ハンドルを切らずに急ブレーキをかけても、スピンなんかしません。しかも一般道であれば、スピードは出ていても60km/hです。雪道ならともかく、舗装路でハンドルを切りながら急ブレーキをかけたところで、せいぜい半回転するのが関の山でしょう。しかも、ブレーキがかかっていれば、その間に減速して止まります。ハンドルを切って、減速しないまま路外に飛び出すよりも、はるかにマシです。 「急ブレーキを踏めない」というのも深刻な問題です。 でも考えてみれば、クルマの教習課程や検定試験に「急制動」ってないんですよね。 これが自動二輪になると、小型なら30km/hから、中型以上なら40km/hから一定距離で停止するという課題が入ってきます。この試験、クルマの免許取得課程にも導入すべきではないでしょうか? 現在のクルマはABSやESC(電子制御横滑り防止装置)が標準装備されていますから、ブレーキペダルを思い切り踏めばいいだけで、技術的な難易度はほとんどありません。でも「全力制動した」という経験があれば、いざというときに躊躇なく踏むことができるようになるはずです。 それでは、すでに免許を持っている人はどうすればいいでしょうか? 多くの自動車メーカーが、急ブレーキやスピン体験などを含む安全運転講習を有料で開いていますから、こういうのを受講するのも良いと思いますが、できれば免許更新時に、最寄りの教習所で体験できるようにして、それを更新の条件にしたら良いのではないかと思うのですが、いかがでしょうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
死亡事故ワーストな県在住ですけど、10年以上前の教習所で、意図的にABSを作動させる位のフルブレーキをさせる講習を受けています。
急ブレーキの講習有無は、教習所によるのではないですかね。 雪国の冬期の人ならもっと厳しい教習を受けてると思いますよ。 (Jun 30, 2019 04:12:12 PM) |