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テーマ:好きなクラシック(2292)
カテゴリ:CLASSIC
いやあ、もう、今月は3日から始動しましたが、始まったら
始まったで、何やかんやと忙しいもんですなあ・笑。 ずーーっと、みなさんのとこにも伺ってませんで、すんまそん。 お正月休みはビールでも飲みながら、角殿やら、年末にとった 小田さんやら聞いてみよう、見てみようと思ってたのですが、 ビールは飲んだんですけど(笑)、結局、お正月っぽい番組を ずっと見るはめになってました。やっぱり、おもろいんやもん・笑。 さてと、元旦以来の日記なので何から行こうかと思ってて、 やっぱり最初は角殿かなあと思ってたのですが、角輪のみなさん には申し訳ないのですが、ここのとこのおいらのマイブームは 「クラシック」 なのですよ。 ちょっとの期間、ブームが収まるまで、お付き合い願えますかね・爆 間に角ネタやら、他ジャンルの音楽も入るとは思いますが・・。 あの~、付き合いきれんちゅう方は読み飛ばしで結構ですので(笑)、 どっか引っかかるネタがあれば、是非その音源なりCDなりDVD なりをゲットするか聞いて頂ければ、こんなに嬉しい事はありません。 最近は、元旦に実家に戻った時に、勉強していたベートーベンの ピアノソナタ全曲譜やらオーケストラ総譜を発見してしまい、持ち 帰ってそれ見ながらCD聴いたりしちゃってます。 かなり、マジで聴いてます・笑。 「ティンパニのアンタが何で、ピアノの楽譜なんよ?」と思われるでしょうね。 おいらピアノなんて全く弾けませんから~(爆)。ただね、昔に指揮者の 先生に 「打楽器は単純に単音を叩き出すだけではダメ」 と良く言われていたのですわ。その音楽がどんな構造で、どんな旋律で、 そしてどんな意図で作られたのかを音楽的に理解して叩くべきだという事 ですね。 当り前の事かも知れないのですが、太鼓叩きには、当時はさっぱり意味が わからなくて、片っ端からピアノに限らず色んな譜面を見ながら、レコードを 聴いてましたね。 まあ、そんな事も思い出しつつ、イイ大人になった今、譜面をみながら プロのCDなぞ聞いていると、ベートーベンの狂気、チャイコの悲しみ、 そしてブラームスの苦悩や歓喜といったものをほんのちょびっとですが 感じられる様になって、かな~り深い世界に引き込まれております、はい。笑 まあ、たまたま珍しい譜面など見つけたので、こんなフリになってしまいましたが、 ここ数回は千秋くんよろしく、指揮者にスポットを当ててみようかと・・。 近年、世界を舞台に活躍される若手の日本人指揮者がかなり増えてますね。 パッと思いつくだけでも、 ・大植英次 ・広上淳一 ・川本貢司 ・西本智実 ・佐渡裕 ・阪 哲郎 ・金聖饗 ・飯森範親 etc... まだまだ沢山いらっさいます。 日本人指揮者と言えば、まずどなたでも思いつくのが小澤征爾さん でしょうし、世界のコバケンこと小林研一郎さんだったり、昨年 残念ながら他界された岩城宏之さんだったりだと思うのですが、 もうここいらの方々は世界的にも巨匠と呼ばれておりますし、そこで 出される音は、そうそう文句のつけようがありません。 こういった完成度の高い演奏も良いのですが、今は上記した様な 若手の指揮者の方々に大変興味があります。 中でも、現在kadoにぃのイチ押しが、西本智実さんと金聖響さんの お二人です。お二人とも、昨年かなりの量でメディアに取り上げられ ていらっしゃいますので、ご存知の方も多いと思いますし、のだめで クラシックの扉を開けられた方々にも、スタートしやすい指揮者では ないでしょうか?西本さんは、ロシア交響楽団で初のアジア人首席 指揮者となり、しかも女性でその美貌と指揮スタイルが「麗人」と 呼ばれる方ですね。金聖響さんは、ビギナーや離婚弁護士で活躍し ていた女優のミムラさんと結婚されて話題になった方です。 -------------------------------------------------- んで、今日は西本智実さんピックアップの第一回です。 西本さんはおいらと同じ大阪出身の方で、女性の指揮者です。 DVDなどのプロフを拝見すると大阪音大を卒業後、ロシアのサンクト ペテルブルク音楽院で学ばれたそうです。 女性指揮者というと、封建的なクラシック業界の中ではかなり珍しい のですが、全くいないと言う訳でもなく、久山恵子さんや松尾葉子さん などが、オーケストラ指揮者の草分け的存在なのですが、海外のプロオケ で芸術監督兼首席指揮者を女性が務めるというのは西本さんが初めてでは ないですかね?エストニアにアリ・タヌと言う、これまた美人指揮者が いますが、首席は首席でも、こちらは姉妹で集めたメンバーのオケを主催 してますので招聘された訳ではありません。そういった意味で西本さんは 快挙ですね。 西本さんの写真はこちら↓ まあ、ご覧になってお分かりの様に美人さんで背も高いとの事で、 その雰囲気にあこがれる女性ファンが追っかけ状態になっているとも 聞いております。確かに指揮をしている姿というのは、男のおいらが見て も、それはそれはカッチョいいっすよ(笑)。 どうしても、その容貌や女性といった話題が先行しがちな西本さんですが、 彼女の創造する音楽を聞いてみると、かなり骨太な音作りをされますね。 どの音源も、スタンダードよりやや遅めのテンポで、雄大にまた壮麗に オケを鳴らそうとする意図が感じられますね。 現在、発売されている西本さんのDVDは5枚ほどあって、去年から 今年にかけて全部揃えちゃったんですが(爆)、ロシアに長く住んで、 ロシアのオケを振っているだけあって、チャイコフスキーはかなりお得意 ですね。 お得意とは言え、全部が全部、手放しで「ブラボー!」とはいかず、じっくりと 聞いていると各所にアレ?と思う箇所があります(失礼・・・) まだまだ完成度として完璧とは言い難い部分もあります。指揮法的にも アウフタクトの際の打点が高かったり、低かったりでオケに微妙なズレが 生じたりといった事もあります。半拍余計な動作が入ってしまって、つまづき 気味になる事もあるにはあるのですが、これは長くオケと付き合っていけば、 いつの日か解消出来るでしょうし、2003年から映像化された作品をたどって 2006年まで見ただけでも、そういった細かい点は少しづつ解消されて、かな~り 進化しています。 そういったオケとの信頼関係や響きの進化を目で追えるDVD作品を見られると いうのは本当に楽しい時間です。 さて、次回は彼女のDVDでおすすめの作品をご紹介していきますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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