カテゴリ:その他
クラークが死去しました。
謹んでお悔やみを申し上げます。 ものごころついた頃には「2001年宇宙の旅」は伝説と化しており、その映像を体験することができず、せめてもとハヤカワ文庫の小説を読みました。しかし、あの内容ですから当時の私にはさっぱり理解できず、いっぱしのSFマニアを気取っていた私は、これが理解できないなんて、本物のSFマニアじゃない、と焦って何度も読み、やっぱり、うーむ、ぜんぜんわからんと頭をひねったものです。いつしか年月は流れ、ある程度、人生を積み重ねた頃に、この作品の持つ意味が少し分かってきたような気がします。この先、もうこんな巨匠が現れることもないでしょう。最後の作品と銘打たれた「楽園の泉」をそろそろ読もうかと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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