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テーマ:徒然日記(22880)
カテゴリ:嬉しかった話
おとといの話。
仕事途中に、車に乗ったおじいさんに声をかけられた。 「この人の家を探しているんだけど…」 私はこの辺の人じゃないので…と言いながら、 おじいさんが持っていたハガキの差出人の名を見ると、 以前、訪れたことのある方の名前だった。 「私、この方の家、分かります!」 「おお~、教えてください」 (ここで注意。実際の会話は、すべて方言で行われています) でも、言葉で道順を説明するには、場所が離れすぎていた。 しょうがないので、とりあえず近所までの分かりやすい行き方を教え、 「あとは、またどなたかに聞いてもらっていいですか?」 「いやあ、ありがとう!」 よたよたと車に乗り込むおじいさんの様子を見て、 大丈夫かな~と、ちょっと不安になった。 (そうだ!私が案内してあげればいいんだ!) 急いで車に駆け寄り、 「車でご案内しましょうか? ついて来ていただけますか?」 すると、ものすごく嬉しそうな顔をして、「お願いします!」 よく見ると、おじいさんの車は、ぶつけ放題ボコボコで、 一抹の不安が胸をよぎったが、 ゆっくりゆっくり進んで、ハガキの方の家まで案内することができた。 おじいさん、本当に嬉しそうで、 「ありがとう、ありがとう」と、何度も言い、 そして、何かお礼をさせてほしいと言い出した。 「いやいや、お礼なんていいです~」 「いいや、何かさせてほしい。こんなふうに出逢えて、 親切にしていただいたのも、何かの縁。 本当に助かった。嬉しかったよ。 そうだ、ただで1回治療してあげるから、今度来なさい」 おじいさん、鍼灸治療院の先生だった。 「鍼は怖いものって思うのかな、たいがいの人は敬遠する。 でも、食わず嫌いのようなもので、鍼は、一発で治るんだよ」 そして、鍼と灸のいろんな話をしてくださり、私の名前をメモして、 「いやあ、本当にありがとう!」 嬉しい気持ち、感謝の気持ちを、あれだけ表現できるおじいさん。 きっと、気持ちが優しいんだね。 そんな人と出会えて、私も嬉しかった。 出会えて嬉しかったと言われて、嬉しかった。 最近腰が痛い ばば を連れて、今度、治療院に行って来ようかな。 私のこと、忘れてしまわないうちに・・・ ↑ お米はこちらから購入できます。 南魚沼産(塩沢産)コシヒカリ。 農家直送。安心・安全なお米です。 今年の出来は最高です。とっても美味しいです ご注文は12月中旬までとさせていただきます。 (おとりおきは3月まで) にほんブログ村 ← 『にほんブログ村』 ポチしていただけると嬉しいです ← 『ブログラム』 こっちもポチしていただけると嬉しいです お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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