テーマ:韓国!(16997)
カテゴリ:韓国人たち
うちの夫ノギさん(還暦過ぎ)と
息子たち(20代)世代を比べると 同じ国民とは思えないくらい特徴が違う。 ノギさん世代の韓国人は、ご飯は一人で食べるものではなかったらしい。 みんなで食卓を囲む。 ご飯を食べているところに誰か客などがやって来ると、 「さあどうぞどうぞ、あなたもご一緒に~!」 と、その人の分のご飯を茶碗に入れて渡してあげる。 韓国は元々、同じ鍋から一緒に食べ、 同じお皿のおかずを一緒につつくので、 ご飯さえあれば、1人、2人、3人・・・ と、食事する人の数が増えても大丈夫。 そのため、韓国人のお宅ではご飯をたくさん炊いて、 あと、汁物の量もたくさん作っておくことが多かったようだ。 ノギさんは1990年前後に2年弱、日本に留学していたが、 日本にいた頃に日本人が食事をしている場所に偶然居合わせても 「あ、キムくんもどうぞ、ご一緒に!」 とご飯を手渡してくれる日本人が1人もいなかったので(当たり前なんだけど)、 最初は日本の文化を知らなかったため 「韓国人のボクは差別されているんだ」 と思い詰めてしまったという。 日本の食習慣を知ってからも、 いつも寂しい思いをしていたようだ。 結婚して、はんらがきっちり2人分のご飯を炊いて 2人分の汁物を作ったら、 すごく驚かれて 「ここに誰かが来たらどうするんだ?」 と聞かれた。 こういう食習慣だからA型肝炎などが多いらしく、 保健所などでは注意を呼び掛けていたりもする。 はたまた今はコロナが減らないのは ちょっと規制を緩めると この食習慣のせいであっという間に拡散してるんじゃないんだろうか・・・?と思ったりもする。 最近の若い韓国人たちは、一人ご飯を食べている子が多い。 長男コーちゃんも次男よしくんも、 一人ご飯は気楽だと言って、 フラッと一人で食べに行ったりしている。 でもノギさんはいまだに一人ご飯が苦手だ。 ノギさんの会社はそれぞれ部署に分かれてて 同じ部署には何人もいないので たまに一緒にご飯を食べる人がいないようだ。 よくはんらに 「はんら~、お昼ご飯、一緒に食べない?」 と、会社から電話がかかる。 はんらの時間が合うと言えば、 ノギさんが車で20分かけてはんらを迎えに来て 一緒にお昼ご飯を食べに行き、 またノギさんは会社に戻って行ったりする。 だから2人でしょっちゅう外食している。 初めて行く店はだいたいブログにアップし、 2回目以降は特にはアップしてないけど。 昼食に外食すると、 晩ご飯が夫婦2人だけだと、 焼イモとか粗末な夕食となる。 共働きなのに夫が忙しかったり料理もできないのだから仕方ない。 はんらは不定期にめちゃ忙しくなる。 息子たちが育ち盛りの頃に、息子に1万ウォン札を渡して 「ゴメン、これで夕食、何か食べて来て!」 と言うしかないこともたびたびあった。 ノギさんは 「リタイアしたら料理する!」 と抱負を語るが、経済的に、ノギさんがリタイアする日は来ないのだ。 今日のよしくんを探せ! 1枚は珍しくセンターポジション。 よしくんって子供の頃からいつも端っこに写ってるのに。爆。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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