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カテゴリ:(完結)支線の旅
2009年10月24日(土)曇 07:01西武鉄道飯能駅着、07:10発の国際興業バスに乗り継ぐ。08:05名郷にて下車。ここで降りた他の5~6人のハイカー達は蕨山へ行くらしい。前回の続きを歩き始める。 天気予報では晴れると言っていたのに曇り空、空気はひんやりしている。しばらく車道を上り、道標に従って登山道に入る。針葉樹の植林地を急登、ひと汗かくころ尾根に出る。誰も来ない静かな山道。 大岩の並ぶ尾根が続き、09:00「天狗岩」の道標に至る。左の「男坂」は岩場の直登コース、右の「女坂」はそれを迂回するコース。迷わず、「女坂」へ。10分ほどの登って岩場の頭に出る。ひと休み。 緩やかな山道が、鹿よけネット沿いの急な登りに変わる。再び緩やかになったところで前方に人影、ハイカーがひとり休んでいる。流山市からの男性で50代半ばくらい、山伏峠経由で登って来たとのこと。今朝のバスで一緒だったようだ。ここが前武川岳で、山伏峠からのルートとの合流点。 10:05武川岳(1052m)。広い山頂は南側に展望、曇っているので遠くまでは見えない。針葉樹が多いなか、ところどころに広葉樹の紅葉も。葉を落とした木々も多く、秋らしい景色。 積もった落ち葉に注意しながら尾根道を下る。急斜面で不用意に足を出すと、ずるっと落ち葉で滑ってしまう。遠くから「ポン・・・ポン・・・ポン・・・」と聞こえるのは、武甲山の発破音だろう。逆ルートで来るハイカーと行き合うようになる。 11:10焼山(850m)、前武川岳で会った流山氏に追い付く。「途中で50mほど先を、クマが横切るのを見た」とのこと。詳しく話を聞いてみると「黒というより褐色だった」・・・・。ツキノワグマなら黒いはずなので、「イノシシだったのかも」との結論に至る。正面に見える武甲山は、山頂が霞んでいる。パンと紅茶で昼食休憩。 今日のルートはずっと尾根歩きが続く。展望の利く場所はそう多くないけれど、やはり尾根道は気持ちがいい。11:55二子山(883m)、中高年の団体20人くらいが下山を始めるところ、・・・・こんなのに巻き込まれたら最悪。巻き道を急いで何とか追い越す。 ロープを伝って急下降、どんどん下って行く。そのうち道は兵ノ沢に至る。沢筋から尾根をひとつ越え、線路をくぐったところで「道の駅」に出る。13:05今日の終点・西武鉄道芦ヶ久保駅に到着、13:19発の電車で帰途に就く。 名郷→芦ヶ久保駅:11.3km お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2009.10.27 16:43:05
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