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「歩きつなぎの旅」の記録

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2015.11.19
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2015年11月19日(木)晴


雨上がりの秋晴れ。「東京歩きめぐり」に出動する。今回 歩くのは、渋谷区の東1丁目と渋谷2・3・4丁目。09:40 渋谷4丁目交差点 、【 東京歩きめぐり 第50回 】を歩き始める。

六本木通りを西へ進むと、道路は「青山トンネル」に入る。長さは100mほど。トンネル北側には青山学院の高等部と中等部、南側には初等部。トンネルの上のスペースは、学院のグランドとして利用されている。

2015.11.19-1

青山トンネルを抜け、東1丁目をめぐる。複雑な地形をした地区で、名前のない坂道を上ったり下ったり。ここだけ名前のある「八幡坂」を上り、ふたたび六本木通りに出る。坂名の由来は、これから向かう金王八幡宮。

渋谷3丁目に入り、「金王(こんのう)八幡宮」を訪れる。平安時代末期からこの辺りの高台には、渋谷氏一族の居城があったといわれている。金王の名は、渋谷氏の祖である渋谷重家の嫡男常光が「金剛夜叉明王の化身として生まれたとの伝説から金王丸と称されたことによる」とされる。

2015.11.19-2

江戸時代 金王八幡宮は春日局により信仰され、3代将軍が家光に決まったお礼として現在の社殿が造営された。社殿と神門は、1612年(慶長17年)の建立。明治通りに出て、並木橋で渋谷川を渡る。2013年3月の東急東横線地下化切替工事で不要になった高架橋脚が、まだ残っている。

渋谷川沿いを、渋谷駅手前の稲荷橋まで進む。暗渠を流れてきた渋谷川は、ここで地表に姿を現して開渠となる。この流れは渋谷区内では渋谷川だが、港区内では古川と名前を変え、JR浜松町付近で東京湾に注いでいる。歩道橋で渋谷駅前を渡ると、渋谷2丁目になる。

2015.11.19-3

「宮益坂」を上る。坂下の標柱には「かつて、富士見坂とも呼ばれたこの坂一帯は、古くから矢倉沢往還(大山道)として江戸の町と郊外農村との接続点でありました。御嶽権現の門前であったことから、宮益町と称していたので、宮益坂と呼ばれるようになりました」とある。

また、坂上の標柱には「ふじみ坂、または渋谷新町とも呼ばれていました。この坂に沿う家並を、途中の御岳権現にあやかって正徳三年(一七一三)から渋谷宮益町と称し町奉行管下になりました」とある。坂下では「御嶽権現」、坂上では「御岳権現」と表記している。

2015.11.19-4

宮益坂上から「金王坂」を下り、六本木通りを東へ進む。この辺りには江戸時代、信濃高島藩諏訪家の下屋敷があった。跡地は後に、日本の近代薬学の草分けである長井長義の邸宅になり、現在、「日本薬学会 長井記念館」にその名を残している。

渋谷4丁目に入る。渋谷4丁目の大部分は、「青山学院」の敷地。青山学院の敷地は江戸時代、伊予西条藩松平家の上屋敷だった。大学キャンパスには、2つの国登録有形文化財がある。1929年(昭和4年)竣工の「間島記念館」と1931年(昭和6年)竣工の「ベリーホール」。

2015.11.19-5

「間島」は、建設の際に多額の寄付をした校友会々長で理事だった間島弟彦。「ベリー」は、校舎復興の募金活動に尽力した神学部長のA.D.ベリー。11:05 南青山5丁目交差点 、【 東京歩きめぐり 第50回 】はここで終わり。


渋谷4丁目交差点 → 南青山5丁目交差点 : 5.3 km

東京-50 文字





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Last updated  2015.11.21 08:49:43
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