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カテゴリ:文学・芸術
ちょいちょいネットを見ているが、 食べログ見ていて、ふと気になるブログ発見。 東中野付近の店を、やたらと褒めちぎっている。 昨年末、同僚の先生と『落合文士村』(目白学園女子短期大学国語国文科編、双文社、1984)の話しで盛り上がり、 奉職先の大学がある、中井・落合のあたりが、 近代文学史上、相当なキー・ポイントであることを実感。 こういうことって、 もう、あと1年しかこの地にいられない、 って状況になって、 始めて気付くもんなんだよねえ。 檀一雄と尾崎一雄のはなしは、以前から知っていたが、 檀一雄と太宰の出会いが、この落合の地であったことは、 昨年末に『落合文士村』に引用されている文章で知った。 そして、その仲介者が、古谷綱武であったこと、 その古谷の自宅が落合の…え?これって、オレが昼飯食いにいってたあたり? ということなど、つぎつぎと分かってきたことからすると、 私が大学へ向かう道は、 古谷綱武と壇一雄と太宰治が、肩を並べて歩いた路であることがわかってきたのだ。 そして、その面々は、中井の駅と東中野の駅の、 両方を適宜使い分けており、 その双方の駅前に、それぞれの拠点となる店があって… ということらしい。 以前から、私も落居から東中野に向けての店々に注目はしてきたが、 それが間違いでなかったことを知って、俄然興味が湧いてきていた。 そこで出会ったブログ。 今日は、1限で講義も終わりだし、 家に帰る前に東中野で昼メシ、 と決めていたのだ。 店はいくつかあるので、 それらの場所を確認しつつ、 選んだのは、そのブログで一押しの、 「旬の香」というお店。 お昼の定食、今日の限定五食! という豚肉とキャベツのみそ炒め、 いわゆるホイコウロウだわね、 を、頂いた。 うん、うまい。 そしてそのブログの人が褒めちぎっていた、 夜の部も間違いないであろうことを、確認する。 東中野まで付き合ってくれるひとは、 あまりいないだろうからザンネンだが、 うちの大学の教員も、自分のいる大学と、 それがある地域全体の歴史・文化に、 興味を持って活動してほしいよなあ。 もっともっと、いい大学になる可能性、 非常に高いと思うんだけれどな。 ちょうど教員アンケート来てるから、 そんなこと、ぶちまけてやろうか。 それで、私が一年後大学を離れたころに、 そんなので押し出されたら不愉快だから(笑) だまってようかな。 でも、言いたいな。 落合、中井、の地は、 とっても、いいところ、だよ。 特に学生さんには、 それをわかってほしい。 分かってくれるように、 これからも、講義しよう、っと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2013.01.13 20:28:18
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