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志茂田景樹の右往左往日記 [全5743件]
広島と長崎で二重被曝した可能性のある人は、 約307人いることが、 被爆体験者の手記約13万3千人分の、 調査で解った、 一瞬、どういうことかと驚くが、 そのケースは様々である、 たとえば長崎医大の専門部在学中に被曝、 その2,3日後に、 広島市の実家に戻っており、 再被曝したとみられる、 大飯原発の再稼働が決まった、 稼働する以上は、 作業員を被曝から守ることを、 何よりも優先してほしい、 被曝をまったくしないで作業することは、 不可能だという話も聞く、 原発の作業員には、 各地の原発を移り歩いて、 作業してきた人も多いらしい、 たとえ微量の微量でも、 蓄積が怖い、 本当は完全に被曝から守られる、 ノウハウが完成するまで、 稼働してはいけないのではないか。
田舎暮らしに憧れた時期がある、 都会は川も汚れ、 空も濁り、 購入する野菜も農薬で汚染されている、 肉も魚も少し摂るが、 玄米菜食を食生活の中心に置いて、 生活していた僕は、 そういう都会から逃れ、 山間の湧き水で煮炊きをし、 夜の棚田に蛍の舞う暮らしに、 強く惹かれた、 しかし、 読み聞かせ活動の全国展開を始め、 その活動をライフワークに決めた頃で、 東京を本拠にして活動する利点を捨てられず、 断念した経緯がある、 去年の3・11大震災以降、 人々の多くは、 田舎暮らしに対して、 距離を置くようになったかも知れない、 山菜に放射線量が多く含まれ、 野生の鳥獣の肉からもセシウムが検出され、 山間部で栽培されるシイタケなどの作物も、 出荷停止の措置が取られるようになった、 かって都会の公害に、 嫌悪の視線を浴びせた人々は、 山間の暮らしに、 疑惑の目を向けるようになった、 しかし、 大部分の山間部は、 澄んだ空と、 美しい自然に恵まれている、 豊かな水で育まれた、 新鮮な穀物野菜果実は、 健全な体と心を作るだろう、 今こそ、 田舎暮らしの醍醐味を、 もともとそこに住んでいた人も、 都会から移住した人も、 声を大にして訴えてほしい、 田舎暮らしを通して、 自然の貴さを知り、 人らしい暮らしをするために、 文明の何が必要で、 何が不要かを、 都会の人々に、 どんどん発信してほしい、 田舎暮らしの中に、 未来の人の健全な様子が、 見えてくるような気がする。
逆上がりが初めてできたとき、 地球がぐるりと回った、 もう1度やった、 またぐるりと回った、 これかと思った、 この感覚なんだ、 何10日かかったろう、 逆上がりができないで、 体育の時間にめげた僕を、 父は知っていた、 ある日、 学校から帰ると、 庭の片隅に鉄棒ができていた、 鉄道の工事畑だったから、 鉄棒ぐらいはお手のものだった、 幅2メートルもない、 僕専用の小さな鉄棒、 果敢な挑戦が始まった、 手にまめができ、 背中が突っ張った、 毎日、続けた、 でも、でも、 エイッと掛け声出して、 両足を上げても、 ドタッと地に戻る、 駄目だ、 もうやめる、 といったん投げ出した、 数日後、 再開した、 ドタッと地を打つ足が痛んだ、 その頃に気づいた、 書斎のある2階の小窓から、 ときどき、 父が見下ろしていることに、 僕は気づかぬふりを続けた、 地を蹴った足の滞空時間が、 心持ち長くなった、 いけると思った、 そのとき、 肩から力が抜けていた、 上がった足がもとに戻らず、 地球が回った、 父が小窓から見ていた、 3度目に地球が回ったとき、 父は消えていた、 地球が回る、 僕は有頂天、 その感覚は今でも忘れない、 仕事が厳しいとき、 地球が回った感覚に、 よく背中を押される。
フランスの新内閣は、 閣僚数34人の半数が女性で占められた、 オランド大統領の公約による結果である、 ことは知っている、 それにしても凄いではないか、 日本で同じ公約をしたら、 惨敗の引き金になりそうである、 父ちゃんが入れる人に、 母ちゃんも入れる、 まだこんな投票意識が、 悲しいかな、 日本では多数派なのである、 スウェーデンでは、 別に選挙公約に関係なく、 閣僚の54%強が女性である、 EU加盟27ヶ国の平均では、 約26%、 日本は何%でしょう、 問題になりませんな、 美しすぎる議員などと、 マスコミや、 男どもが騒いでいる間は、 日本人の男尊女卑意識は、 抜きがたいだろう、 だいたい、 男女同権、 男女共同参画と言ったところで、 流れがそういうことですから、 という受け止め方で、 意識を変えようという人はあまりいない、 私たちは日本が根の部分で、 まだまだ男尊女卑国であることを、 改めて認識し、 まず男女共同参画の啓蒙活動を、 国民運動規模で行わなければならない、 のではないか。 よい子に読み聞かせ劇場はこちら◆志茂田景樹のホームページ・ 本
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関西を中心に、 クラブの摘発が続く、 どうやら、 取締当局はクラブを、 落花狼藉の魔窟、 とみなしているかのようだ、 風営法では、 客にダンスと飲食をさせるクラブは、 都道府県公安委員会の営業許可を、 取らなければならない、 それも午前零時か1時までの許可、 クラブはあちこちで飲み遊び、 最後に行くところだった、 昔から朝は午前5時6時起きの僕は、 毎晩飲んでも、 クラブ行きは月2,3回ぐらいだった、 その夜は踊り明かすことになり、 そのまま仕事に入り、 その日は早めに就寝して、 寝不足を補った、 そのクラブの午前様営業が取り締まられる その前に閉店するクラブも後を絶たない、、 深夜のサブカル発信地の終焉と見るべきだろう、 事務所から歩いて1分で行けるところに、 たまに行っていたクラブがあった、 数年前に閉め、 今は熱帯魚が水槽で泳ぐ飲食店になっている クラブの衰退を予感して、 早めに撤退したのだろうか、 ゴーゴークラブから始まり、 ディスコ時代へ突入した時期を、 よくあちこちのディスコで踊ったが、 大箱化していくディスコのフィーバーぶりに、 これでいいのかな、 と違和感を覚えながらも、 熱気の渦の中で陶酔した、 六本木のトゥリアーにも何度か行ったが、 最後に行った夜の翌夜、 大シャンデリアが落下し、 7人が死傷した、 高い天井の大シャンデリアを見上げながら、 体をくねらせていると、 人魚になったような気分だった、 芝浦のジュリアナの大フィーバーは、 今も語り草になっている、 ここのお立ち台に男性が上がると、 すぐ従業員が注意し、 床に下ろされたが、 僕は何も言われなかった、 いつもお立ち台で踊った、 大箱のディスコは、 やがてそれぞれがコンセプトにこだわった、 小箱中箱のクラブに変わり、 クラブ隆盛の時代を迎える、 そのクラブが次々に閉店していく、 若者達の深夜帯は、 ネットの交流で忙しく、 クラブで踊る暇がなく、 スマホの使用料がかさみ、 クラブにカネを落とせない、 オヤジ層は居酒屋で管を巻いても、 不景気が身に沁みて、 それからクラブに行く元気もカネもない、 寂しいが、 クラブの時代は終わりを告げつつある、 銀座や、六本木のケントスに、 たまに顔を出すが、 これからはライブハウス的なところで、 踊る人が多くなるだろう。 よい子に読み聞かせ劇場はこちら◆志茂田景樹のホームページ・ 本
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南海トラフの巨大地震対策を検討する、 国の作業部会のトップが、 最悪で30万人規模の犠牲が出る、 という見解を出した、 このトップは、 関西大の河田恵昭教授、 南海トラフが動けば、 東海、東南海、南海の 3連動の地震になる、 約1万9千人の死者、行方不明者を出した、 東日本大震災が、 もし深夜に起きていたら、 6万人規模になっていた可能性を指摘、 南海トラフ地震が深夜に起きれば、 最悪で30万人という想定になるという、 恐るべき数字に見えるが、 日本列島の人口密集のライン地帯を、 直撃するわけだから、 オーバーな数字ではない、 ところで、、 新しいデータを駆使し最新の方式で、 首都直下型地震の被害想定も、 やり直してほしい、 関東大震災は正午直前に発生し、 14万2800人の死者行方不明者を、 出したと言われる、 木造家屋の延焼で焼死者が夥しかった、 ことも犠牲が大きかった原因とされるが、 現代の東京は建物こそ、 耐震免震の造りになっているが、 その建物はいったん火災を起こせば、 有毒ガスを発生させる、 当時とは比べ物にならないほど、 危険物も多い、 首都圏の人口も格段に多くなっている、 真昼に発生しても、 被害は当時より大きいのではないか、 仮に深夜に発生したらどういうことになるのか、 忌憚のない想定数字を知りたい、 その結果が、 死者行方不明者数が最悪100万200万になろうが、 パニックになってはいられない、 覚悟してそれに備えるのみである、 ぜひ想定してほしい、 従来の想定数字では気休めにもならない。 よい子に読み聞かせ劇場はこちら◆志茂田景樹のホームページ・ 本
先輩、上司が戸惑ってるみたいだよ、 でも、 きみたちのほうが、 もっと戸惑っているんだと思う、 ゆとり教育を受けて、 ゆっくりと養った、 きみたちなりの価値観が通用せずに、 いちいち否定されたら、 立つ瀬がないものね、 でもね、 立つ瀬がないところで立つのが、 社会というものなんだ、 僕はゆとり教育を、 日本の教育史のなかで、 もっとも価値ある試みだと思っている、 失敗したとされているけど、 きみたちには何の罪もない、 それに、 失敗かどうかは、 少なくともきみたちが、 中堅と言われる年齢層に達するまで、 結論は出せないと思う、 なぜなら、 個性を重視し、 いろんな事柄をじっくりと理解させていく教育は、 けして間違っていないと思うからだ、 せっかくのゆとり教育なのだから、 教える側が社会というものを、 社会に出たらどうしていくかを、 じっくりと教えていくべきだった、 教育は社会に出て、 生きていくための学問なんだから、 教育現場も混乱していたんだろう、 挙句の果てにハイそれまでよじゃ、 きみたちはモルモットじゃないか、 早々に手仕舞いにされたゆとり教育の中で、 きみたちは個性がどういうものかを、 それをどう伸ばしていくかを、 ゆっくり理解できないままに、 放り出されたのだと思う、 そこに1つ大きな問題がある、 ところで、 難関と言われる企業の人事担当者の話では、 きみたちは入社試験の成績が、 意外にいいらしい、 ゆとり教育の中で、 詰め込んでこなかったのに、 と不思議がっていた、 これは塾教育の成果だ、 と僕にはすぐに解った、 きみたちの親御さんは、 ゆとり教育では学力がつかない、 と心配し、 きみたちをいい塾に通わせ、 どんどん勉強させた、 きみたちは学校では、 ゆとりーゆとりー、 とスローテンポで歌わされ、 夜は塾で ジュクジュク、 ツメーコメツメーコメ、 とハイテンポで歌わされた、 矛盾に面食らったものの、 すぐきみたちは慣れた、 学校では優しくされ、 家では塾に通い成績さえよければ、 甘やかしてくれた、 親御さんも社会のルールを、 きちんと教えなかった、 そこできみたちは、 変に自信を持った、 個性を出し勉強ができれば、 学校のように、 家庭のように、 社会も大通りだと、 そこに大きな勘違いが生じた、 個性とわがままの区別がつかない、 学校、家庭と、 社会、会社の区別がつかない、 きみたちは社会性を持たず、 勇躍社会に躍り込み、 先輩、上司と、 価値観の衝突を演じるようになった、 先輩、上司から見れば、 ユトリモンスターの登場だ、 きみたちはパニックをもたらした、 しかし、 きみたちもカルチャーショックを、 味わったろう、 わがまでしかない個性は通用しないと、 家庭と社会、職場は、 まるで世界が違うということを、 そして、 賢明なるきみたちは、 新たな生きた勉強を始めたはずだ、 それでいい、 きみたちが新たに学んだことを、 体験の海でほんとうに理解したとき、 きみたちは個性を輝かせ、 自信に満ちた仕事ぶりを見せるだろう、 僕はきみたちが園児、児童、生徒の時代から、 絵本の読み聞かせをやっている、 ゆとり世代にも随分やってきた、 サイン会で絵本によく添える、、 「ゆっくりと かしこくなろうね」 という言葉は、 今の自分に言い聞かせる言葉にもなっている、 きみたちが孫のような年齢の僕ですら、 ゆっくりなんだから、 きみたちが焦ることはない、 きみたちがゆっくりと賢くなれば、 日本はいろんな意味で豊かな国になる、 それを大いに期待している。 よい子に読み聞かせ劇場はこちら◆志茂田景樹のホームページ・ 本
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