まてぃの徒然映画＋雑記

ジャッキー・チェンと王力宏（ワン・リーホン）の戦国アクション！

ジャッキー・チェンは、農民から徴用された梁の一兵士、衛との戦いで両軍が全滅するなか生き残った。たまたま負傷していた衛の将軍（王力宏）を捕虜にして一攫千金を狙うが、将軍を追う軍勢が現れて、蛮族も関わる中で、無事に梁までたどりつけるのか。。。


中国の歴史物が舞台だから仕方ないのだけど、色合いが地味すぎです。ヒロインで綺麗どころがいれば鮮やかさも出るのでしょうか、主役がジャッキー・チェンと王力宏の男二人だから、むしろむさ苦しい感じさえします。前半に出てくる一軒家の女人も意味不明だし、蛮族の女性も彩りとは程遠いものでした。

唯一鮮やかだったのは、空想上の菜の花畑。菜の花の黄色がこれでもか、というくらいに画面に映えていました。

ジャッキーアクションは小気味いいほど健在で、剣を使い、素手のアクションにそこらへんの棒や動物まで、たっぷりと満喫できます。またお決まりのお笑いもたっぷりあり、サービス精神旺盛です。

でもきっと一番伝えたいことは、何度も劇中でジャッキーが言っている、戦争がなく平和なことなんだろうなあ、と思います。

エンドロールはこれまたジャッキー映画でお決まりのNG集。お約束とはいえ、楽しいです。

公式サイトはこちら。

11/8　神保町一ツ橋ホール