カテゴリ:読んだ本
裏方ほどおいしい仕事はない! 裏方から会社のあらゆる人を動かす「事務局力」を発揮することで、特別な矢印になろうという本。 「雪かき仕事(目立たたず誰の義務でもないけれど、誰かがやらないと結局みんなが損をする仕事)」を拾っていこう、という考え方はよく理解できて、「ビジネスプロデューサーを目指そう」というところにも、ハードルは高いけれど共感できる。「置き石・水やり・待ち伏せ」は芽が出ずに面倒そうだけど。 具体的な事務局力を発揮するスキルの段階になってくると、さらにハードルが上がる感じ。自分の仕事でどうやって使おうか、頭の悩ませどころです。「ケア」するメールといっても、手が届く範囲にみんないるしなあ。アガペー(神の愛)モードは、心がけ次第でなんとか実践できそうだ。鍋奉行ホワイトボードは、いつもやっていることだな。付箋ワークセッションになると、珍しい進め方だからちょっと抵抗感がでてくる。 内職プレゼンテーションは頑張ればできそうだけど、あこがれベンチマーキングは社外の協力が必要だし、とくにプロジェクトチームでもタスクフォースでもない普通の部門ではだいぶ工夫が必要だなあ。あとづけバイオグラフィーは頑張ればなんとかなるかな。一人ひとりをケアして、自発的な参加を促すことでチームのパフォーマンスを最高に発揮する、そんな役割を裏方で果たすことができるのだ。 実践編までくると雲の上のような話になってきて、参考にできない部分が多かったですね。 とにかく、一本の上向きの矢印になりたいものです。 イップ・マン葉問を5000人が見れば、イップ・マン序章が公開! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.01.30 22:26:44
|
|