恋とニュースのつくり方（試写会）　MORNING GLORLY

2011.02.24

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ポップで軽快な感じのアメリカン・サクセス・ストーリー。

ニュージャージーのテレビ局をクビになったベッキー（レイチェル・マクアダムス）は、ニューヨークで全国ネットの朝ワイドショー『デイブレイク』のプロデューサーに採用される。しかし『デイブレイク』は視聴率が万年4位、ベッキーは番組の起爆剤として、男性キャスターに往年の名ニュース記者、マイク（ハリソン・フォード）を指名する。

しかし偏屈なマイクは自分好みの硬派なニュースしか話さず、ワイドショーの話題は相方のコリーン（ダイアン・キートン）に任せてばかり。視聴率は底ばい状態が続き、ベッキーの上司は番組の打ち切りを決定する。ベッキーに与えられた猶予は6週間、この間に1.5%視聴率を上げなければ、歴史ある番組が終わってしまい、ベッキーもお払い箱になる。

お天気レポーターの絶叫アトラクション体験取材や、女性キャスターコリーンの体当たり取材など、必死になって奇抜なアイデアを試すうちに、少しずつ数字は上向いてくる。あと少し、そんなときにマイクが特ダネニュースをあてて見事に番組の継続条件をクリアーした。

低迷していた『デイブレイク』を立て直した才能を見込まれて、ライバル番組から引き抜きの話がベッキーにやってくる。迷うベッキーに対してマイクがとった行動は。。。

ベッキーは恋人との食事中も仕事のことが頭から離れなくて、男性もお手上げという感じ。体験取材は声を上げて笑ったし、ラブシーンもどこかしら健康的でコミカルで、軽いノリで楽しめます。ハッピーなシンデレラストーリーはお約束という感じだけど、この明るくて軽い感じがさっぱりとした気分にさせてくれます。

気軽に楽しめる爽やかなスパークリングワインのような作品です。

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2/17　有楽町よみうりホール