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遊心六中記

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茲愉有人

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2016.09.23
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カテゴリ:山歩き


朝食後、みくりが池温泉の前に集合し、7:00に出発。快晴です。


                                                                  地獄谷方向の眺望

                                                                    ミクリガ池方向の眺望

                    立山室堂・室堂山荘方向の眺望



昨日、夕食前の室堂平散策のおり、戻って来た道を一ノ越に向かって進みます。




目を転じると、山肌に残雪を散見します。




更に登ると、山道の右方向にも部分的に残雪が見えます。





周囲を石垣と積み上げられた小石で覆われた「祓堂」。浄土山が背景となっています。
前に置かれた賽銭箱には「剣岳神社」と。
立山信仰では、ここまでが下界で、この先は神域と考えられています。その境界の場所だそうです。

ここから急登となりますので、多くの人が休憩しています。
写真の記録時間を見ると、ここから一ノ越(標高2,700m)まで20分弱かかっています。

 



一ノ越山荘とその背後には浄土山、その先に龍王岳が見えます。
 
浄土山の南峰をズームアップして撮ってみました。







南方向、遙か先に見えるのが「笠ケ岳」(標高2,897m)、その左側は穂高岳、槍ヶ岳に連なって行くのです。


一の越から南東の方向、御山谷。下っていけば、東一ノ越に至ります。



北方向を遠望すると、切り立つ特徴的な鋭峰・剣岳山頂が見えます。




登ってきた西側を眺めると、陸続と登山者が登ってきます。小学生の団体が引率者に伴なわれたくさん登っていました。
北西方向には、ミクリガ池・ミドリ池がはっきりと見えます。
その先には大日岳・奧大日岳が聳えています。右の奧大日岳から尾根伝いに東に進めば、剣御前小舍に至ります。
 



一ノ越山荘の前の広場で、場所を移動しながら周囲を遠望しました。


そして、これが雄山への山道です。

雄山に達すると、まずはこの「一等三角点『立山』」に。

説明銘板によると、明治28年8月に設置されたのです。
「三角点は地図の作製を始め、様々な測量の基準として使用されるほか、地震や火山の調等に必要な地殻の変動を知る上で、極めて重要な役割を果たしています。」(銘板を部分的)
この一等三角点は、北緯36度34分21.2秒、東経137度37分02.9秒に位置し、標高2991mと国土地理院名で刻されています。


立山を中心にして、360度の展望説明の銘板があります。


  雄山からの眺望







岩の間にイワキキョウが咲いています。


眼下に雪渓が見えます。


 


    山頂の雄山神社(峰本社) 立山信仰の聖地

つづく

補遺
立山登拝道コース  :「立山黒部アルペンルート」
雄山神社 ホームページ
一ノ越山荘 ホームページ
高山植物 :「いこまいけ高岡」

   ネットに情報を掲載された皆様に感謝!

(情報提供サイトへのリンクのアクセスがネット事情でいつか途切れるかもしれません
その節には、直接に検索してアクセスしてみてください。掲載時点の後のフォローは致しません。
その点、ご寛恕ください。)


登る 立山の記憶 -1 室堂からミクリガ池、地獄谷、みくりが池温泉に  へ
登る 立山の記憶 -2 室堂平散策(ミドリガ池・立山室堂・玉殿岩屋) へ
登る 立山の記憶 -3 室堂平・ミクリガ池に映じる立山・夕日と雲海 へ
登る 立山の記憶 -4  早朝散策(エンマ台、火山ガス情報ステーション・山崎圏谷)へ





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Last updated  2016.09.23 08:58:26
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