カテゴリ:接着剤の話題
今朝、発売元よりメールにて回答があった。
要約すると、 プレミアゴールドはシリコン系の接着剤で、空気中の水分で固まるため通気性のまったくない素材同士を接着する時には塗布後10分ほど空気中で放置してから貼り合わせてほしい。 とのこと。 貼り合わせる前に(ベタつかなくなるまで)放置というのはGボンド等の溶剤型接着剤では取説に書かれている内容なのだが、無溶剤型の接着剤でもそうしろということらしい。もっとも、一方は溶剤を飛ばし、こちらは水分を吸収させ硬化反応を促進させると言うまったく違う内容である。 また、 接着剤が十分に硬化した結果、やはり剥がれるのであるならば、それはこの接着剤は期待した強度に達していないことになります。 とあったので、 PP、PE、軟質塩ビ用と書かれているが、具体的にはどんな用途を想定しているか、他にそれらの素材に向いた接着剤はあるかをあらためて問い合わせ中。 パッケージには「各種工作、模型工作、家具等の補修に」と書かれているのでなかなか曖昧だ。どれだけ力を加えても剥がれないかについてはよくわからない。想像ですが家具などの製作、棚の固定には向かないって言うことなのだろうか。 しかし、いろいろな物に使えるけど、工作向けの強度はGボンドほどではないという事になるならば、パッケージにうたわれている「スーパー多用途 超強力接着剤」 の「超強力」はいささか言い過ぎとなってしまうかもしれない。 発泡PPの接着に関しては、過去にシリコンゴム系のコニシボンド・ウルトラ多用途SUとセメダイン・スーパーXGを試したことがあり、それに準ずるかそれ以上の性能を期待(PP、PE、軟質塩ビ用って書いてあるし)していた。だから余計にがっかり度が高かったのだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.08.16 12:22:54
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