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カテゴリ:株
日銀による量的マネタリーベース目標を年に約70%増やし、毎月の国債買い入れ金額を7兆円超にして国債発行額の70%を買い入れる方針の啓示が黒田サプライズとなった。 誰にも分ることだが要は市中にお金をばら撒いて、さぁ皆さんお金をどんどん借りて設備投資なり資産購入なりしてガンガンお金を使って景気を良くしましょう、と言う事。 20年に及ぶデフレに終止符を打ってインフレにする強い決意を示したといえる。円安株高にして何としても沈んだ20年の日本を、土中に埋まっていた宇宙戦艦ヤマトが浮上した如く、物価が上昇して年金生活者が今までのような生活をレベルダウンせざるを得なくなろうと、現在の働く現役世代に頑張れば収入が増加するという環境にする必要がある。 過去の株式バブルで大損をこいた個人は、もう下がるだろうと見ている人が相当にいるだろう。所謂「羹に懲りて膾を吹く」状態。 「もうはまだなり、まだはもうなり」の格言はどちらであろうか? 11月からの怒涛の上昇は誰しも信じられないものだった。もう下がるだろう?、結構いいところに来ているんじゃないの?、こんなに上ったところを買えるか? 「買いにくい相場ほど上がる」 今は未だそれだろう。 筆者は相当な大相場になると考える。 但し、デートレはこの限りにあらず。 日経平均月足の出来高は月を追う毎に増加しており、4月今日現在までの出来高は過去10年間の出来高を遙かに凌駕している。これは典型的な上昇相場であり最近の例で2005年央から2006年4月まで9陽連となった相場に近似している。 RSI、ストキャス、MACDが過熱感を示しているが恐らく高い位置に張り付いたまま推移すると思われる。 今後の急落要因と想定するのは、 *北朝鮮の暴発(戦争となった場合、短期間で終了) *細菌テロ *大地震 *海外からの金融パニック *等々 PS:Goldは海外相場が下がっても円安の為に、国内価格はさほど下がらない。 急落要因の金融パニックが起きた場合、世界の資金はセイフヘブンたるGoldに避難する為にいずれにしてもホールドが賢明と考える。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2013.04.10 19:34:34
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