1231449 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

株と釣り

株と釣り

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Category

Calendar

Archives

2024.04
2024.03
2024.02
2024.01
2023.12
2023.11
2023.10
2023.09
2023.08
2023.07

Keyword Search

▼キーワード検索

2013.12.03
XML
カテゴリ:225先物
  コラム:アベノミクスは約束不履行の恐れ=カレツキー氏

来年の消費税増税の影響を相殺する上で最も期待されるのは大幅な賃上げであり、トヨタ自動車など一部の主要企業はその意向を示している。しかしながら、最大手級で最も高収益の企業以外にそうした寛容さが広がる兆しはほとんど見られない。日本経済新聞が11月最終週に公表した調査によると、内部留保を給与の引き上げに充てると答えた企業は7%にとどまった。日経新聞によると、内部留保が6900億ドルと過去最高水準に積み上がっているにもかかわらず、大半の企業は「賃上げに慎重な姿勢を維持」している。大半の予想では、来年の春闘での平均賃上げ率は1%前後と、インフレ率にはなんとか追いつくが、消費税増税の影響を相殺するには不十分な水準にとどまりそうだ。

もちろん、日本経済を取り巻くこれらすべてのリスクを金融緩和が圧倒する可能性はある。金融市場が現在示唆しているのはそうした姿であり、市場のメッセージを無視することは禁物だ。しかし、金融市場の予知能力を信じたいなら、日本に対して強気に傾き過ぎるより、ウォール街やロンドン、香港、フランクフルトで拡大する楽観論に留意する方が安全なように見える。

 こういう記事を読むと株を売買する我々は売りたくなるのが常ではあるけれど、まともに信じたくもなく裏を読みたくなって、ひょっとして売らせておいて外人勢は陰でシコシコ買っているのでは?と思ってしまう悲しいサガがモロに出る。

さて、アベノミクス効果があったとメディアは喧伝するが、末端の景況感を見聞するに全くその恩恵に浴していないと筆者はみる。

消費税増税前の駆け込み需要もほぼ一巡した感があり、来年4月以降の消費動向が気になる。給料も年末の賞与も大してアップしなければ消費者は益々少しでも安い物を探すのを止めることはないし、ジリジリと目に見えないところで値上げされているのに気付いているはずだ。

卑近な例だが、家内は紙とかポリ袋のオタクでして、例えばティッシュペーパーの値段や内容枚数に非常に敏感であり、家内によると同一メーカーのティッシュが値段は以前と変わらないが枚数が減ってきているそうだ。

また市指定のゴミ袋が以前より持ち手のキワが直ぐに切れてしまって薄くなっているのでは? と申すのでマイクロメーターで測定してみると0.2mmであり、袋に記載された表示の0.3mmより0.1mm薄くされている。

原材料の値上がりから分りにくいところで材料を徐々に減らしており大量かつ必需系の物が実質的に少しずつ値上げされてきている。

一般市民には縁が薄い高級品は、株価の上昇と共に売れ行きが好調を持続しているが、一億総中流は大昔の話であって、現在は大多数が普通か貧乏か、極く少数が大金持ちの二極化が顕著となっている。富める者はますます富み、貧しき者はますます貧する世の中となって、嫌な世の中だ。

日銀がコラムにあるように、糊しろは大して残されていないが更なる金融緩和を進行してストップ・ザ・デフレ(実際はストップしている)そしてインフレ誘導を図るのは間違いのないところであり、さすれば年金受給の老人や安月給の者達は以前よりお金の価値が下がったのを実感するのは遠くない。

その時に物価上昇に耐えられるのはあれしかないでしょう。但しインフレに連動するものでは株もあるのも忘れたくはございません(笑)。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.12.04 23:29:22
[225先物] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.