シニアワインエキスパート(SWE)の
試験対策をブログネタにするという
シリーズものの、第28回目です。
シニアの二次試験では、
ちょっと知らない品種が出ます。
オーストリアの
グリューナー・フェルトリナー
スペインのアルバリーニョ
等々。
ボクはどちらも飲んだことないです。
そんなワインは山ほどあって、
適切なテイスティングコメントさえ
書ければ良しとするわけですが、
それでも、試験対策として、
飲んだことの無いジャンルを
今のうちに経験することで、
『レセプター』を作っておきたい。
そんな感じで、このひと月で、
自分で飲むワインは、
『日本ワイン』
『ガメイ』
今まで避けてきたワインを
飲むことにします。
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シニアエキスパートの一次は
73問中、日本ワイン関連8題、
日本酒関連7題が出題されました。
(『日本酒』も二次試験で
意識する必要が有りそうです)
この流れを意識するべきでしょう。
それ故、個人的二次対策として、
まず飲むワインがこちら↓
2015KOSHU シャトー酒折
GI Yamanashi
二次試験で原語で書けと言われたら、
甲州 山梨 と書けばいいのですが、
アルファベットでという指定なら、
Koshu、Yamanashiなんですね。
ひっかけ問題になりそうです。
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『ちょっとまじめ』流に考えると、
甲州は『スッキリ系』
テイスティングコメントを
スッキリ系に寄せて書きます。
”外観”
澄んだ
輝きのある
レモンイエロー
淡い
やや軽い
若い
”香り”
控えめ
レモン
リンゴ
キンモクセイ
すいかずら
アカシア
パン・ドゥ・ミ
石灰
丁子
ヨード
若々しい
”味わい”
やや軽い
まろやかな甘み
爽やかな
穏やかな苦味
コンパクトな
やや軽いアルコール
やや短い余韻
ミネラル感のあるフレーヴァー
フレッシュ感のある
温度⇒8~10℃
小ぶりのグラス
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正直、”香り”部門の
ヨード、丁子、パン・ドゥ・ミ
は理解できていません(笑)
でも、書かなければいけない。
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テイスティングコメントを暗記して、
パターン化して羅列する。
こんなやり方に意味が有るのだろうか?
そう思う人もいるんじゃないか?
でも、ボクはこれでいいと思います。
理由は、
『学問とは真似る事』
と思っているからです。
学問の頂点に立つ人は、
クリエイティブであって欲しい。
でも、今からその世界へ入る勢は、
まずは先人を真似ることです。
ワインエキスパートは修士課程
シニアは博士課程です。
博士をボクは持っていませんが、
比較的若いうちに取る称号で、
学生の延長という認識です。
博士を取った先もまだまだ長い。
シニア資格も同じです。
シニア資格はゴールじゃない。
中間地点でもない。
どちらかと言うと入り口に近い。
ならば謙虚に『真似れば良い』。
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二次対策から少し離れて、
今回のワインについて語ると、
やはり日本のワインは、
『飲むに値せず』
安っぽく感じる甘さ。
ボクの感覚では『人工甘味料』
日本のワインには常に
この感覚が付きまといます。
勿論、これは個人的好みです。
美味しい日本のワインも、
『探せば』あります。
でも、わざわざ探さなくても、
美味しい事を知っているワインは、
世界に沢山あるんですよ。
ボクはお酒に強くない。
飲める量に限度があります。
一生でそんなに多くのワインは
ボクは飲めないと思っています。
だから、飲むワインはこだわります。
そんな中で、
日本のワインを飲む理由が、
現時点では『試験対策』
以外には見出せない。
本当に本当に、ぶっちゃけの意見です。