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2006年11月09日
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カテゴリ:雑学
絵画の作者、ルネサンス期の作者なんて特に考えさせられます。


そんな昔に描いた絵がなんで作者判別できるの??


そうなんです。後世に名を残すほどの有名な画家なら当然偽名を語ることもいるはずです。
事実そういった絵はたくさんあります。
昔はサインという考え方(brandingはほんの2,300年前からの話だったと記憶しています。嘘かも)
も希薄だったため、どれが本物か、ということを見つけるのは非常に困難です。


そこで、現在の芸術関係者、研究者、学者はどうしたか。


逆の発想です。


例えば、ジョットというルネサンス期の画家がいます。
彼の絵の特徴はビザンチン様式にはなかった、奥行きを用いた3次元的な絵を描き始めたとされる画家です。
彼の絵の判別は、当時の年代の中で3次元的手法を使っており、スクロヴェーニ礼拝堂の壁画(彼の作品だと確実であるもの)に似た筆跡のもの、というのが基準となります。

つまり、現存するジョットの作品の特徴がに見合ったものが、ジョットの作品と認められるわけです。

ここで逆転が起こります。
たまたま現存し、確実にそれだといえるジョットの作品が前提となり、
ジョットの作品が彼自身のの他の可能性を排除するのです。


「彼の現存する作品は手法Aを使っている」
という前提から
「手法Aを使うから彼だ。他は彼ではない」
が派生しているのです。

こういった危険は考古学一般に備えているものであるので、気をつけねばいけません。



☆「ちょっと脇それ」
ちょうど僕の専攻する経営学にも経路依存という似た考え方があるのでどの学問にもあるのでしょう。
経路依存とは、ある方針を採択したら、次の革新的な方針にいたりにくくなる、というものです。
経営学的にいい例はqwerty配列(PCのキーボード配列)
他分野に拡張すれば、ルネサンスまで変わらなかった天動説もそうだし、
アインシュタインまで変わらなかった古典物理学も似たようなものだと思います。



勉強になりましたか?
べろべろに酔った状態で書いたので文責はありません。誤字も脱字もしりませーん





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最終更新日  2006年11月09日 23時44分51秒
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