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アウトドア親爺の徒然日記

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まるのんちゃん777

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2019.01.30
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カテゴリ:季節


1月30日(水)

今日から節分の日まで、
24節気の末候である「鶏始乳(にわとりはじめてとやにつく)です。

鶏が春の気配を感じて産卵を始めるということを表わしています。
今では一年中産卵しているようですが何故でしょう。

鶏も元々は野鳥です。  飼い慣らして家禽にしたものですね。
他の野鳥と同様、本来は冬の寒い時期には卵を産まなかったのでしょう。

品種改良や養鶏技術の向上により、今では年中卵を産むようになりました。

さて、この「鶏始乳」は、
11月8日の立冬から始まる冬季の最後でありますが、
「略本暦」による24節気・72候の最後でもあります。

即ち、24節気・72候の暦の上では一年の締め括りとなります。
2月4日の立春をもって新たな一年がスタートするということですね。

旧暦のお正月もだいたいこの辺りです。
今年は翌日の2月5日となります。


稚児ヶ淵の横の遊歩道を通り、江の島岩屋に到着しました。
この遊歩道は高架式になっていて、潮の満ち引きに関係なく通れるようになっています。

岩屋橋と名付けられています。

一昨年の台風21号の高潮などによる被害で、激しく損傷激しましたが、
きれいに修復され昨年のGWに合わせ安全に行けるようになっていました。

公開されている岩屋は奥行152mの第一岩屋と、奥行56mの第二岩屋から成ります。

下の写真は第一岩屋の入口の部分です。
このトンネルは天然の洞窟ではなく、人工的に掘った臭いがします。

以前は稚児ヶ淵から続く岩棚沿いに、
道が付けられていたのではないかと推察されます。





右手に曲がると第一岩屋本体が見えてきました。





横穴を抜けると正面はこのようになっています。

水溜りの中に歌碑が立っています。
与謝野晶子が1911年(明治44年)に詠んだ江の島の歌が刻まれています。

「沖つ風 吹けばまたゝく 蝋(ろう)の灯に 志づく散るなり 江の島の洞」





そばにはこのような説明書きがありました。
江の島と岩屋の生成過程の概略が書かれています。





江の島は割と柔らかい岩で出来ていて、
相模湾の荒波で削られ小さくなってきているそうです。

次第に小さくなり、遠い将来には消滅してしまうかもしれませんね。

また、断層のような弱い部分が波で浸食され、岩屋のような洞ができたそうですよ。
公開されている岩屋以外にも、洞は複数存在しています。





説明書きが幾つかあります。
しかし岩屋の内部が暗くて、その場で読むのはかなり困難でした。









入り口方面から与謝野晶子の歌碑の裏辺りまで、このような景観が続いています。
かなり大きく浸食されています。 





第一岩屋の奥はとても暗くなっていますので、
ここで手燭を借りて、その灯りを頼りに進みます。





歌碑に刻まれた与謝野晶子の歌そのものです。
明治時代も手に持った蝋燭の灯りを頼りに岩屋に参詣したのでしょう。

とても良い演出ですね。
しかし混雑時には危険なので、蝋燭の貸出しは中止する場合もあるそうです。





第一岩屋はここで左右に分かれます。
順路に従ってまず左側の洞窟へ進みます。

このような石仏などが幾つも置かれています。
この石像は八臂弁財天座像のようです。

一昨年の台風21号の時は、
高潮のために岩屋の中まで海水が流れ込み大きな被害を受けました。

台風前の岩屋の情況には、まだ完全には戻っていないようです。





第一岩屋は、古来江島神社の本体そのものでした。
江島神社の信仰はこの場所から始まったのです。

当然のことながら、
昔は江の島弁天橋も江の島大橋もなく、参道も整備されていませんでした。

道なき道を重い石仏を担いで、この岩屋に運び込んだのでしょう。
江島神社に対する信仰心の篤さが窺えます。

この先は明日以降の日記です。






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Last updated  2019.01.30 17:54:54
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