野外美術展『どうぶつの森』
2010 5月5日(祝) AM10~PM3:00
うつのみや文化の森( 宇都宮美術館周辺の庭園 )
主催 こどもフェスタIN文化の森2010実行委員会
共催 宇都宮美術館 宇都宮美術館友の会
稲葉友宏 「星の詩」
よく見ると、からだぜんたいの構成要素が「五芒星」になってるみたいです。
やがて身体の先端から天に向かって昇華するように、溶け解体しながらほぐれて行きます。
作者の中井章裕さんは、自分自身の存在を「うさぎ」にたくしながら制作を続けてます。
彼にとって「うさぎ」とは、身につけるぴったりフィットしたスーツみたいなもん、らしい。
背中にはファスナーがついていて、背骨に沿って大きくぱっくり割れてます。
彼が脱ぎ捨てた「ぬけがら」みたいです。
高橋賢悟さんの 「やもり」
都内の御徒町駅から上野駅に向かう地下連絡通路には、こんなリアルな高橋さん制作の実物大のやもり作品が、200ぴき以上も群れを成して、この4月から来年3月までの1年間もの期間、展示され続けています。
あちら方面にお出かけの際は、寄って見てくださいね・・・台東区の奨励賞、受賞記念の展示なんだとか。
高橋・中井・稲葉の3人の作家とも、二十代半ばのポテンシャルを秘めた未知数の存在。
これからどんな世界を展開して見せてくれるか、楽しみです。