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仕事がひとつ(自分としてはふたつ)山を越えた。
ふう、事件は山を越える直前に起きた。 金曜日に、自社製品の発表と同時に製品に関するセミナーをウチの会社の社長が行った。主催は某保険会社で、御茶ノ水の本社ビルのホールにて行った。 製品の仕上げとセミナーの準備とで、もう魂が抜けるほどキリキリ舞していたのだけれど、ウチの社長もそのセミナーに100パーかかりっきりなんてわけにいかないから、もうギリギリにいろいろ仕上がって。 前日は、夜9時からリハ、資料準備とかになった。私は、ムスコを迎えにいってご飯を作り、急いで食べたところで夫帰宅を待ち再出勤。ぎりぎり9時をまわってしまうくらいには出れた。 最出勤するのは初めてではなく、前回のプロジェクトの架橋時にも、最出勤そして朝までというのを数回やった。 夫もいるし、なんてことはないと思ってたんだ、私がつらいとかじゃなくて、むすこにとって、ね。 そしたらば。 こんな日に限って「ママ、行かないで。」「さびしい。」って言い出した。 ま、それでも、今までも大丈夫だったし、夫も居るし。 「ごめんね、でもママが居ないとできない仕事なんだよ。だから、行かなくちゃならないんだよ。パパがいるから大丈夫だよ、ぱぱと一緒にねんねしててね。」と言って、出かける支度を始めた。 玄関まで見送ると言って、ついてくる。 「ぼくも、行く。お仕事、見てる。」という。 玄関で一緒にくつをはく。「階段のところまで行く。」という。 二人で、エレベータホールまで一緒に行き、エレベータから手を振る。ああ、切ないなぁ、、、なんて思いながら。 駐車場で車を出す前に、会社に少し遅れるという連絡をいれようと、ケイタイを操っていたら、遠くから、「ゎぁん・・・ぁぁぁん・・・・」という声が聞こえたような、、、ちょっとエントランスに戻ってみると「わああああんっっっ、、、、さみしーーーよーーーーーっ!!!」と大声で泣きながら、自動ドアの向こうから飛び出してきた、むすこが。もう、マンガみたいに。ドラマ以上に。 全力で飛び出してきたムスコをぎゅっと抱きしめる、ごめんね、でも今日は行かないと。今日だけは行かないと。と思いながら、涙がでた。「なにやってんでしょうね、私は。この働き方は。」と。 実は、先週水曜の遠足も私は休めず、夫に頼んだ。 楽しそうだったけど、やっぱりお母さんの参加率の高いのが実情。 いつもいつも、保育園に送っていくと、見えなくなるまで手を振ったり、最近になってまた「だっこして、握手して、もう一回だっこして」と離れられないむすこ。 沢山沢山、ガマンさせてんだ。 兄弟もいないし、祖父母も離れて暮らしてるし。 いろんなパターンがあると思うんだよ。 子が、 親と離れても元気に生きるタイプ 親から離れたくなくって、離れるとしょんぼりするタイプ と親が、 俄然キャリア大事、社会に出ることが大事というタイプ 家庭が大事、子育てが最重要というタイプ この2組ずつを組み合わせると4パターン。 んで、ウチの場合、子は親から離れたくないタイプ。 親は。実は、キャリアと子育てで揺れている。 これが一番よくないんだよね。子にも、会社にとっても、家庭にとっても、配偶者にとっても。大迷惑。はっきりしろ!と。 これまでは、自分が揺れつつも、「子は親と離れていても、大丈夫」という感があった。または、どちらかの親がいれば大丈夫、あと保育園では保育者がいるし、祖父母が見てくれるときもあるし。と。 でも、バランスの問題もあるとはいえ、やはり「母親」が重要ってことはあるんじゃないか。 それは言い訳だとしても、やっぱり「なにをさておき、仕事をしていたい」ということで、子どもを犠牲にしている、みたいな気にならないのかもしれない。自分が割り切っていないから、今回こんなに悩むことになったのかもしれない。 先に、親から離れたくない子ども、というところがあったけど、多分表だって病弱だとか、破壊的(精神状態の現れとかで)だとか、だとしたら、迷わず、辞めるんでしょう。でも内的な(性格的な)こととかだと、むつかしい。 逆に、親が、経済的に、とかシングルなので、とかだとしたら、迷わず犠牲とか言ってる場合じゃなく働くわけでしょう。 なにしろ、今の自分は、大問題(大迷惑)ものだってこと。 ものすごく悩むことになったってこと(もともと、8:2くらいで働きたいと辞めたいという気持ちが混在していたんだけど、今回6:4くらいになったってこと)。 だけど、働くということにも未練があるってこと。 どっちかに10:0にならない・・・。 考え方の転換が必要なのか、それとも10:0にすることが必要なのか。 状況によって、働くスタイルを変えることが必要なのか(今の状況だったら、もっと稼動を下げて、責任も軽い勤めをするとか)。 ものすっごいグルグルしてる今日この頃。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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