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カテゴリ:トホホなこと
バスの中で泥棒に出くわしました。 そして、その泥棒に「死ね」と言ってしまいました・・・。
経緯を聞いてください。
今日は4時頃から大雨が振り出しました。 少し残業をしたのですが、どんどん大降りになりそうなので、早めに切り上げました。 新しい靴を履いたわけではないのに、両足靴擦れになったからです。 イライラ
外に出ると、道端にタクシーを待つ人が何組かおり、僕も待っていたのですが、20分近く待っても来ないため、諦めてバスで帰ることにしました。 イライラ
大雨の中バスを更に20分ほど待ち、超満員のバスに乗り込みました。 バスでは濡れた傘を人の服についてたりするのをまったく気にしないのにムカつきました。 イライラ
1.そのまま終点まで乗って普段通り地下鉄で帰るか、 2.バスを乗り換え、少し歩き、始発に乗り家の最寄駅まで帰るか、 の選択を考え、なるべく歩かなくていい、2を選択しました。 が、途中であり得ない水溜りに足を突っ込み、膝下くらいまでびしょびしょになりました。 イライラ
そこでも15分くらい並びました。 座れるか座れないかギリギリのラインにも関わらず、どさくさに紛れ、割り込みするバカがいるのを見かけました。 イライラ
何とか座れました。 が、満員にも関わらず携帯電話でイヤホンをせずに音楽を聞いてるバカがおり、しかも気持ち良さそうに歌ってました。 イライラ
↑こんな感じで、バスの中ではもう既に行き場のない怒りが煮えたぎっていました。
しばらくして落ち着き、 ウトウトしていました。
が、 ふと殺気がして、 目を覚ますと、 イスの真左に置いていた僕の傘を、 30代後半くらいのおっさんがおもむろに持って行こうとするところでした。
? 一瞬何が起きたか分かりませんでした。
あ、泥棒だ。
ジウ:「おい!何してんだよ!」 と大声を出すと、 そのおっさんは一瞬ビクっとなり、 おっさん:「あ、間違えた。」 と言いました。
ジウ:「は?何間違えたって。その傘、アンタのじゃないだろ。頭おかしいのか。」 おっさん:「間違えたって言ってるだろ!」 ジウ:「間違えたって?じゃあ、アンタの傘を見せてみろ。」 おっさん:「・・・。」 ジウ:「どこに傘があんだよ!バカ。死ね!」
死ね!と言ったときには、おっさんはそそくさと降りて行ってしまいました。
あー。ムカつくなー。 まったく、ろくなことがない一日だ、と思っていました。
が、ふと我に返り思いました。 死ね! は、いくらなんでもひどかったかな。と。
あのおっさんは確かに泥棒だったけど、 明らかに僕の真横に置いていたけど、 もしかしたら誰かの忘れ物だと思ったのかな。と・・・。(可能性は限りなく低いですが、何でも自分の都合のよいように解釈する人たちだと思うので。)
とにもかくにも、ちゃんと僕が手で持ってなかったのが悪かったのかな。と・・・。
中国語は、日本語と違い、他人を罵る言葉が信じられないくらいたくさんあります。 しかもその表現方法も直接的で、汚く、ひどい言葉がたくさんあります。 街中やお店、テレビなど・・・日々実に多くの場面で、中国人同士がそういう言葉を駆使し、ケンカしている現場を目撃します。
そんな中、自分もいつの間に、そういう表現を何の躊躇なく、使っていたのでした。 確かに時にはケンカも必要です。 でも彼らが汚い言葉を使うからと言って、自分がそうしていい理屈にはなりません。 むしろ、理論立てて相手を説き伏せることこそ、スマートだと思っていました。
中国に来て1年。 最近、本当に口が悪くなっています。 ダメですね。
もっと心穏やかに過ごそう。 そう反省した一日でした。トホホ。 ↑あなたのワンクリックにより、ワタクシは自己満足にどっぷり浸れます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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